[CML 054433] 「おらおらで ひとりいぐも」だ桃子さん若竹千佐子河出書房と
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2018年 12月 4日 (火) 21:40:23 JST
「おらおらでひとりいぐも」
<https://www.sankei.com/life/news/180117/lif1801170012-n1.html> 若竹千佐子
<https://jisin.jp/life/living/1595445/> 河出書房新社
<http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026374/>
近藤和子さんから教えてもらった。芥川賞もの。わしとほぼ同年の夫をなくしたひとの作。あれれ、国立二期校のあと臨時教員という境遇も、わしと同じ。川口図書館で半年も待った。浦和は一年待ちなんだよ、すこぶるなよだよ人気作。
*最初の一頁で、涙。すこし進んで「オラダオメダ、オメダオラダ」、ジャズを踊る姿にわー。再度一頁に戻って涙。いったい何回、涙があふれたことだろう。*
心の声、小腸の柔毛突起の言が呼びかける。うう。
*70代の桃子さんは、負けてはいない。自由だ。夫を失って更に自由だ。革命的転換だ。転んでも歩いていく、そだっっっ。*
玄冬小説、青春小説の対極なんだと。そんないいよう、あったよな。
*宮澤賢治の**「永訣の朝」にある「Ora Orade Shitori egumo」
<http://www2.odn.ne.jp/~nihongodeasobo/konitan/eiketsunoasa.htm>*
、嗚呼これも忘れてた半世紀。衝撃の小説、というか詩の躍動があるのだ。
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大山千恵子
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