[CML 052255] 【リマインダ】南アフリカの市民社会から見たパレスチナ(大阪4/7・東京4/12)
Yosihiro Yakusige
ysige1971 at gmail.com
2018年 4月 6日 (金) 16:06:48 JST
皆さま
封鎖下ガザで3月30日の「土地の日」に始まり、5月15日の「ナクバの日」
まで継続される予定の「帰還大行進」は、超党派・非暴力を原則とした
取り組みです。しかし、これまでにイスラエル軍はパレスチナ人18名を
殺害し、1500人以上を負傷させています。被害の多くはスナイパーの
実弾射撃によるものです。
EUをはじめ多くの国々がイスラエルを非難し、独立調査団の派遣を求める
中、日本政府はこの一方的虐殺を「デモ行進を行っていたパレスチナ人と
イスラエル治安部隊との衝突」と誤って表現し、イスラエルの責任隠蔽の
印象操作に加担、改めて親米・親イスラエルの立場を明確にしました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page4_003891.html
他方、南アフリカ政府は、現在、イスラエルとの国交断絶を検討しており、
国際的な対イスラエルボイコットをはじめとしたパレスチナ連帯の動きを
牽引しています。以下、日程が近づきましたので再送させていただきます。
《拡散歓迎》
◆南アフリカの市民社会から見たパレスチナ~反アパルトヘイト運動から
対イスラエルBDS(ボイコット・資本引揚げ・制裁)運動へ
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20180322/1521718549
講師:バシーラ・スルティ(BDS南アフリカ)
※英日通訳あり。
【大阪会場】
日時:2018年4月7日(土)午後2時~4時半(開場:1時半)
場所:ドーンセンター5階 セミナー室2(地下鉄・京阪「天満橋」駅から徒歩5分)
http://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.html
主催:BDS japan準備会、パレスチナの平和を考える会
連絡先:palestine.forum at gmail.com
参加費:800円(学生500円)
【東京会場】
日時:2018年4月12日(木)午後6時半~9時(開場:6時15分)
場所:東京ウィメンズプラザ 視聴覚室C(東京メトロ「表参道」駅B2出口から徒歩7分)
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/136/Default.aspx
主催:BDS japan準備会、フツーのLGBTをクィアする、プラカとか作るフェミとLGBTの会
連絡先:weretheagitpropsatpride at gmail.com
参加費:500円(カンパ歓迎)
※情報保障:簡単な日本語ノートテイクなら対応できますので、ご希望の方は、お手数ですが4/11(水)までにご連絡ください。
現在、イスラエルに対するボイコット(Boycott)と資本引揚げ(Divestment)、
制裁(Sanctions)を求めるBDS運動が世界中に広がり、パレスチナをめぐる政治に
大きな影響を与えています。この運動は、アパルトヘイト(人種隔離政策)期の
南アフリカに対するボイコット運動をモデルとして2005年にパレスチナの市民社会
の呼びかけによって始まりました。
ポスト・アパルトヘイト期の南アフリカは、パレスチナ連帯運動が最も活発な地域
であり、国際的なBDS運動を牽引してきました。同国のデズモンド・ツツ司教は、
ボイコット運動をはじめとした非暴力運動による国際的支援がなければ、アパルト
ヘイトを廃絶することはできなかったと述べ、BDS運動を支持しています。
今回、「BDS南アフリカ」のメンバーであるバシーラ・スルティさんをお招きして
同国におけるパレスチナ連帯運動の現状と、その歴史的・社会的背景について話を
伺いたいと思います。
また、東京会場では、軍事占領正常化をLGBTマーケティングと交換しようとする
「ピンクウォッシング」を壊乱する活動についても考えます。
[English]
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20180322/1521725992
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