[CML 050327] IK改憲重要情報(205)

河内 謙策 kenkawauchi at nifty.com
2017年 9月 21日 (木) 18:44:37 JST


IK改憲重要情報(205)[2017年9月21日]



私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。



(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)



弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策



連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所

電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884



河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。



http://www.southcs.org/

__________________

(以下の見解は、河内の見解です。市川の見解は必らずしも河内と同一ではありませ
ん。御了解ください。)



          トランプ演説

国連総会でのトランプ演説が波紋を呼んでいます。一体、北朝鮮を「完全に破壊す
る」とは、どういうことでしょうか。

私は、その言葉を聞いて、心が震えました。

 アメリカの実権を握っていると言われる3人組も「次は軍事オプション」と言い始
めました。

http://japanese.joins.com/article/563/233563.html?servcode=500
<http://japanese.joins.com/article/563/233563.html?servcode=500&sectcode=500
> &sectcode=500



 私が不思議なのは日本の民衆運動です。あれほど憲法9条を叫んできたのに、戦争の
危機に直面した途端に、沈黙するのですから。そんな自分に都合のいい時にだけ平和
を叫ぶ民衆運動は、民衆から見捨てられてしまうでしょう。

 それから、民衆運動はこの北朝鮮危機についての代替案をなぜ出さないのでしょう
か。私は、以前から、中国とロシアの経済支援(特に石油)が、この問題の鍵を握っ
ていると訴えてきました。しかし、日本の保守派はアメリカ追随だからこの案を無視
するし、日本の民衆運動は「中国の賛成しないものを言っても仕様がない」と言って
無視してきました。

日本の民衆運動は、物事を実現するために粘り強く闘いを組織することを忘れ、かっ
こいい事だけに飛びつくニヒリズムの泥沼にはいろうとしているようです。

 民衆というものは、現実に生活しているのですから、イデオロギーや理論で物事を
判断する訳ではありません。

 したがって、日本の民衆運動が魅力的な平和の旗を掲げない限り、日本の民衆は安
倍やトランプを支持することになるでしょう。当然のことだと思います。



  もう1冊の本を続けて

 日本の保守派の理論家は、現在が歴史の分岐点であることを察知しているようで
す。私は、藤井厳喜と中西輝政の最近の著作を紹介しましたが、宮家邦彦も、

後に続いて、以下の本を出版しました。

*宮家邦彦『「力の大真空」が世界史を変える』PHP研究所



 宮家の議論は「力の大真空」という新しい概念を創造した上で、その概念に基づ
き、北朝鮮情勢や南シナ海情勢、中東情勢を分析しています。なかなか面白いです。

 私が言いたいのは、憲法9条派の理論家は、なぜこの重要な時期に理論的問題提起
をしないのか、ということです。

 私に「こんな重要な時期だから間違えるといけないと思って慎重を期しているん
だ」と言った理論家がいますが、私は「それはウソでしょう。発信する理論をもって
いないからでしょう」と言いました。日本の民衆運動の立場に立った理論家は何を考
えているのでしょう。情けない限りです。



            以上



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