[CML 053355] 五輪旗の下は「ブラック・ボランティア」 本間龍かく角川新書

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2018年 8月 8日 (水) 21:38:08 JST


「ブラック・ボランティア」 <http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56714> 本間龍
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/a9a6025277d2267da138227e23976d54>
角川新書 <https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000064/>

2020年猛火の、じゃなかった猛夏のオリンピック。

ほんとかよと思ったら、アスファルトを新製品にしますとか企業フレンドリーBUT意味なし対策で決行しようとしてる。地獄への道。

鵜飼哲のミニパンフが最良だと思うが、いかんせん書店にない。そーゆー点で角川新書、ほめてあげよう。ぱちぱち。

-------- 目次 *緑字 赤字は 千恵子メモ* ------------------

はじめに 酷暑下で展開される未曾有の「やりがい搾取」

*第1章 10万人以上のボランティアをタダで使役*
無償ボランティアの根拠は何か
なりふり構わぬ学徒動員計画
驚愕の「中高生枠」
薬剤師も無償で調達で大騒ぎに
高齢者は募集対象外?
半世紀以上前に否定されていた夏季開催
19年ラグビーWCまでも無償ボランティアで
長野五輪のボランティア

*第2章 史上空前の商業イベント*
商業化は84年のロサンゼルス五輪から 63 *1業種に1社制 へー、そんなんあったんだ 52 商業化はロス五輪から うん それ覚えてる
ぜんぜんオリンピックじゃない気配になった*
IOCと五輪貴族を支えるスポンサーシステム
一業種1社の原則を捨てた東京五輪
組織委の不明朗な体質
パブリックビューイングを開けない「スポンサーファースト」 *83 壮行会もできない PVうんぬん詐欺師の手口か?*

*第3章 ボランティアの定義と相容れない東京五輪*
そもそも「タダ」という意味ではない
五輪運営費の内訳に対する疑念
巨額のスポンサー料をなぜ開示しないのか

*第4章 東京五輪、搾取の構造*
無償ボランティアがオリンピック貴族に貢ぐ構図 *118 年収200万の貧民が、平均給与1200万の電通社員の奴隷になるってか? ボーナス別計算ね*
「やりがいPR」で再び炎上
無償ボランティアになるためにカネを払う? *126 感動詐欺!やりがい詐欺!!*
さまざまな有償ボランティア

*第5章 なぜやりがい搾取が報道されないのか*
「全国紙全紙が五輪スポンサー」の異常
組織委の「核心的利益」を追及しないメディア
メディアの東京五輪報道は原発プロパガンダと同根である
電通を批判できないメディア

*第6章 問題を伝え続けること*
5万人がリツイートした無償ボランティア批判
大学で講義をしてみると

*終章 21世紀の「インパール作戦」 やめてくれ夏の東京インパール オリンピックで死人が出るぞ*
東京五輪とインパール作戦の相似性
外国人観光客の熱中症で病院はパニックに
組織委はボランティア全員を有償とせよ



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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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