[CML 052383] 『ニッポン国VS泉南石綿村』 製作ノートだ原一男賛
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2018年 4月 23日 (月) 08:02:17 JST
『ニッポン国VS泉南石綿村』製作ノート 「普通の人」を撮って、おもしろい映画ができるんか?
<http://webneo.org/archives/45147> 原一男
<http://webronza.asahi.com/journalism/articles/2018040500004.html> 現代書館
<http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-7649-9.htm>
ははは、薄っぺらのカラーパンフレットじゃ足りないよね。
どーんと、2300円+税。
>1本目の『さようならCP』、2本目の『極私的エロス・恋歌1974』、3本目の『ゆきゆきて、神軍』、4本目は『全身小説家』。4本目を撮り終えて、もっと強い人を探したんですよ。ところが、どこを探してもいない。10年間探しても、いない。昭和の時代が終わって、平成になりました。
そうだよねえ。4作とも、とんがった人達が強烈だった。
そして23年ぶり、大阪芸大の教授などをしながら、またもや長大ドキュメントに結実したんだ。それも「普通の人」の。
格闘している様子が、しみじみ分かる。そして題名は「ニッポン国VS」になったと。
本作とは直接関係ないので理由は書かれていないが、佐藤真監督と犬猿の仲というくだりに納得した。282頁
--------- 目次 ----------------------
[出演者編]
インタビュー:武村絹代
石綿疾患が母と娘の関係をいびつにする怖さ
インタビュー:村松昭夫
産業発展のためには人命を軽視しても仕方ないという、“三浦判決”の非情
インタビュー:柚木一禎
法廷の場で原告自身が立ちあがって、思うところをぶつけたほうがいいと思うよ
[作り手編]
対談:金平茂紀×原一男
ドキュメンタリーとは時代を映す鏡である
インタビュー:原一男監督
「生活者を撮る」ということ
『ニッポン国vs泉南石綿村』製作の裏側で | 原一男
[資料編]
世界のアスベスト事情 | 古谷杉郎
シナリオ採録 | 岡崎まゆみ 小林佐智子
泉南アスベスト訴訟関連年表
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大山千恵子
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