[CML 052241] 新刊:鵜飼哲、 岡野八代、田中利幸、前田朗『思想の廃墟から――歴史への責任、権力への対峙のために』

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2018年 4月 5日 (木) 14:33:46 JST


鵜飼哲、岡野八代、田中利幸、前田朗『思想の廃墟から――歴史への責任、権力への対峙のために』(彩流社)

http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2440-2.html

<内容紹介>

民主主義の中にはデーモンが隠れている。

あるいは、民主主義の中からデーモンが生まれてくる

――

戦争責任、戦争犯罪、象徴天皇制、靖国参拝、

「慰安婦」問題、自衛隊、日米安保、沖縄米軍基地、

核兵器、原発事故、原発再稼働……

私たちの民主主義とはいったい何だったのか。

何度も問われてきたはずの問いを、

今なお私たちは問い続けなくてはならない。

フランス滞在から帰国後の思想家・鵜飼氏、

ハンナ・アーレント等、政治思想の研究者・岡野氏、

軍事史が専門の田中氏に、

前田朗氏がインタビューで鋭く斬り込む。

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<もくじ>

はしがき――デーモンクラシーと闘うために

第1部 歴史、記憶、責任、そして――

第1章 「慰安婦」=性奴隷について語る意味/岡野八代

第2章 世界の中の「慰安婦」問題/田中利幸

第3章 レイシズムに覆われた世界/鵜飼哲

第2部 権力としての原発、対峙する民衆

第1章 民主主義にとって原発とは/岡野八代

第2章 原発と原爆の密接なつながりを問う/田中利幸

第3章 私たちはどこにいるのか/鵜飼哲



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