[CML 053370] 「常磐の木」金子文子と朴烈の愛ものがたり...キム・ビョラが書く
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2018年 8月 10日 (金) 07:25:41 JST
「常磐の木 金子文子と朴烈の愛」 <https://chateaudif.hatenadiary.com/?page=1527257682>
キム・ビョラ
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%A7%E3%83%A9>
同時代社 <http://www.doujidaisya.co.jp/book/b355647.html>
題名の「常磐の木」は、文子が好きだった木。
韓国の女性作家が描いた愛の物語。ありがとう。
地震からあとの頁は、涙が止まらなくなる。
216頁、*文子が裕仁の特赦状を破る場面は圧巻。*上司に叱責された刑務所長は、記者に嘘っぱち天皇制美談を語ったと。
----------- 目次 ------------------
未熟な告白
どこにもいない子ども
つらい愛
虐待
傷ついた悲しい民族
空の下最も重いもの
不逞鮮人
ある暗い夜の野良犬のように
俺は犬ころだ
不穏な巣
虚無が虚無に
ただ反逆するということ
足元の亀裂
地震
指先がかすめるほどの距離
最後の口づけ
裁判
恩赦そして陰謀
名もなき小草
十九回目の夏が過ぎて
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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
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