[CML 053296] 一葉は「炎凍る」と恋もよう 瀬戸内寂聴・岩波文庫
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2018年 8月 1日 (水) 08:05:24 JST
「炎凍る 樋口一葉の恋」
<https://blog.goo.ne.jp/12240106/e/da2c499c1c3bc7d126224a4ea955c982> 瀬戸内寂聴
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/3e635d908f036c0483ec8fde3e9a6e54>
岩波現代文庫 <https://www.iwanami.co.jp/book/b256202.html>
なにしろ明治時代の文体。樋口一葉のは、むずかしい。
30年くらい前に金子文子を描いた寂聴本を読んでから、本人のを読んだら「ばっちり」感動した過去があるので、いちおう読んだが、どこが炎凍るのか不明。
貧乏で有名だが、違った面を丹念に追っている。
<http://www.chihoujichi-center.jp/jichiro-fukuoka/main/book/books_20.html>
日本最初の、職病女性作家という点で興味深い。
73 15歳で戸主となる
178
芸術の神。恋、健康、富、家族の団欒などの犠牲を捧げなければ、芸術家としてのキップを渡してくれない。うーん、一般人のわしには遠い。寂聴も芸術家だもんなあ。
瀬戸内いわく「一葉は小説家である前に天性の詩人であり、詩人である前に、ひとりのなまなましい若い女であった」 ふーむ。なんとなくわかった。
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大山千恵子
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