[CML 052262] 「コクーン」は繭と蝶との物語 ひとつの区切り教祖の獄死
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2018年 4月 8日 (日) 08:50:38 JST
「コクーン」
<https://www.sankeibiz.jp/econome/news/161126/ecf1611260500001-n1.htm> 葉真中顕
<http://akihamanaka.hatenablog.com/> 光文社
<https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334911249>
女の幸を描いた「絶叫」
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/24d8475c657f6bc066c0b39ad023885c>
、介護を扱った「ロスト・ケア」
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/24d8475c657f6bc066c0b39ad023885c>
、はたまたペット動物もの「ブラック・ドック」
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/a80edc105d843268ae150455305d048d>
と刮目の小説が続いた筆者。
これは少し趣きが違う。貧困が通奏低音になっているのは同じなのだが。
実験作なのかもしれない。
18 離婚した女 四十代だと夜勤の「セックス・トーイ」のケバ取り工場労働たちっぱなしというのが、リアル
54 生活保護で業者の言うなりになって、節約しまくりの「寝たきり」
86 恐ろしいシステム「行路者病院」をでていく彼
97 集団虐殺の教祖は死刑囚のまま 獄死
(2020年までに殺さなくちゃならないから死刑囚の集団移送を経たいま読むと、感慨深い場面だった)
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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
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