[CML 053313] 表の沖縄戦と裏の沖縄戦

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2018年 8月 3日 (金) 09:30:23 JST


みなさま

きのうポレポレ東中野で
『沖縄スパイ戦史』と『国家主義の誘惑』見てきました。
どちらもトークつきだったので、10:30-15:30
の長いダブルヘッダーでした。https://www.mmjp.or.jp/pole2/
沖縄戦が映画になって超満員になることは予想されなかったそうです。

>>
第二次世界大戦末期、米軍が上陸し、民間人を含む20万人余りが死亡した沖縄戦。
第32軍・牛島満司令官が降伏する1945年6月23日までが「表の戦争」なら、
北部ではゲリラ戦やスパイ戦など「裏の戦争」が続いた。
作戦に動員され、故郷の山に籠って米兵たちを翻弄したのは、
まだ10代半ばの少年たち。彼らを「護郷隊」として組織し、
「秘密戦」のスキルを仕込んだのが日本軍の特務機関、
あの「陸軍中野学校」出身のエリート青年将校42人だった。
<<
http://www.spy-senshi.com/about/

当時15-18歳のゲリラ部隊少年隊員も今生きていれば、88-91歳
生き残り証言者もわずか、カメラを向けられるのも最後のチャンスです。

そのチャンスに挑んだのが、2人の女性ドキュメンタリスト、
三上智恵は、沖縄本島北部に立てこもったゲリラ部隊「護郷隊」をトレースし、
大矢英代は、八重山群島でのマラリヤ事件をトレースしました。
取材の多くは、事件の現場。被害者が育ち、いまも遺族が暮らす村々です。

文書として残る資料の多くは、
中野学校俊英の隊長たちが書き残したものでした。
隊長たちは生き残り、一生を隊員たちの追悼にあたりました。
編集中にうなされる監督たちの枕元には、青年将校が立っていたそうです。

  ni0615拝




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