[CML 052277] 3.25南千住警察職質強要弾圧救援会の声明です

yorikazu shimada ningen at hotmail.com
2018年 4月 9日 (月) 23:48:52 JST


転送です。

嶋田頼一


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勾留延長弾劾声明「今すぐAさんを返せ!」

警察によるでっち上げの「公務執行妨害」で逮捕されたAさんに4月4日に勾留延長がつけられました。南千住警察の違法行為、暴力行為の上のでっち上げ逮捕による不当な勾留をさらに延長するとは!権力の不正で簡単に人権が踏みにじられるこの事態を絶対に許しません。

●逮捕の経緯
3月25日0時過ぎ、帰宅途中の路上でAさんは南千住警察の職務質問にあいました。職務質問は拒否することを伝えたところ、警察官はすぐに10名ほどに増え、とり囲まれました。南千住警察署
地域第三係 巡査部長
濱野誠を中心とする警察官から一方的に暴力をふるわれました。友人に助けを求める電話をかけようとしたところ、さらに暴力が加えられ、携帯電話はたたきおとされました。そして濱野誠がいきなり「おまえは公妨だ、公妨だ」と叫びだすと、囲んでいた警察官たちが一斉にとびかかって逮捕されました。

●職務質問の強制は違法
警察官の捜査は、確証ある証拠による令状発布がなければ強制することは認められていません。職務質問や所持品検査に応じるかは任意とされています。Aさんが職務質問は拒否する旨伝えている以上、妨害容疑を主張する「公務の執行」は存在し得ません。論理が破綻しています。また多数の警察官が取り囲み、「身動きができない程」押さえつけ、事実上、解放されたくば職質に応じろと迫っており、とても任意性が保障されているとは言えません。

また、職務質問するには合理的な理由が必要とされています。Aさんは職務質問をされた際に警察官に自分を疑う理由を尋ねましたが、警察官は回答しませんでした。

●警察官の暴力行為
Aさんを取り囲んだ10名ほどの警察官は、Aさんの体や身に着けていたカバンなどを押さえつけ、その中で地域第三係 巡査部長
濱野誠が突出して暴力をふるいました。Aさんを押さえつている他の警察官たちは最初は濱野を唖然と見ている状態。
友人に電話をかけようとするとさらに暴力は激化し、Aさんは身体を引きずり回されベルトは引きちぎられました。

●南千住警察署 地域第三係 巡査部長 濱野誠
職務質問に応じなかったことを理由に、濱野誠は躊躇なく暴力をふるい、躊躇なく大嘘の「公妨!」と叫びました。今回の事件の異常性はここから始まっています。取り囲み立ち会った多数の警察官が、誰も濱野誠の捏造を明らかにしないことから、南千住警察では暴力やでっち上げが常態化している危険があります。

●警察の不正を追認する検察と裁判所
押収品はなく、取り調べも逮捕日以外ほぼありません。にもかかわらず10日の勾留がさらに延長され、Aさんはすでに2週間、南千住警察署の留置場に閉じ込められています。警察がでっち上げで無実の人を逮捕し、検察と裁判所が警察の不正を問わず勾留を認める。権力の横暴に歯止めがなくなっています。

東京オリンピックを大義名分にして、権力による監視、強権的な人権侵害、恐怖により人々の口を封じようとする動きが拡大しています。その中でAさんへの暴力的な職質強要も行われました。
長期の身柄拘束で屈服を迫る警視庁に対し、
Aさんは怒りを持って南千住警察の中で踏ん張っています。また、3月25日の逮捕以来多くの人がこの問題に関心をよせてくださり、怒りを共にしてくれる仲間が増えています。
Aさんを今すぐ返せ!


2018日4月8日
3.25南千住警察職質強要弾圧救援会
連絡先:東京都台東区日本堤1-25-11 山谷労働者福祉会館
tel/fax 03-3876-7073
メール sanya at riseup.net
ブログ http://san-ya.at.webry.info/
ツイッター https://twitter.com/sanyadesu


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