[CML 053504] ブラックボランティアは小学生も募集対象!? シニアは熱中症で倒れるから積極的に募集しない!?
Yabuta Tohru
ynntx at ybb.ne.jp
2018年 8月 24日 (金) 12:37:54 JST
藪田です。
世の中は、オリンピック翼賛体制一色。NHKは、朝から晩までオリンピック賛美の放送、CMも流されています。
東京オリンピックのから騒ぎには、賢明なる皆さんはいい加減にウンザリされていると思う。
東京オリンピックは、一商業イベントにもかかわらず、あたかも公共性とアマチュアリズムの象徴のようなスポーツイベントのように惑わされている。
誰もほとんど関心をもたない国民体育大会のほうがずっと公共性のあるスポーツイベントであるが、それはこっちに置いといて。
さて、東京オリンピックについては、10万人に及ぶボランティアが、招請されているが、基本的に無償なのであります。
歴史的イベントに参加できるなんて素敵。ボランティアだから無償で当たり前と思わされている。小学生まで、沿道の旗振りなどに動員しようと目論んでいるらしい。
しかし、東京オリンピックでは、スポンサー企業から4000億円に及ぶ金が集まっていると予想される。
電通、JOC、IOCオリンピック貴族(マフィア)、スーパーアスリートのみが、4000億円の恩恵をこうむるのだ。ロスアンゼルスオリンピック以来、商業主義の色合いは年々濃くなり、
今回の東京オリンピックで、さらに色濃くなっていると言われている。
著述家の本間龍氏は、商業主義の一方でただ働きさせられる、ボランティアから東京オリンピックを批判した本『ブラックボランティア』を著述した。
オリンピック報道は、現在「オリンピック批判は許さない、しない」を実質マスコミの新聞から放送まで、報道管制にちかい状態にある。『ブラックボランティア』が、その一角をくずしてくれると期待したい。
あと東京オリンピックの入場券、最高額は開会式の28万8000円だって国民をバカにしているよね。
***********************************
以下引用
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/428909
ブラックボランティアは小学生も募集対象!? シニアは熱中症で倒れるから積極的に募集しない!? 国家総動員する新たな搾取システム~本間龍氏 講演会 in 高崎 東京五輪と電通 そのつながりとは 2018.8.4
2018年8月4日(土)群馬県高崎市Spectrumにて作家・本間龍氏の講演会「東京五輪と電通 そのつながりとは」が行われた。
冒頭では、ある大学にて80%が「東京五輪のボランティアに参加したい」と言っていた大学生が、本間氏の講義を聞いたあとは0%になったという話題からスタートした。
東京五輪ブラックボランティアではどういう人を募集しているのか?組織委員会のホームページを本間氏が解説したのだが、よく読み解くと驚くべき内容が募集要項に記載されている。なんと「児童・生徒」の欄には「小学生」とはっきり記載されている。
本間氏は「学校に人数を割り当てて、マラソンや聖火ランナーが走っている横で、旗を振っている子ども、あれがボランティアです。あそこに駆り出されるんです」「積極的に募集対象に小学生まで明記されているのに、満18歳以上とは記載されているが、『シニア』の記載がない。なぜか?熱中症で死んじゃうからですよ」熱中症で重篤になる危険度が高いのは、65歳以上だということを組織委員会は知っていて、責任回避したいがために記載しないと本間氏は語る。
そうした危険性がある真夏の灼熱の東京五輪に、小学生を駆り出そうとしているわけである。子供でも、当然、熱中症になりうる。自分自身の自発的な意志で参加の可否を判断するのが難しい小学生を「駆り出す」ことを「ボランティア」と呼べるだろうか。
スポンサー料は未公表だが本間氏の見立てでは、大会組織委員会の収入は総額4000億以上、スポンサー50社の窓口を独占している電通はそれの20%の800億円以上のマージンを得ているようだ。
招致委が提出した立候補ファイルでのスポンサー見込み金額は920億円だった。しかし、2018年4月現在の時点で集めたスポンサー料50社・4200億円、すでに4倍以上に達している。ボランティアを有償にすれば、10万人に日当1万円×20日間=200億円の経済効果になる。
本間氏は、国民の反発をまねかずいろんな美辞麗句を重ね、国民を無償で働かせるこの新たな搾取システムを「国家総動員体制」だと指摘する。
---
このEメールはアバスト アンチウイルスによりウイルススキャンされています。
https://www.avast.com/antivirus
CML メーリングリストの案内