[CML 050127] 【YYNewsLive】■安倍晋三はずっと以前から「横田めぐみさんは1994年4月10日に北朝鮮の精神病院で死亡した」ことを知っているが『政局に利用にするため』にずっと隠している!

山崎康彦 yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
2017年 9月 1日 (金) 22:56:30 JST


いつもお世話様です。                          

【YYNews】【YYNewsLive】【杉並からの情報発信です】【YYNewsネット世論調査】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。

本日金曜日(2017年9月01日)午後9時から放送しました【YYNewsLiveNo2360】の放送台本です!

【放送録画】  64分58秒

http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/400202434

☆今日の最新のお知らせ!

〔斉土曜日は定休日ですので放送はお休みです。

¬生綟日曜日(2017.09.03)午後8時半より【YYNews週間レポート】を放送します。

M莉儀醉貌(2017.09.04)から一週間夏休みを取りますので放送はお休みさせていただきます!放送再開は再来週月曜日(2017.09.11)午後8時半からの予定です。 


☆今日の推薦本(朗読)

■鈴木啓功著『炎上する世界経済 日本人だけが知らない国際金融の残酷な現実』(イースト・プレス2017.08.21発行\1700+税)

・本書は「悪魔の計画」を打破するために書かれていく。本書の目的は「予測を的中させること」ではない。それは「占い師の本願だ」。本書は「悪魔の未来」を覆すことが目的だ。(「はじめに」より抜粋)

・2020年には世界経済が大崩壊する。だがそれは「過去の体制が崩壊する」ということで、それで困るのは「ぬくぬくと飯を食ってきたパラサイト集団なのだ。大逆転の時代は「大構築の時代にできた体制が崩壊する」から「既成勢力」にとっては「危機」である。だが大逆転の時代の「大崩壊情勢」は「新規勢力」にとっては「ビッグチャンス」なのである。日本国民は「ビッグチャンス」を作り出せ。(「おわり」より)抜粋)

・真面目な日本国民は「世界経済体制」が「永遠に続く」と信じている。だがそれは「愚かな幻想」だ。自由市場や株式市場などは「金融破壊されることになる」。現在の「一神教世界」は崩壊する。(「おわり」より)抜粋)

*第9回 朗読 (2017.09.01)

序章 
トランプ大統領暗殺と第三次世界大戦勃発ー日本国民は「近未来世界」を先見するべし

▲英国の離脱と米国のトランプ・ショックの「背後」は異なる P.39-41

(1)今日のメインテーマ

■安倍晋三はずっと以前から「横田めぐみさんは1994年4月10日に北朝鮮の精神病院・平壌49号予防院で[劇薬・薬物の過剰投与]で30歳で死亡した」ことを知っているが『政局に利用にするため』にずっと隠している!

同じように、安倍晋三は8月29日早朝北朝鮮が日本列島の上空550kmを太平洋に向けて中距離ミサイルを発射をすることを事前に知っていたが、『政局に利用にするため』に国民に知らせず隠していた。

なぜならば、安倍晋三はめったに宿泊しない公邸に前日8月28日の夜宿泊したのだ。

安倍晋三がこのことを事前に国民に知らせずに役立たずの『J-アラート』を作動させたのは、国民に不安と恐怖を与えて政権の求心力を回復させ、戦争勃発に向けて北朝鮮に対する国民の憎悪を煽る目的があったのだ。

これは丁度、1987年の『民主化宣言』で民主勢力が勝利して軍事政権を終わらせて民主政権を誕生させた韓国で、それまで続いた軍事政権がことあるごとに北朝鮮の脅威を煽って国民の不安や恐怖心を増長させ政権の求心力を維持していたのと全く同じである。

【横田めぐみさん死亡関連記事】

▲安倍自公政権はこれで一挙に崩壊するだろう!

2014-11-08  杉並からの情報発信です

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/192d84048da619ea07a8ff1aa36d6a54

韓国紙【東亜日報】は、1977年11月15日新潟市で下校途方に北朝鮮工作員に拉致された当時13歳の女子中学生横田めぐみさんが、1994年4月10日に精神病院・平壌49号予防院で[劇薬・薬物の過剰投与]で30歳で死亡したとの詳しい報告書を単独入手して11月17日付け記事で報道した。

【東亜日報】は記事の中で「めぐみさんを直接埋葬した脱北者の口から死亡の可能性が提起されたことは、拉致被害者家族と日本国民にメガトン級の衝撃を与えることは明らかだ」「こうした事実を知りながら隠してきた安倍政権も不信を抱かれるとみられる」と分析し「北朝鮮に利用されたとの批判は免れず、政権発足後、最大の政治的危機を迎えるとみられる」と述べている。

2014年9月11日付けのこの報告書は、日本政府の拉致問題対策本部職員が韓国人の拉致被害者家族会代表とともに、めぐみさんが死亡したとする精神病院・平壌49号予防院の関係者2人に第三国で面会した時の報告書であり、報告書に日付の9月11日から遅くとも1週間以内に安倍晋三首相と菅官房長官に内容が報告されていたのだ!

安倍晋三首相と菅官房長官は、20年前にすでに横田めぐみさんが[死亡]している詳細な報告書を受け取り[死亡]の事実を知っていながら、このことをめぐみさんの両親にも国民にも知らせず、13歳の横田めぐみさんを拉致し30歳で精神病院で殺した犯罪国家・金正恩北朝鮮独裁政権と【拉致被害者電撃帰国】のサプライズ演出のために口約束だけで制裁を事前解除して交渉を進めて北朝鮮に完全に利用されていたことが、これで暴露されたのだ!
1977年-1980年にかけて主に日本海岸沿いで組織的に行われた【北朝鮮による日本人拉致事件】の主犯は、当時の金正日北朝鮮総書記であり、共犯は北朝鮮との国交回復による【北朝鮮利権】を狙い拉致事件の捜査を妨害し中止させた当時の金丸信自民党幹事長と歴代自民党政権なのだ!

また北朝鮮と金丸自民党を結び付け【北朝鮮利権】に食い込もうと画策した田辺誠社会党委員長ら当時の社会党執行部は【北朝鮮による日本人拉致事件】は共犯だろう!

それにしても安倍晋三ファシスト首相の報道禁止令にしたがって、この衝撃的な重大情報を一切報道しない、NHK.朝日新聞、読売新聞、東京新聞、日経新聞はもはや報道機関ではないだろう!

とりわけスクープ報道した【東亜日報】と直ちに配信フォローした【ハフィントンポスト日本語版】と【特別提携】している朝日新聞が一切沈黙しているのはまさに犯罪的だ!

【関連情報1】

▲横田めぐみさん「劇物・薬物の過剰投与で死亡」韓国紙が報告書入手と報道【北朝鮮・ 拉致問題】

2014年11月07日 ハフィントンポスト日本語版

http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/06/yokota-megumi-dead-dongailbo-reported_n_6118782.html?utm_hp_ref=japan

韓国の大手紙・東亜日報は11月7日付で、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんが、「劇物や薬物の過剰投与で死亡した」とする「日本政府の極秘調査」の報告書を単独入手したと報じた。

安倍内閣に報告されたというこの報告書には、2014年9月11日に、日本政府の拉致問題対策本部職員が、韓国人の拉致被害者家族会代表とともに、めぐみさんが死亡したとする精神病院・平壌49号予防院の関係者2人に第三国で面会した内容が含まれている。

証言によれば、めぐみさんは「完全隔離病棟」に収容され、30歳だった1994年4月10日に死亡し、15日に付近の山に埋葬された。証言者たちは「精神安定剤、睡眠薬を主に服用し、注射された」とし、睡眠薬のハイミナルなど、薬の種類と服用した量に言及した。

証言者たちは「患者が死んだ当時、全身に青い斑点があった」「劇物や過剰な量の薬物を飲んだり注射されたりしたとき見られる所見」とした。さらに「(めぐみさんの)遺体は(国家安全)保衛部(労働)党組織の指示で、トラクターに乗せられ、他の遺体5体とともに山に運ばれ、棺もなくそのまま同じ穴に埋められ 

た」という。

■菅官房長官「信憑性はない」

東亜日報は「めぐみさんを直接埋葬した脱北者の口から、死亡の可能性が提起されたことは、拉致被害者家族と日本国民にメガトン級の衝撃を与えることは明らかだ」「こうした事実を知りながら隠してきた安倍政権も不信を抱かれるとみられる」と分析した。「北朝鮮に利用されたとの批判は免れず、政権発足後、最大の政治的危機を迎えると 

みられる」とも述べている。

一方、菅義偉官房長官は7日の記者会見で、信憑性はないとの見方を示し、「政府としては様々な情報収集を行っている。具体的な内容について 

は控えたい」と話した。

■報告書全文「死んだ当時、全身に青い斑点」

同紙によると、入手した報告書は「横田めぐみさんの死亡を目撃した北朝鮮の関係者」に面会したという「日本政府の拉致問題対策本部と、韓国の崔成竜・拉北者家族会代表の共同調査報告書」で、A4判に9枚。日本の拉致問題対策本部が用意した7個の質問に、証言者が手記で答える形で作られた。報告書の最後に「日本政府拉致問題対策本部事務局」が作成した文献であることが明示されている。その下に、拉致問題対策本部関係者3人と、拉北者家族会の崔代表の名前が書かれている。原本は日本政府が持ち、韓国政府当局もコピーを持っている。

同紙が報じた報告書全文は以下の通り。

---------

<1>その女性が日本の拉致被害者、横田めぐみさんであるとどうして分かったのですか? 横田さんはいつ、どこから烽火診療所(平壌の高級幹部専用の病院)に来ましたか? 横田さんが来たとき、精神状態、身体の状態はどうでしたか?


A
病歴書(診療記録書)にリュ・ミョンスク(女性、めぐみさんの朝鮮名)1964年10月5日生まれ、1977年日本から朝鮮に囚われて入国し、(国家安全)保衛部の調査を受けていたそうです。最初、病院に到着したときには健康状態、精神状態も良好でした。しかし過酷な調査を受けて健康状態が悪化し、保衛部の病院で治療を受けたこともあったそうです。私に、日本の故郷の住所を示して、自分の消息を知らせてほしいと頼まれました。烽火診療所はこの女性が行けるところではありません(注:横田さんが入院していた病院はここではないという意味)。

<2>横田めぐみさんの主治医は誰で、どのような経歴の医師でしたか? その主治医はめぐみさんにどのような治療をしまし 

たか? めぐみさんの看護を担当した看護師がいたなら、氏名と住所、職業と役職を説明して下さい。

A
その日本の女性は精神科に入院し、治療を受けていましたが、担当の主治医は男性でした。精神安定剤、睡眠薬を主に服用、注射されていました。土曜、日曜 

や祝日には、医師や看護師が交代で勤務しました。平壌市●●区域●●洞●●班。(崔代表は「証人2人のうち1人」)と話した。証言者の安全のため実名を公 

開しない)

<3>横田めぐみさんは診療所で一日をどのように過ごしていましたか? めぐみさんとどのような話をしましたか? めぐみ 

さんを訪問したり病状を確認したりする人はいましたか?

A
 一緒に拉致された男性(1978年に韓国から拉致された金英男氏)と結婚し、日本から朝鮮にやってきたこと、故郷の父母の話、朝鮮幹部が 

「朝鮮で教育を受けたら日本に戻してやる」と約束した話をしていました。しかし夫に、約束通り両親に手紙を送ろうという話を巡って激しくけんかし、その後、 

夫が女性を遠ざけるようになったそうです。夜になると、両親を呼ぶ悲痛な声「オサンオサン(注:お父さん、お母さんを聞き違えたと思われる)」が聞こえました。保衛部が随時監視しており、面会も謝絶でした。海外同胞迎接部の人もときどき来ました。人民班長と周辺人物に秘密情報院を潜入させて監視しました。 

病院に入院したときは、特別に隔離病棟に入りました。この精神病院(平壌49号予防院)は、鉄道の駅から歩いて数時間かかる山の中にありました。たまに患者が逃げ出し 

て付近の住民に迷惑がかかるため、遠隔地に病院を建てたそうです。

<4>横田めぐみさんにどのような薬を、いつからいつまで、どのくらい投与しましたか?

A ディアゼパム(Diazepam)0.002
1錠、1日2~3回、1回2~5錠、内服。患者の精神安定目的。

ハイミナル(Hyminal)0.1
1錠、1日2回、1回2~4錠ずつ内服。強力な睡眠作用がある。5錠以上投与すると20時間の睡眠誘導効果があり、10錠以上投与すると致死量に至る。

アミナジン(Aminazin)錠剤、注射でそれぞれ処方。注射2ml~5ml程度(筋肉注射)。精神安定および睡眠誘導のため。

※「5mlを1日最大8回服用すると40mlになり、致死量の水準だ。体の弱い人は1日10mlでも多量に服用したことになる。ハイミナル 

は呼吸抑制効果があり危険だ」とする韓国人医師の見解が併記されている。

<5>横田めぐみさんが死亡したとすると、どのような原因でいつ死亡しましたか? めぐみさんが死亡したとき、そばにいた 

人はいましたか? いたらその人はどんな人で、めぐみさんの死後に遺体を処理した人は誰ですか? めぐみさんの遺体はどのように処理され 

ましたか?

A
私は1990年から95年までこの病院に勤務しました。この患者は1994年4月10日に死亡しました。数日後、4月15日に山に埋葬されました。遺体は保衛部が党組織の指示で山に直葬されました。「直葬」とは、棺もなく、穴だけを掘ってそのまま埋めることを言います。トラクターに乗せた他の遺体5体とともに、同じ場所に埋葬しました。当日、医師1人、看護師1人、看病院5人が処理作業をしました。この女性患者が死亡した当時、全身に青い斑点がありまし 

た。通常の遺体には現れない所見です。劇物や過剰な量の薬物を飲んだり注射されたりしたときにみられる所見です。

※匿名の専門医は「劇物や
薬物を過剰に服用すると、全身に青い斑点が現れることがある。劇薬で皮下治療を試みたのであれば、時間がたつにつれて出血部位が青くなること 

もある」と話
した。ただ「死斑の色だけで死因を推定するのは難しい」との意見を述べる法医学の専門家もいる。

<6>烽火診療所の所在地
はどこですか? 烽火診療所および付属施設の位置関係を絵で示してください。北朝鮮は横田めぐみさんが入院した場所は49号予防院と主張 

していますが、烽
火診療所と49号予防院は同じ施設ですか? 横田めぐみさんは診療所の何棟の何階、何号室にいましたか? 烽火診療所全体の医師、看護 

師、入院患者数は何人ぐらいですか?

A(烽火診療所と49号予防院は同じ施設では)ありません。平壌市49号病院(予防院)、平壌市…(住所)

●●●(証言者2人のうちもう1人):医師10人、看護師11人、看病員15人、経理課職員4人、薬局職員3人、食堂職員3人、隔離病棟、特別隔離病棟 

が別にありま
す。男性病棟、女性病棟、ベッド数100、1病室に2~5のベッドがあり、ベッドがない床の病室もある。個室もある。食堂、院長室、医師室、 

看護師室、処
置室、注射室、青年学校、秘書室、経理課があった。完全隔離病棟は、意識障害の激しい患者が隔離されていた。すべての病室には扉に外からしか 

開けられない
鍵がついている。食事は重症の患者は病室まで運び、軽症の患者は食堂で食べます。

<7>横田めぐみさん以外に他の日本人拉致被害者について見聞きしたことはありませんか?

A 覚えていません。

2014年9月11日

【関連情報2】

▲【東亜日報】2014年11月07日付記事原文

http://news.donga.com/Main/3/all/20141107/67719661/1

【関連情報3】

▲横田めぐみさん:韓国紙報道「薬物過多で1994年死亡」

毎日新聞 2014年11月07日 

http://mainichi.jp/select/news/20141108k0000m030086000c.html

【ソウル大貫智子】韓国紙・東亜日報は7日付朝刊で、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(行方不明時13歳)について、日本政府の 

拉致問題
対策本部と韓国の拉致被害者家族会による共同調査の結果、薬物過多などにより1994年に死亡したとの証言を得たと報じた。信ぴょう性は不明だ。

同紙によると、調査は今年9月11日に実施。めぐみさんが入院していたという平壌 

市内の病院関係者2人と第三国で面会し、日本政府の質問に対して
手記により回答を得た。この病院関係者によると、めぐみさんは隔離病棟にいたが、精神安定剤や睡眠薬の多量服用により94年4月に死亡。 

遺体は棺おけもな
く他の遺体とともに山中の穴に埋められたという。生前は、夜になると「お父さん、お母さん」などと日本語で泣きながら呼ぶ声が聞こえたと伝えている。

北朝鮮側は2004年の日朝協議で、めぐみさんは94年4月に自殺したと日本側に伝えた。

韓国の拉致被害者家族会代表は12年、めぐみさんが04年12月に死亡したとの情報を得たと述べていた。

【関連情報4】

▲拉致再調査 「横田めぐみさん、過剰投薬死」韓国紙報道 政府「事実と異なる」

産経新聞 11月7日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141107-00000523-san-kr

【ソウル=加藤達也】韓国紙、東亜日報は7日、日本政府の拉致問題対策本部が今年9月に韓国の「拉北者家族会」の崔成竜代表と共同で脱 

北者に対する調査を行った際の報告書を入手したと報じた。

報道によると、証言者は北朝鮮で拉致被害者の横田めぐみさん(50)=拉致当時(13)が入院していた国家安全保衛部の病院に勤務して 

いたとし、横田さ
んの朝鮮名「リュミョンスク女」と書かれた診療記録を見た際、「1964年10月5日生まれ。77年に日本で北朝鮮につかまって連れてこ 

られた」と記載さ
れていたと話したという。また横田さんは「94年4月10日に死亡した」と主張。死因は睡眠剤などの過剰な投与だった-としている。

日本の政府関係者は産経新聞の取材に「報道された内容は日本政府が把握している事実関係と異なる部分が少なくない」とした上で、「拉致 

被害者に関しては幅広く情報収集を行っている」としている。

【関連情報5】

▲横田めぐみさん死亡との報道、信ぴょう性ない=菅官房長官

2014年 11月 7日 ロイター日本語版

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0IR05920141107

[東京7日 ロイター] -
菅義偉官房長官は7日の閣議後会見で、韓国紙の東亜日報が、拉致被害者の横田めぐみさんが北朝鮮の薬物過剰投与によって亡くなっていたと報じたことについて、報道は承知しているが信ぴょう性はないと語った。

韓国の東亜日報の報道について菅官房長官は「政府としては様々な情報収集を行っている。具体的な内容については控えたい」と述べた。東亜日報から政府に通知はなかったとし、東亜日報が北朝鮮の調査報告書を入手したかどうかについては「まったく承知していない。そこはないと思う」と語った。

さらに菅官房長官は「今までも、生存情報とかいろんな情報が乱れ飛んでいる」と指摘、「政府としては拉致被害者の全員の生存を前提に、懸命な取り組みを行っている」と述べた。

また、菅官房長官は北京を訪問した谷内正太郎国家安全保障局長が中国の楊潔チ国務委員と6日に会談したことを明らかにした。会談内容については「報告を受けていない」としたが、「日中関係全般、日中の安全保障政策について意見交換した」という。

アジア太平洋経済協力会議(APEC)の際の日中首脳会談については「形式にとらわれることなく両国首脳が胸襟を開いて会談することは極めて大事だ」と述べるにとどめた。
エボラ出血熱への対応について、菅官房長官は、日本として新たに最大1億ドルの支援を行うと発表した。週末からの一連の首脳会合の際に、日本の姿勢を示していくという。

(石田仁志)

(終り)

(2)今日のトッピックス

_憲か、延命解散か 与野党に飛び交う臆測

2017年9月1日 毎日新聞

https://l.mainichi.jp/959cYL

今後の主な政治日程と想定される衆院解散

現職衆院議員の任期満了まであと1年3カ月あまり。安倍晋三首相がいつ衆院解散・総選挙に踏み切るのか、与野党でさまざまな説が飛び交い始めた。首相は「まったく白紙」と繰り返すが、2018年末までの政治日程を考えると、三つのパターンが浮かび上がる。【高山祐、西田進一郎】

補選回避へ今月説 パターン1

最も早いケースは9月25日に召集される見通しの臨時国会冒頭での解散だ。

その狙いは、10月22日投開票予定の衆院3補選(青森4区、新潟5区、愛媛3区)の回避にある。いずれも自民党現職の死去に伴うもので、安倍晋三首相は同党に全勝するよう指示した。

しかし、愛媛3区は、学校法人「加計学園」が獣医学部新設を計画する愛媛県今治市に近く、補選は激しい与野党対決になる見込み。昨年の参院選新潟選挙区(改選数1)では民進党など野党4党が推す無所属候補に自民党候補が敗れており、新潟5区も予断を許さない。与党幹部は「勝てる選挙を落とすほど政権にダメージになるものはない」と危機感を隠さない。

補選だと自民党の「1敗」はクローズアップされるが、289小選挙区の一つと考えれば、仮に落としても目立たずにすむ。そんな与党内の思惑が冒頭解散説につながる。8月の内閣改造・自民党役員人事で内閣支持率がやや持ち直し、同月の茨城県知事選で与党推薦候補が勝利したこともあって、首相に近い閣僚経験者は「選挙用のポスターはすでに準備した」と早期解散に備える。

ただ、首相が「仕事人内閣」を掲げたにもかかわらず臨時国会冒頭で解散すれば、働き方改革など看板政策の実現を棚上げすることになる。しかも、自民党が議席を減らした場合、改憲勢力は衆院の「3分の2」を割り込む可能性が出てくる。

改憲をあきらめてでも早期解散に踏み切るのは政権の延命のためだと受け取られたら、自民党が300近い今の議席を維持しない限り、選挙後に首相の求心力は低下する。

このため与党内には、まず衆院3補選に全力を注ぎ、内政・外交で一定の成果を上げたうえで、臨時国会会期末か来年の通常国会冒頭で解散するという見立てが一方にある。

改憲論議が拙速に進むことを警戒する公明党からは、早期解散を容認する声が漏れる。

野党の動向も首相の解散戦略に影響する。民進党代表選で優位に立つ前原誠司元外相は共産党との選挙協力に慎重だ。一方、小池百合子東京都知事に近い若狭勝衆院議員が設立した政治団体「日本ファーストの会」は次期衆院選で国政進出を目指している。与党には、
野党の態勢が整う前に解散した方が有利という計算も働いている。

来年春…自民総裁3選にらみ パターン2

早期解散がなければ、18年春の18年度予算成立後、通常国会会期末までの間が次のパターンとして考えられる。政権の経済最優先の姿勢をアピールしやすいうえ、自民党が衆院選に勝てば、同年9月の総裁選で安倍首相は3選をほぼ手中にできる。

首相は来年の通常国会に、他党の協力を得て憲法改正原案を提出したい考えだ。次期衆院選で改憲勢力が引き続き衆院の「3分の2」を占める見通しがあれば、解散前に改憲案の国会発議を急ぐ必要はない。一方、「3分の2」の維持が微妙な情勢なら、首相は国会が改憲案を発議するのを待って解散に踏み切るとみられる。自民党幹部は「首相が改憲を諦めることはない」と断言する。

とはいえ、自民党が強引に発議に持ち込めば、次期衆院選や国民投票で有権者の反発を招きかねない。首相が宿願の改憲を優先する場合、解散時期の判断は難しくなる。

19年10月には消費税率10%への引き上げが予定されている。しかし、首相がまた増税を先送りするのではないかという観測は消えていない。来年春以降の解散は19年度予算編成の時期と重なってくるだけに、消費増税が衆院選の争点になるのは確実だ。首相は逆風覚悟で増税方針を維持するのか、増税延期の信を問い大勝した14年衆院選と同じ手法をとるのかも注目される。

来年9月以降…新総裁の可能性 パターン3

政権が安定していたころは、安倍首相が自民党総裁に3選したうえで解散するパターンが有力だった。国会が改憲案の発議に至る時間を確保できるうえ、首相自身も21年9月までの政権運営に道が開けるからだ。しかし、今や改憲と長期政権の両方を求める戦術はとりにくい。

過去には麻生内閣が解散を任期満了近くまで先送りした結果、09年衆院選で自公両党が大敗し、下野した例がある。

この先、安倍内閣が高支持率を回復しない限り、総裁選を過ぎると「追い込まれ解散」色が濃くなる。逆に政権が失速するようだと、自民党は新総裁を選出して衆院選に臨む可能性が高い。同党関係者は「総裁選後の解散は、新しい首相による解散とほぼ同義語だ」と指摘する。

政府内では18年末の天皇陛下の退位と、19年1月1日の改元が有力視される。皇室日程も首相の解散の判断に影響しそうだ。

過去最大5・2兆円 防衛予算は“ムダ兵器”爆買いで青天井

2017年9月1日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212676

日本列島上空を通過した北朝鮮の弾道ミサイル発射をめぐり、日米は圧力を強め、対決ムードを煽っている。2日連続の電話首脳会談後、「死の白鳥」と呼ばれる米軍のB1戦略爆撃機と航空自衛隊が共同訓練。示威活動を展開した。

そうした中、防衛省は31日、2018年度予算案の概算要求を財務省に提出。前年比2.5%増の5兆2551億円となり、6年連続アップで過去最大に膨らんだ。防衛省は中国の東シナ海進出などを口実に防衛費を拡大してきた“前科”があるが、今回は北朝鮮危機に便乗した焼け太りだ。

弾道ミサイル防衛関連で1791億円を計上。海自のイージス艦に搭載する改良型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の購入に472億円、空自の地対空誘導弾PAC3の改良型「PAC3MSE」には205億円など。いずれも購入先は米企業だ。8月中旬の日米2プラス2(外務・防衛担当閣僚会合)で小野寺防衛相が購入前倒しを伝えた米製地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」は金額を示さない「事項要求」で処理し、2基分相当の1600億円は含まれていない。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は言う。

「SM3ブロック2Aの射程は高度500~750キロで、1発20億~30億円の高額兵器です。最高高度550キロを飛行した29日発射のミサイルにも対応できる可能性が高まりますが、米国領を標的としたミサイル全てを撃ち落とそうとでもいうのでしょうか。安倍首相の再登板以降、防衛費がプラスに転じたのは、米国の言い値で高額兵器を爆買いしている側面がある。ミサイル防衛、島嶼防衛を出せば、どんな予算でもスイスイ通る。それに、概算要求は形式に過ぎず、防衛省は必要とあれば補正予算でどんどん買い込んでいます」

■増額分は米企業丸儲け

対中牽制の要衝である南西諸島の防衛にも大盤振る舞い。

南西警備部隊の施設整備に552億円、最新鋭ステルス戦闘機「F35」の6機買い増しに881億円、国内でも事故を多発させている“未亡人製造機”のオスプレイも4機457億円で買い上げ。宇宙部隊創設に向け、取得断念に傾いていた無人偵察機「グローバルホーク」も144億円で購入するという。みーんな米国製だ。

「高高度から攻撃するグライダー弾『島嶼防衛用高速滑空弾』に100億円もの研究予算を組んでいますが、実用化は不透明です」(世良光弘氏)

安保法制で集団的自衛権行使を可能にした安倍首相は、米国と一緒に戦争のできる国づくりを急ぎ、GDP1%枠突破は時間の問題だ。 



L運陛 新代表に前原氏 党勢立て直し急務

2017年9月1日 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20170901/k00/00e/010/292000c?fm=mnm

民進党臨時大会で新代表に決まり、蓮舫代表(左)、枝野幸男前幹事長(右)とともに手を挙げて議員たちの拍手に応える前原誠司元外相(中央)=東京都港区で2017年9月1日午後2時27分、川田雅浩撮影

民進党は1日午後、東京都内で臨時党大会を開き、新代表に前原誠司元外相(55)を選出した。任期は2019年9月まで。前原氏は国会議員と国政選挙の公認候補予定者の票で250ポイントを獲得。地方議員と党員・サポーターの252ポイントを加え計502ポイントとなり、総計851ポイントの過半数を制した。枝野幸男前幹事長(53)は計332ポイントだった。 



大会に先立ち、前原氏は会場のホテルで記者団に「自分の思いを(投票直前の)演説に込め、天命を待つ、そういう気持ちだ。新たな社会をみんなで作る一体感や使命感のある党にしたい」と意気込みを語った。枝野氏もホテルで記者団に「総力で党を立て直したい。今日が反転攻勢スタートの日になる。どういう立場になっても党が前に進めるよう全力を尽くす」と述べた。この後、両陣営はそれぞれ決起集会を開いた。 



大会は午後1時に始まり、両氏が各10分の持ち時間で決意表明した後、投票に移った。投票結果は総計851ポイントに換算される。まず1543人の地方議員(209ポイント)と約23万人の党員・サポーター(231ポイント)による郵便投票の結果が発表された。その後、会場に集まる142人の国会議員(284ポイント)と127人の公認予定者(127ポイント)の投票が行われた。 



代表選は7月の都議選で民進党が惨敗した後、党運営に行き詰まった蓮舫代表の辞意表明を受けて実施された。新代表は、党勢の立て直しが急務だ。9月25日召集の見通しの臨時国会に加え、10月の衆院3補選(青森4区、新潟5区、愛媛3区)の対応も控えており、就任直後から手腕が問われる。 



特に3補選では、前原氏が野党連携にどう臨むかが注目される。蓮舫代表は今年6月、共産、自由、社民3党の党首と会談し、次期衆院選に関して「4野党が協力して候補者調整を行う」ことなどで合意。枝野氏はこの合意に基づき連携を進めると主張していたが、前原氏は合意を見直す考えを代表選中に示していた。 



前原氏は1993年衆院選で日本新党から初当選し、当選8回。民主党政権で国土交通相、外相、党政調会長を歴任した。05年9月~06年4月には民主党代表も務めた。【樋口淳也】 



に魅潺汽ぅ襪巴杷 電撃訪朝で支持率アップの解散シナリオ

2017年9月1日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212564

「首相が公邸に宿泊したのは、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した前日だけ」――。弾道ミサイル発射を受けて30日に開かれた衆院安全保障委で、こんな指摘が野党議員から飛び出した。

公邸嫌いの安倍首相は、私邸で過ごすことが多い。今月、公邸に泊まったのは25、28の2日のみだが、いずれも翌早朝に北朝鮮がミサイルをブッ放すというタイミングの良さ。裏で金正恩と通じているのではないかと疑われても仕方ないほどの“連携プレー”だが、実は、安倍官邸と北朝鮮との間では、ある秘密交渉が進んでいたという。

安倍首相がこの秋に電撃訪朝し、拉致被害者を何人か連れて帰国、瞬間的に支持率を上げて解散総選挙になだれ込むというシナリオが密かに練られていたのだ。

■拉致被害者を連れて帰国し支持率回復

「ジャーナリストの田原総一朗氏が7月28日に官邸で総理と面会した際、『政治生命を懸けた冒険をしないかと持ちかけた』と話していましたが、これが拉致問題のことです。支持率低迷に悩む安倍政権の足元を見たのか、北朝鮮サイドから『3人の拉致被害者を返す用意がある』などと具体的な打診が持ち込まれた。02年の小泉訪朝に官房副長官として同行し、驚異的な支持率回復を目の当たりにした安倍総理には、拉致被害者の帰国が強烈な成功体験として残っています。すぐに日程や条件の検討作業に入りました」(官邸関係者)

ただし、北が提示してきた帰国者リストには、横田めぐみさんの名前はなかったという。
「拉致被害の象徴的な存在である横田めぐみさんが帰国しない上、これで拉致問題は解決済みということにされてしまったら、逆に世論の批判が高まる可能性もある。まさに『政治生命を懸けた冒険』です。安倍首相本人が訪朝するのはリスクが高いと判断し、小泉元首相が特使として15年ぶりに訪朝するプランも浮上していました」(外務省関係者)

今月15日、日本財団の笹川陽平会長の別荘に森喜朗氏、小泉純一郎氏、麻生太郎氏、そして安倍首相の歴代首相4人が集まり、何やら“悪巧み”をしていたが、小泉元首相に電撃訪朝プランを持ちかけたという話も流れている。水面下では、拉致問題で支持率回復という秘策が進められていた折も折、北朝鮮のミサイルが日本列島の上空を通過したわけだ。

今回のミサイル発射を「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と大騒ぎし、脅威を煽って、「制裁強化だ!」と拳を振り上げている手前、しばらく交渉は進められない。

安倍政権の「最優先課題」だったはずの拉致問題は、よこしまな政治的思惑に翻弄され続けている。 



ゥぅ薀軍、ISから北部の要衝タルアファル奪還 州全域を制圧

2017年9月1日 AFP日本語版

http://www.afpbb.com/articles/-/3141230

【9月1日 AFP】イラクのハイダル・アバディ(Haider
al-Abadi)首相は8月31日、北部の要衝タルアファル(Tal
Afar)とその周辺地域をイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還したと発表した。イラク軍がIS掃討作戦でまたしても大きな勝利を上げた。

ISのイラク国内の支配地域は、2014年に全土の約3分の1まで拡大していたが、米主導の有志連合によると現在はわずか10%にまで縮小している。

北部ニナワ(Nineveh)州に位置するタルアファルを奪還されたISは、イラクと隣国シリアを結ぶ主要な物流拠点を失うことになる。

イラク軍は、米主導の有志連合とイスラム教シーア派(Shiite)民兵組織の支援を受け、12日間にわたりタルアファルでIS掃討作戦を行っていた。

イラク軍は既にニナワ州の州都モスル(Mosul)を奪還しており、ISが「カリフ制国家」の樹立を宣言してから3年をへて、ようやく同州全域を制圧した。(c)AFP/Ammar 

Karim

λ鳴鮮、韓国紙記者ら4人に死刑宣告「侮辱する書評を掲載」

2017年9月1日 AFP日本語版

http://www.afpbb.com/articles/-/3141277

【9月1日
AFP】北朝鮮の中央裁判所は、同国を侮辱する書評を書いたとして韓国紙の記者ら4人に死刑を宣告した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が8月31日報じた。

問題となっているのは保守系の朝鮮日報(Chosun Ilbo)と東亜日報(Dong-A
Ilbo)が掲載した書評。ソウル(Seoul)を拠点とする英国人ジャーナリスト2人が2015年に出版した「North 

Korea
Confidential(仮訳:北朝鮮の秘密)」の韓国語版を紹介した記事で、北朝鮮の中央裁判所は「朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の尊厳をひどく侮辱するという忌まわしい罪を犯した」と非難している。

同書は、北朝鮮の日常生活で市場の役割が拡大していると詳述。闇市では韓国のテレビドラマのDVDなどが売られ、捕まっても「賄賂」を支払えば解放されるという。また韓国のファッションアイテムや髪形をまねる人もいると記されている。

韓国語版は「Capitalist Republic of
Korea(仮訳:資本主義者の北朝鮮)」と改題され、表紙には米ドルのマークが描かれている。

KCNAによると、中央裁判所は声明で、朝鮮日報と東亜日報は「厚かましくも」本の表紙の写真を紙面に掲載して「神聖なわが国の名前や国章まで中傷・侮辱した」と批判している。その上で、両紙の記者2人、出版元の社長2人に死刑を宣告。「上訴の権利はない。追加手続きは一切行わず、いついかなる場所においても執行され得る」と述べている。(c)AFP
(3)今日の重要情報

々澤明も証言、関東大震災時の朝鮮人虐殺は紛れもない事実だ!
小池百合子、ネトウヨの歴史修正に騙されるな!

2017.09.01 Litera

http://lite-ra.com/2017/09/post-3425.html

黒澤明『蝦蟇の油』(岩波書店)

1923年9月1日の関東大震災発生から、94年が経過した。大地震の混乱のなか、「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」等のデマが広がり、日本人らが多くの朝鮮人を惨殺した。いわゆる“朝鮮人虐殺”である。

しかし、本サイトでも既報のとおり、小池百合子都知事は、本日、東京都墨田区の都立横網町公園で行われる朝鮮人犠牲者の追悼式典をめぐり、都知事が例年送っていた追悼文を拒否。先月の会見でも「様々な被害で亡くなられた」「様々な歴史的認識がある」などと述べ、朝鮮人虐殺という歴史事実への言及を、あからさまに避けていた。

これを受けて、追悼式典を主催する「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会」も先月に抗議声明を出している。

〈人の手で虐殺された犠牲者も自然災害によって命を落とした犠牲者と同じ、よって虐殺された朝鮮人らへの別途追悼の辞は手間だ不要だと言っているのに等しい。〉
〈大震災など非常事態時に流言飛語が飛び交うことがあるという歴史の教訓、朝鮮人や中国人に対する差別・偏見が無辜の人々の命を奪う行動にもつながったという過去の歴史的事実に目をそむけるものである。〉(抗議声明より)

あまりにも当然の抗議だろう。実際、小池都知事の決定の背景には、近年、ネット右翼や右派市民団体を中心に拡散されている「朝鮮人虐殺はなかった」なる“虐殺否定論”がある。

たとえば、都議会で都知事の朝鮮人犠牲者追悼文とりやめの端緒となる質問をした自民党・古賀俊昭都議は、トンデモ虐殺否定本である『関東大震災 

朝鮮人虐殺の真実』(工藤美代子/産経新聞出版)を引用しており、また“虐殺否定論”をもとに各地の朝鮮人追悼碑の撤去運動などを行っている在特会系右派市民団体「そよ風」から、事前にレクチャーを受けていたことも本サイトの記事で指摘したとおりだ。

だが、関東大震災の際、デマによって大規模な朝鮮人のジェノサイドが起き、警察や軍がこれに加担したのは、保守系の歴史学者も認めている歴史的事実であり、なにより、当時を生きた人々による膨大な証言が残されている。

そのなかの「証言者」の一人に、世界的映画監督・黒澤明がいるのをご存知だろうか。1910年に現在の東京都品川区で生まれた黒澤は、中学2年生時に被災。自伝『蝦蟇の油』(岩波書店)のなかで、当時を振り返ってこう書いている。

〈関東大震災は、私にとって、恐ろしい体験であったが、また、貴重な経験でもあった。
それは、私に、自然の力と同時に、異様な人間の心について教えてくれた。〉

少年だった黒澤明監督の目の前で、父親が「朝鮮人だろう」と棒を持った人々に取り囲まれ……

被災時に黒澤少年が教わったという「異様な人間の心」とはなにか。繰り返し襲う揺れ、裂けた道路、舞い上がる土埃、空の半分を隠すほど高くそびえる大火災の黒煙。右往左往する人々を見ながら震えていた黒澤少年は「ああ、これがこの世の終わりか」と思ったというが、黒澤はこう特筆している。

〈しかし、恐怖すべきは、恐怖にかられた人間の、常軌を逸した行動である。〉

これまでの研究で、9月1日の少なくとも午後3時頃以降には「社会主義者及ビ鮮人ノ放火多シ」「朝鮮暴行」「鮮人二百名襲来シ放火強姦井水ニ投毒」などの流言飛語が広まり、警察もこうした「浮説」を把握していたことがわかっている。その異常な状況のなかで迎えた夜のことを、黒澤はこう述懐するのだ。

〈下町の火事の火が消え、どの家にも手持ちの?燭がなくなり、夜が文字通りの闇の世界になると、その闇に脅えた人達は、恐ろしいデマゴーグの俘虜になり、まさに暗闇の鉄砲、向こう見ずな行動に出る。

経験の無い人には、人間にとって真の闇というものが、どれほど恐ろしいか、想像もつくまいが、その恐怖は人間の正気を奪う。

どっちを見ても何も見えない頼りなさは、人間を心の底からうろたえさせるのだ。
 文字通り、疑心暗鬼を生ずる状態にさせるのだ。

関東大震災の時に起った、朝鮮人虐殺事件は、この闇に脅えた人間を巧みに利用したデマゴーグの仕業である。〉

実際、黒澤少年は〈髭を生やした男が、あっちだ、いやこっちだと指差して走る後を、大人の集団が血相を変えて、雪崩のように右往左往するのをこの目で見た〉という。そして、朝鮮人を追いかけ、殺して回ろうとする人々が、日本人も「朝鮮人」として暴行を加えようとした現場にも、立ち会っていた。

〈焼け出された親類を捜しに上野へ行った時、父が、ただ長い髭を生やしているからというだけで、朝鮮人だろうと棒を持った人達に取り囲まれた。

私はドキドキして一緒だった兄を見た。

兄はニヤニヤしている。

その時、

「馬鹿者ッ!!」

と、父が大喝一声した。

そして、取り巻いた連中は、コソコソ散っていった。〉

実は、黒澤のように「朝鮮人か」と言われて、殺害されそうになったという証言は数多くあり、官庁の記録にも殺害された人数などが記されている。

たとえば、当時、19歳で千駄ヶ谷に住む早稲田大学聴講生だった演出家・千田是也は、こんな談話を残している(毎日新聞社・編『決定版昭和史 昭和前史・関東大震災』所収)。

「あいうえおを言え!」「教育勅語を言え!」「歴代天皇の名前を言え!」と迫られ、答えに詰まると…

千田の周囲では、震災発生から翌日には「朝鮮人が日ごろの恨みをはらしに来る」などの朝鮮人襲来の噂が広まっていたという。若い者は自警団に出ろといわれた千田は、登山杖を持って別の大学生と警備にあたることになった。しかし、夜になっても誰も来ないので、偵察のために千駄ヶ谷駅の線路の上の土手を登っていったところ、こんなことがあったという。

〈すると内苑と外苑をつないだ道路(当時は原っぱだったが)の方から、提灯が並んでこっちにやって来るのが見えた。あっ、“不逞朝鮮人”だと思い、その方向へ走っていった。不意に私は、腰のあたりを一発殴られてしまった。驚いてふりむくと、雲をつくような大男がいて「イタァ! チョウセンジンダァ!」と叫んでいる。〉

「朝鮮人」と間違えられ、殴られた千田は、提灯を持った人々に取りまかれ、「畜生、白状しろ!」と小突きまわされたという。千田は弁明するが、聞いてもらえない。

〈私はしきりに、日本人であることを訴え、早稲田の学生証を見せたが信じてくれない。興奮した彼らは、薪割りや木剣を振りかざし「あいうえおを言え!」「教育勅語を言え!」と矢継ぎ早に要求してくる。この二つはどうにか切り抜けたが「歴代天皇の名前を言え!」と言われたときはさすがに困った。こちらは中学を出たばかりだから半分くらいしか覚えていない。〉

このとき千田は、殺されることを覚悟したというが、たまたま知り合いが声をかけて、事なきをえることができた。千田は〈私は殺(や)られずに済んだが、ちょっと怪しいというだけで、日本人も含めた罪のない人々がいったい何人殺されたのだろう〉と語っている。千田が思うのは、〈異常時の群集心理で、あるいは私も加害者になっていたかもしれない〉ということ。彼の本名は伊藤圀夫という。芸名は、そのときの自戒を込めて、千駄(センダ)ヶ谷のKorean(コレヤ)にしたのだという。

どうだろうか。黒澤や千田の体験談は、朝鮮人虐殺に関する膨大な証言のほんの一部であり、直接的な朝鮮人への暴行・殺人の目撃談などを挙げていけばきりがないのだが、このように、疑心暗鬼にかかった群衆が「怪しい」と思った人間を見つけ次第「朝鮮人」として殺しにかかったことは、紛れもない事実なのである。それはつまり、不審(と勝手にみなした)人物はすべて「朝鮮人」とされ、その属性こそが虐殺の“理由”となったということを意味している。

また、朝鮮人虐殺に関する研究では、一般の日本人が虐殺の「加害者」となってしまった背景には、当時の日本人の朝鮮人への蔑視と、植民地支配等に対する「報復」を恐れたという心理状態も要因のひとつであったと指摘されている(吉村昭『関東大震災』など)。
震災時の異常心理が、朝鮮人への差別意識と結びついて引き起こされたのが、朝鮮人虐殺というヘイトクライムだったのだ。

ひっきょう、関東大震災での朝鮮人虐殺が、ただの震災時の混乱のせいでもなければ、小池都知事が「様々な被害」というように“震災関連死”として一緒くたにできるものでは決してないのである。

虐殺を引き起こした朝鮮人暴動デマは、警察が拡散!正力松太郎も加担

さらに、大規模な朝鮮人虐殺が引き起こされたのは、行政・警察や軍が、あろうことかデマを信じ、新聞記者にまことしやかに話し触れ回るように要請するなど、虐殺の動きに加担していたことも大きな原因だった。これは当時、警視庁の官房主事でトップ2の立場にあった元・読売新聞社主の正力松太郎も〈朝鮮人来襲の虚報には警視庁も失敗しました〉と明かし、デマであったことを認め、反省の念を示していることである。

〈折から警視庁より不逞鮮人の一団が神奈川県川崎方面より来襲しつつあるから支給帰庁せよとの伝令が来まして急ぎ帰りますれば警視庁前は物々し警戒線を張っておりましたので、私はさては朝鮮人騒ぎは事実であるかと信じるに至りました。(略)

しかるに鮮人がその後なかなか東京へ来襲しないので不思議に思うているうちようやく夜の10時ごろに至ってその来襲は虚報なることが判明いたしました。(略)警視庁当局として誠に面目なき次第でありますが、私共の失敗に鑑み大空襲に際してはこの点特に注意せられんことを切望するものであります。〉(『悪戦苦闘』早川書房)

翻って、今回、朝鮮人犠牲者に対する追悼メッセージの送付をとりやめにした小池都知事の判断は、こうした過去の悲劇と加害の事実を曖昧にし、行政がヘイトクライムに加担したことへの反省を無に帰すものというほかない。それどころか“虐殺否定論”に立つ歴史修正主義勢力を勢いづかせ、朝鮮人や韓国人に対する憎悪を掻き立てさえするものだ。

周囲を見渡すと、状況は、94年前とよく似ている。安倍政権は、歴史認識で韓国や中国と反目するのと同時に、軍事の増強へと邁進しながら、「やられるまえに潰せ」と言わんばかりに“北朝鮮危機”を煽り立てている。書店には、侵略戦争と植民地支配を正当化するトンデモ論と差別主義をごった混ぜにしたヘイト本が並び、ネットでは日々レイシズムが洪水のように垂れ流されている。

そうしたなかで、犯罪報道があると無根拠に「朝鮮人の仕業だろう」などとがなりたてるヘイトデマが跋扈する。2014年の広島土砂災害時に起きた空き巣被害が「外国人による犯罪」というヘイトデマがネット上で拡散されたり、昨年の熊本大地震では「熊本の井戸に朝鮮人が毒を入れている」という悪質なヘイトデマツイートが出回ったり、関東大震災時の朝鮮人虐殺を彷彿とさせる災害時のヘイトデマも増えている。

黒澤明は、前掲の自伝のなかで、被災時のこんなエピソードを「馬鹿らしい話」として記していた。

〈町内の、ある家の井戸水を、飲んではいけない、と云うのである。

何故なら、その井戸の外の堀に、白墨で書いた変な記号があるが、あれは朝鮮人が井戸へ毒を入れたという目印だと云うのである。

私は惘れかえった。

何をかくそう、その変な記号というのは、私が書いた落書きだったからである。

私は、こういう大人達を見て、人間というものについて、首をひねらないわけにはいかなかった。〉(『蝦蟇の油』より)

はたして、現在でも、同じような流言が次々と表出している事実を、私たちは無視してはならない。すくなくとも、国際都市である東京で、こうしたヘイトデマ・ヘイトクライムの流れに同調する人間に、知事たる資格など断じてないのは確かだ。

(編集部)

(4)今日の注目情報

)鳴鮮ミサイル「脅威」強調しすぎ? 避難、休校、列車の運行停止……韓国人が見た「日本の反応」

2017年9月1日 毎日新聞

近年の北朝鮮のミサイル発射実験数

北海道の上空をミサイルが通過するなど、北朝鮮による挑発行為が相次ぐ一方、国内ではどう避難すればいいか右往左往する姿が散見される。安倍晋三首相は「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と言うが、「脅威」を強調しすぎていないか。冷静に考える一助とするため、70年近く北朝鮮の脅威と向かい合ってきた韓国の人たちに、日本の反応をどう思うか尋ねた。【庄司哲也】 


「ミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難してください」。アナウンスとともに鳴り響くサイレン。一斉に校舎に入っていく子供たちや、雑草が生い茂った場所で頭を抱えてうずくまるお年寄りの姿が映し出された。英公共放送BBC(日本語電子版)が8月にインターネットで公開した動画ニュースは、弾道ミサイル発射を想定して山形県酒田市で実施された避難訓練(今年6月9日実施)の様子を伝える。 


校舎内に避難し、頭を抱えて身を守る児童ら=山形県酒田市立西荒瀬小で6月9日(代表撮影)

「日本でこのような訓練が行われているという事実が、時代の変化を示しています。第二次世界大戦以降、誰も空爆とは縁がありませんでした」。BBCの東京特派員は、日本を包む緊迫感をリポートした。実際に8月29日早朝、ミサイルが北海道上空を通過した時は、全国瞬時警報システム(Jアラート)が12道県に配信され、結果として遠く離れた地域でも避難などの対応を迫られた。 


一方、韓国紙・中央日報(日本語電子版)は8月23日に韓国で行われた、北朝鮮のミサイル攻撃などを想定した退避訓練を「北脅威が高まる中でも安全不感症?」の見出しで報じた。米韓合同軍事演習の最中の訓練だったが、「ソウル駅前広場にいた人たちは、退避要領の通りに地下に下りていこうとする人はほとんどいなかった」などと、緊張感のなさを伝えた。北朝鮮のミサイル発射に対する反応が日本と韓国では正反対のように見える。 

「危機に備え訓練するのはもちろん重要です。しかし、断言はできませんが、はるかかなたに着弾するであろうミサイルのために、学校を休校にしたり、電車の運行を止めたりするのは過剰反応に見えてしまいます」と話すのは、朝鮮日報東京支局長の金秀〓(キムスヘ、〓はくさかんむりに惠)さんだ。

なぜ、「過剰反応」になるのか。金さんは「日本がこの問題の直接的な当事者でないからではないか」と分析する。 


金さんによると、現在の韓国と北朝鮮は休戦状態。言い換えれば「戦争が継続している」ということだ。本当に危機が差し迫った状況になれば、韓国経済は、すぐに大きな影響を受ける。韓国の男性には約2年間の兵役義務があるが、それを終えた人でも予備役に編入され、招集される可能性が出てくる。韓国の人にとって、北朝鮮の脅威や有事はリアルな日常の一部だ。そんな現実感があるからこそ冷静に行動するという。 


「私が脅迫の被害を受ける家の人間で、危機に直面しているのは当事者である私のはずなのに、隣の家の奥さんの方が『怖い、危ない』と大騒ぎしている、そんな感じの違和感とでも言うのでしょうか」と金さん。

1973年生まれの金さんは軍事独裁政権下で育った。国民統制下、毎日夕方にスピーカーから流れる国歌を起立して聞かされていた。87年の「民主化宣言」まで続いたそんな時代を振り返り、「韓国の人は政府が不安や恐怖心をあおることへの警戒心が強い」と話す。 


北朝鮮ゲリラによる青瓦台襲撃未遂事件(68年)、ミャンマーのヤンゴンで韓国閣僚らを爆殺したラングーン事件(83年)など、朝鮮半島は今以上の緊張の高まりを何度も経験してきた。軍事独裁政権はこのような危機を利用し、愛国心を高揚させて求心力を高めようとしたという。この構図を金さんは「コインの表裏のような関係」と説明した。 


無批判に報道、検証が必要

「政府が何らかのアクションを示せば、メディアは報じなければならないというのは理解できます。ですが、今回のミサイル発射の避難訓練のように、ただ政府の発表を報じる背景には、日本特有の『記者クラブ』制度の弊害があるように思います」と日本メディアの姿勢を問うのは、立教大学社会学部教授の黄盛彬(ファンソンビン)さん(メディア社会学)だ。

確かに、記者クラブでの「発表」に寄りかかった報道は、海外メディアに批判されてきた。「政府は避難訓練や屋内退避を呼びかけていますが、無批判に報道するメディアが多い。訓練の効果の有無などをしっかり検証することも必要なはずです」と黄さん。韓国の大学院に在学中の90年に交換留学生として初来日し、日本滞在歴は長い。 


黄さんが特に疑問を感じるのは、米朝の危機をあおるかのようなテレビの情報番組や週刊誌だ。「9月9日、北朝鮮をアメリカは空爆する」「北朝鮮核ミサイル 日本を狙っている」--目を引くタイトルが並ぶ。 


「ソウルは軍事境界線からわずか約40キロしか離れていません。そこに約1000万人もの人間が暮らしている。『ソウルが火の海に』などと比喩的に用いられますが、もし、本当に戦端が開かれれば実際にそうなる恐れも否定できず、短時間で多くの命が犠牲になる。そのような『危機』を伝えるには慎重さが求められるはずですが、日本のメディアでこうした情報を目にする機会は少ない」と日本メディアの戦争へのリアリティーのなさに言及した。 


黄さんによると、日本では金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長を「特異な人物」と強調する番組があふれ、昼の情報番組では、朝鮮半島問題の専門家とはいえない人がコメンテーターとして発言するケースも目に付く。「ここ数年、そうした報道が続いてきましたが、果たしてそれで日本社会の北朝鮮理解や国際情勢の認識は深まったのでしょうか。嫌いな感情だけが増幅し、共有されてはいないでしょうか」。そう黄さんは疑問を投げかける。 


緊張必ずしも高まってない

一方で米朝間で緊張が高まっているのも事実だ。元韓国国防省分析官で拓殖大客員研究員の高永〓(コウヨンチョル、〓は吉の横に吉)さんは、こう警告する。「米朝関係は挑発、対話再開、決裂、そして再び挑発という悪循環を繰り返してきました。金正恩氏はむやみに挑発をするのではなく、国際政治の情勢を読み、米国が容認できないレッドラインを計算しながら、ギリギリを狙っています。これまでも北朝鮮はミサイル発射や核実験を予告したときは必ず実施しました。2013年の核実験の際には、一度は実験中止をにおわせながら、結局は強行。それだけに予告通りグアム島近くに撃ち込む可能性は今も否定できません」 


さらに高さんは9月9日に建国記念日があるなど北朝鮮に記念日が控えていることを憂慮する。「北朝鮮は昨年のこの日に5回目の核実験を実施しています。10月10日には朝鮮労働党創建記念日があります。何らかの行動にでることを想定していた方が良いでしょう」 


東海大教養学部の金慶珠教授=東京都目黒区で2017年8月31日午後、庄司哲也撮影
政治的な緊張関係は続くものの、それがすぐに軍事的緊張を意味するのではないとの認識を示すのは、コメンテーターとしてテレビ出演することも多い東海大教授の金慶珠(キムキョンジュ)さん(メディア言語学)。「情勢が緊迫しているのは、北朝鮮の軍事的脅威が急激に増したからではなく、トランプ政権に交代した米国が北朝鮮への政策姿勢を急激に変化させたためです」 


金教授によると、オバマ前政権は、非核化の意思を示さない限り対話に応じない「戦略的忍耐」の政策を取っていた。これに対し、今年1月に発足したトランプ政権は脅威の排除に乗り出そうとしている。ただし、トランプ大統領に明確な戦略があるわけではなく、中国に圧力をかけるとはいうものの手詰まり感は否めない。「韓国は中国の一部だった」と発言し韓国国民の怒りを買うなど朝鮮半島問題の認識も大ざっぱだ。一方、韓国の文在寅(ムンジェイン)政権は北朝鮮との融和策を模索するが、その能力には限界がある。このような前提に立ち、金教授は「日本は米国万能という視点にとらわれ過ぎている」と指摘する。 


安倍政権の対応は金教授の目にどう映っているのか。「トランプ政権に歩調を合わせるだけで、独自の対応策を持ち合わせていません。緊張が高まれば、その影響は必ず日本にも降りかかってくる。その対応策がないまま北朝鮮の『脅威』をあおり立てているのではないでしょうか。安倍首相としては政権の求心力を高め、憲法改正につなげる追い風と考えているように見えます」 


特派員として、中国と緊張関係が続く台湾・台北市に住んでいたことがある。年に1度、市民も参加する防空演習が行われ、屋内退避訓練に加わった。一見、平和に見える社会に緊張感が潜んでいることに改めて気付かされた。そして、その緊張感を味わうことのない国に、日本がなってほしいと願う。 



*************************
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
*************************












CML メーリングリストの案内