[CML 052409] 世界書院からの新刊案内です。

服部 一郎 kamitotomoni at yahoo.co.jp
2018年 4月 25日 (水) 16:40:05 JST


情況出版の服部です。
みなさんどうも。絵本に続き、こちらはぜひとも皆様にお勧めしたい新作です。
以下の紹介文を参考にしてください。
こちらは活動されている皆さんに広く手に取り読んでいただきたいということで、
本体価格3100円のところを、出版社直販で2500円の割引価格による販売を実施します。
税、送料についても出版社で負担しますので、ぜひこの機会にご注文ください。
注文先はEメール:情況出版(jokyo at cup.com)または世界書院(info at sekai-shyoin.com)
TEL(03-5213-3238)/FAX(03-5213-3239)までご注文ください。
よろしくお願いします。

『労働と生産のレシプロシティ― いまこそ働き方を変革する』
ここに21世紀の新しい「働き方」の変革がある!


本体3100円+税 A5判上製本 志村光太郎 著



志村光太郎(しむら・こうたろう) 
合同会社国際人材戦略研究所代表。博士(経営学)。 一九六七年、神奈川県生まれ。明治大学政治経済学部経済学科卒業。明治大学大学院経営学研究科博士後期課程 単位取得退学。明治大学経営学部兼任講師、青山学院大学総合研究所客員研究員、株式会社NTTデータユニ バーシティチーフコンサルタント、株式会社ヒューマネージディレクター等を経て、現職。 

「労働と生産の公共性を突きつめていけば、かならず労働者の互酬に行き着くはずである。
労働者が行為主体となり、そうなることで自由な、そして相互の尊重と友愛が労働の成果を保証する。
全統一労働組合の自主生産現場を調査することで労働過程の新しい理論的分析を試みた。

レシプロシティ(互酬)とは、広い意味での贈与(と返礼)を通じた相互扶助による経済活動である。
労働とは本来、それに基づいた民主的なものではないのか。本書は現在日本で
実践されている労働者自主生産の運動の方向性を、互酬をはじめヘゲモニー、市民社会、
システム、公共空間、ディスコース等の社会科学的な概念のなかでとらえ返すことで、
本来の労働の核心に迫るとともに、そこから新しい働き方の可能性を示そうとしたものである。」

(目次)
第1章 欧米のヘゲモニーと労働者自主生産
第2章 日本のヘゲモニーと労働者自主生産
第3章 労働者自主生産事例1―ビッグビート
第4章 労働者自主生産事例2―城北食品
第5章 労働者自主生産事例3―ハイム化粧品
第6章 労働組合の役割
第7章 事例に見る労働者自主生産の特徴
第8章 抵抗と公共空間
第9章 互酬と多様性


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