[CML 053316] IK改憲重要情報(267)
河内 謙策
kenkawauchi at nifty.com
2018年 8月 3日 (金) 18:17:27 JST
IK改憲重要情報(267)[2018年8月3日]
私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。
(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884
河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
http://www.southcs.org/
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(以下の見解は、河内の見解です。市川の見解は必らずしも河内と同一ではありませ
ん。御了解ください。)
中国情勢を理解し、検討するために
中国情勢が目まぐるしく動いています。それを理解し、検討するための論文を集め
てみました。言うまでも無く、それ以外に素晴らしい論文が存在しないという趣旨で
はありません。また、以下の論文に私が全面的に賛成という趣旨でもありません。
*宮崎正弘「瀕死の習中国」『夕刊フジ』7月31日号以下に連載
ネットでも見れます。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180731/soc1807310006-n1.html
宮崎正弘氏は、米中貿易戦争は米中100年戦争の一環であり、それは、
紀元前5世紀の古代ギリシアにおいて、デロス同盟(その中心がアテネ)VSぺロポ
ネス同盟(その中心がスパルタ)が争ったペロポネソス戦争に比すべきものだ、と主
張するのです。
*矢板明夫「私が中国を批判する理由」
『正論』9月号
矢板氏は、産経新聞の記者です。矢板論文が優れているのは、中国の民衆運動を彼
なりに俯瞰する絵を描いて見せているからです。
矢板氏は、中国共産党と戦っている
グループが3つあると言います。第1のグループは、共産党の長老たちのグループで
す。第2のグループは、人権派弁護士等の知識人グループです。第3のグループは、
一般民衆のグループです。そして、「一般庶民の叛乱が、政権側も一番神経を尖らせ
る問題となっています」と述べるのです。
*石平「習近平独裁に異変!」『WiLL』9月号
石平氏は、日本に帰化した著名な中国研究家。石平氏は、習近平には目立った業績
が無い、飛びぬけたカリスマ性もない、毛沢東の影がちらつく習近平に民衆は、恐怖
と嫌悪を感じている
と述べています。
石平氏は、習近平はトランプの「本気」を見誤ってしまった、今なおアメリカとの
妥協点を探ることができずにいる、と分析しています。
石平氏は、2022年の共産党大会で引退に追い込まれる可能性がある、と述べていま
す。
*河添恵子「赤い皇帝三代に仕える王
滬寧の正体」『WiLL』9月号
河添氏は、著名なノンフィクション作家です。河添氏は、2002年以来中国共産党中
央にいて、江沢民、胡錦濤、習近平に仕えた「知恵袋」=王滬寧に焦点をあて、今ま
で誰もが本格的に論じなかった彼の正体をあばきだすのです。
王滬寧は、プラグマチスト・マルキストで、しかもスパイの親分であったベリヤや
康生の系譜をひく人物のようです。
日本の政治家などは、いかに子供っぽい存在であるかが、よく分かります。
6.12米朝共同声明で、日本の政治家の多くが騙されたのも当然だったというべきなの
でしょうか。
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以上
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