[CML 052305] Re: IK改憲重要情報(219)
南雲 和夫
kazuonagumo at msn.com
2018年 4月 12日 (木) 17:18:51 JST
その問題、何度も自分は述べましたが。南雲
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Sent: Thursday, April 12, 2018 5:09:33 PM
To: 河内 拓哉
Subject: [CML 052304] IK改憲重要情報(219)
IK改憲重要情報(219)[2018年4月12日]
私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。
(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884
河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
https://eur01.safelinks.protection.outlook.com/?url=http%3A%2F%2Fwww.southcs.org%2F&data=02%7C01%7C%7Cb580524428fc4c01a1d208d5a04cfb61%7C84df9e7fe9f640afb435aaaaaaaaaaaa%7C1%7C0%7C636591174870828683&sdata=c%2Fu5uLI9g6QcEg%2F0wru2G7%2Fnpwd%2BkEhgJs4ta9QtCfo%3D&reserved=0
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(以下の見解は、河内の見解です。市川の見解は必らずしも河内と同一ではありませ
ん。御了解下さい。河内は体調悪化のため、不定期の発信となります。併せてよろし
く、お願いいたします。)
バランス感覚について
「日刊ゲンダイ」4月12日号が、森友問題等に関連して「ここまでの事態なら、危
険水域とされる2割台に下がってもおかしくないのに、どうしてまだ[安倍内閣の支持
率が]3割以上あるのか?」と書いています。
私に言わせれば、国民の多数は「森友問題」なども、そんなに大した問題でないと
思っている事、北朝鮮問題等があるから安倍を代えるのはまずい、と思っているから
だと思います。
そして、国民にそう思わせる原因の一端は、野党や一部マスコミや一部民衆運動に
も原因があると思います。野党が安倍政権の失策を追求するのは当然でしょう。しか
し、現在までの野党や一部マスコミや一部民衆運動のキャンペーンの仕方は、度を超
えています。バランス感覚を失しているのです。
たとえば、北朝鮮問題をほとんどとりあげないで、安倍内閣の失策を追求するのは
誰が見ても比重の掛け方がおかしいのです。
これに対し、安倍内閣の失策追及の重要性をいくら強調しても、「政治の裏」を知っ
ている人間は白けるだけなのです。
日本国民はバランス感覚を重視する国民なのです。日本でキリスト教が広まらな
かったのも、マルクス主義が一部の国民に止まったのも、このバランス感覚に原因す
ると私は思っています。国民の目は、厳しいものがあるのです。
私は、今一部の人が熱心に取り組んでいる9条改憲反対運動にも、このバランス感
覚の欠如を感じるのです。私は9条改憲反対ですから、9条改憲反対自体に異議を主張
する者ではありません。しかし、「北朝鮮問題はどうするの」という国民の問いに答
えは有りません。だから、バランスを失しているというのです。
私の知っているある人は「北朝鮮問題は
民衆運動の中で意見が一致しないから、9条反対で一致して運動を進めることが重要
なんだ」と言いました。しかし、北朝鮮問題でどれだけ民衆運動の中で徹底した議論
がされたのでしょうか、また、仮に意見の不一致があるとしたら、9条改憲反対運動
を広く展開する一方で、北朝鮮問題だけをとりくむ「先鋭な」運動をなぜ展開しない
のでしょうか。民衆運動の内部だけでなく、広く国民全体に目を広げて運動をすると
いう発想が弱いのではないでしょうか。
私は、日本の民衆運動の中に一点突破主義の幻想があるような気がしてなりませ
ん。しかし、常に民衆の視点を堅持し、民衆が見ておかしいと思うものは、いくら民
衆運動に有利だと思うものでも、断念するなり、軌道修正する勇気を民衆運動はもた
なければならない、と考えるのです。
以上
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