[CML 048334] テント日誌 5月29日(月) 経産省前テントひろば1807日目後 281日目

木村雅英 kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2017年 5月 30日 (火) 21:37:41 JST


(転送します)

Date: Tue, 30 May 2017 20:18:49 +0900
From: 経産省前テント <>
Subject: 脱原発テント日誌5月29日(月)版

【脱原発テント日誌5月29日(月)版】
経産省前テントひろば、2011年9月11日(テント設置日)から2,088日目
 
◎5月25日(木)安倍は、首相はおろか、国会議員も辞任すべきだ。
 
 経産省前に着くと、「日の丸・君が代」裁判を闘っているKさんが先日の、東京地裁判決の不当性を糾弾する東京都庁前での、ビラまきを終わり、本日は別の年の不当処分撤回裁判があるとの事で、それまで多少の時間がありますからと、正門前に待っていてくれました。

 早速二人で座り込みのセッティング開始、スムーズに完了。すると、Iさんも到着した。間もなく東京地裁の方から国会へ向けて、労働法制改悪反対・最低賃金の引き上げのコールを上げながらのデモ隊が通過すると、それまでは外務省に何やら、がなっていた自称右翼の街宣車がそのデモ隊に向かって、相変わらずの、訳の分からないヘイトスピーチを投げつけていた。

 暫くして、今度は日本は「クロマグロの乱獲を止めろ」と経産省前でコールをしながらのデモ隊が通り過ぎる。(日本が一番国際協定を守っていないと言っていました)

 その後は、加計学園問題で文科省前事務次官の前川喜平氏の発言で話が盛り上がる。官邸側が何を言おうと、これは完全にアウトだ。なにせ、前川氏は「赤信号を青信号にしろ」と迫られたと言っているのだ。そして「『これは赤です。青に見えません』と言い続けるべきだった。本当に忸怩たる思いです」と反省の言葉を口にしているのだ。
安倍は、即刻首相はおろか、国会議員まで辞任すべきだ。
(Y・R)
 
◎5月26日前半(金)雨もあがったが、やや寒い  
 
 久しぶりの雨降りのため、事務所を出るときから合羽を着込み万全の態勢で出発した。おまけに大きめのパラソルも積み込んだ。かなりの重量のためか、途中で1回荷崩れしそうになったが、何とか無事に経産省正門前にたどり着いた。Tさんと2人で幟旗をセットしているとMさんがやってきて3人で取りかかる。

 座り込みを開始して暫くすると雨も止んできた。大した降りでなくて良かったと胸をなで下ろす。

 今日はTさんたちが主催する大間原発訴訟の準備のためメールの打ち込みを手伝いながら座り込んだ。慣れないタブレットに戸惑いながらも何とか完了した。
 
 ゆうちょ銀行ビル方面からやってきた女性が、カンパをしたいのだがと話しかけてきた。有り難く受け取り資料を手渡した。東京都が小平市で進める道路計画をめぐり、都道計画取り消し訴訟を進めている原告の一人のようだ。今日はその判決日で、ひどい判決内容だったとのこと。司法が住民の声を無視する傾向は正さなければならない。別れ際に「頑張ってください」と励まされた。

 後半の当番の人が来る頃には、やや、肌寒くなってきた。これからは天気が変わりやすく寒暖の差が激しくなるようだ。体調を崩さないようにしたい。
(S・S)
 
◎ 5月26日後半(金)もりとかけが食えん(森友・加計学園)、安倍川餅だと(安倍側勿打倒)

 雨が上がって座込み場所の日差しがきつい。ビルの陰になるのを期待すると、やけに太陽の動きが遅い。経産省本館前を歩く人たちに再稼働阻止全国ネットワークリーフと共謀罪チラシ(日本弁護士連合会)を配布する。文科省前では朝鮮高校への差別反対を訴える若人の声。

 17時から経産省抗議行動。森友学園・加計学園・共謀罪・高浜再稼働など、安倍政権の横暴糾弾、安倍政権打倒で盛り上がる。

 終了後は、首相官邸前、首相官邸裏、国会議員会館前、経産省本館角で、安倍政権横暴への抗議の声や太鼓が鳴り響く。
(K.M)
 
◎5月27日(土)おかしなことがまかり通る国会、霞が関
 
〇土曜日の霞が関
 上空には大きな雲が沢山浮かんでいる。青空は見えるが、太陽が雲に隠れたり陽射しに溢れたりと変化が著しい。風はとても爽やか。プラタナスの木陰にKさんと二人で座り込む。
 強い陽射しが差し込むと周囲の街路樹や建物は日時計と化し幾つもの影が時を刻む。桜田通を行きかう車の音が潮騒に聞こえる。通りがかった女性が「ご苦労様」と声をかけてくれた。

〇先客万来
 珍しく機動隊と丸の内署のお巡りさんがやってきた。機動隊は若いお巡りさんはふたり「こんにちわ。今日は何時までですか」と尋ねるので4時までと答えると「体に気をつけてください」と笑顔が帰ってきた。丸の内署のおまわりさんは「こんにちわ。あまり歩道に出すぎないようにしてください」とこれもソフトタッチ。笑顔でうなずくと車に戻っていった。
 スケッチに集中していたら頭上に人の気配。見上げると外国の男性がスケッチを見ていた。三人のインド人だった。一人は日本語を話せるが、他の二人は昨日来たばかりで珍しい場所を案内しているそうだ。Sさんが原発の話題をしても通じていないようだ。
 英語ならば通じるのだろうが、犬の声が「バウワウ」と聞こえる人は誰もいない。経産省を英語で言うことすらできないのに気づいた(Ministry of Economy, Trade and Industry)。 一人がSさんの年齢を尋ねる。母親と同じ年とわかるとSさんと記念撮影。
 ここで何をしているのか聞かれたがどう説明したものか…英文パンフレットをお渡ししただけ。それでも日印交流は成功かな。

〇森友・加計そして辞任
 自称立法府の長の奥の手は「私はそんなこと言っていません」。まあそんなところだろう。でも自らが蓄積してきた軋み・歪に、また負荷を加えるだけ。
 それにしても怪しいのに調べもしない。一方で怪しくないのに調べようとする法律。改憲するってこういうこと。
(O・O)
 
◎5月29日(月)抗議プレート3枚重ね 
 
 強い日差し避けにパラソルを3本持ち出す。湿気が少なく適度に強い南風に気分爽快のスタート。パラソルは、1本が支柱割れを生じ2本になる。のぼりは4本、バナー3枚でセットアップ。目の前のケヤキは木陰が濃淡をはっきりさせるが、パラソルの下も陰が大きく張り出し涼風を誘い込む。汗は乾き塩気でザラザラする。
 
 3週連続でジョンウン・ミサイルが発射された。森友、加計問題でアベが窮地に陥るとミサイルが飛ぶ。各国で頻発するテロ、これも共謀罪法案成立に向けフルに利用されている。Oさんから読売新聞がミサイル発射号外を出したと聞かされる。煽るよみうり久しからず。
 
 参議院本会議で共謀罪が審議入りし、座りこみに顔を出し一息入れて国会に向かうおなじみの顔が6人になる。「坂の上」から戻った人も座り込む。金曜テント座りこみの彼女が持つプレートは「森友疑惑徹底追求」、「ストップ!!改憲」、「共謀罪NO」。それぞれ大きな集会で配られた3枚縦重ねは見た目も効果抜群。アピールの工夫は尽きない、あらゆる抗議手段でアベを追い込みたい。
 
 通りすがりのご婦人が「少々ですけれど」と硬貨のカンパ、テントニュースセット版を手渡す。3時過ぎまでにSさんと引き継ぎをして帰る。ここまで座りこみ10名。
(I・M)
 
◎5月29日番外(月)参院で審議のはじまった共謀罪法案 国会前に足を運ぼう 
 
 通常国会の会期末になると重要法案の強行採決が当たり前のような光景になってしまった。日本の政治の根幹にある立法府の姿をそこにみて、なんとも言えない怒りが湧いてくる。この怒りには絶望的な気分というか、悲哀も混じっている。それが偽らざるところだ。そういう心をいだき、僕らはなにをなしえるのか、あるいは、どうすればいいのか、という自問を反芻している。5月29日(月)は衆院で強行採決された共謀罪法案の審議がはじまった。しかし、国会周辺での抗議の人々の姿は閑散としていて寂しかった。何故だろう、という思いが消し難く出てきた。国会前から去らざるをえない用事があったのだが、腰は重かった。
 
 この共謀罪法案を実際に使う官僚(警察や法務員)たちは、この法案が機能する状態をよくわかっているのだろう。だがこの法案を作る政治家たちは果たしてわかっているのか。安倍首相や金田法相をはじめとする政治家たちの理解は、その答弁を見ればそれは明瞭だ。彼等はこの法が現実に現れるころは、もうこの世にいないか、政治的な場面にはいない。だから、この法案の機能する時代や場面を想像することが大事なのだ。しかし、彼等にはその政治的想像力がない。類似の法案(例えば治安維持法)が現れた歴史の振り返りもない。僕らは過去の歴史から、その学びから未来を想像する力をえるものだが、そういうことが彼等にはない。
 
 この共謀罪法案には、それを規制する憲法(自由や人権の規定)がある。だが、共謀罪法案は、上位法たる憲法に違反している。憲法にある自由や人権の侵犯を許す法案である。戦後の憲法が治安維持法を廃止したことを想起しよう。現憲法は自由や人権についての規定を持っているが、これは自由や人権を侵犯することが当たり前だった国家権力の歴史の中で、その権力を制限し、縛るためにでてきたものであり、日本の場合には治安維持法や政治警察の振舞いの歴史に鑑みて出て来たものだ。何度も出て来た共謀罪法案を廃案にした歴史が、それを物語る。
 
 共謀罪法案で多くの人が問題にする内心の自由(思想の自由)の侵犯を取り上げてみよう。内心の自由は歴史的にみれば宗教から自由という要素が強かったのであるが、人が考える自由(思想の自由)は、国家権力からの自由として根源的なものだ。国家権力を打倒し、打ち砕く自由も、思惟の内にある限り自由なのだ。これは自由を規定した国家を倒す自由も容認するのかと問題になったこともあるが、自由は容認される。この自由が行為として現れた時にのみ、国家権力との関係になる。だから、国家権力は自由という思惟が行為に現れた場面でのみ、問題にすることができる。この自由は、現実の歴史の中で(矛盾的な歴史の中で)、ぎりぎりのところで、勝ち得た知恵であり、到達点なのだ。思想の自由、思惟の自由と現実の自由の関係は、国家を倒す自由との関係もあり、無矛盾ではない。そこの多くの問題があるにしても、思想や思惟の自由は承認され、それが行為として現れた時にのみ問題にする。これが、現在までの到達点である。それを共謀罪法案は侵犯するものである。
 
 多くの人が懸念するように、共謀罪法案は、国家権力行使の制限を破り、その恣意的行使を許すものであり、その道を開くものである。戦前のような国家支配と国家権力行使に回帰するという懸念は当然である。憲法にある自由や人権は、国家権力の制限(国家権力による侵犯から守られるということ)が何より重要だが、ここを無造作に破ろうとしているのが共謀罪だ。
 
 国会前への行き帰りの道で、共謀罪法案への人々の反応が小さいことを考えた。戦争法案に対してより、異議申し立ての声が小さいことが気になったというのが正直なとことだ。戦争法案は憲法でいえば9条や前文のところが、関わるのだが、戦争については国民(市民や地域住民)の考えが深く浸透しているから反応も大きい。共謀罪法案は自由や人権(個人の尊厳)に関わることだが、自由や個人の尊厳というのは日本の歴史では100年位前に登場したことであり、身体化している(身についている)というには、時間が浅すぎるのかと思った。ここが問われているのだろう、と思った。僕らの思考をそこに延ばすことで根源的に対抗して行くものを得られるのではないか。悲哀に満ちた感慨の中で希望のようなものだが、共謀罪法案の闘いの中で、内なる思想の自由や個人の尊厳について想いをいたそう。そこが反転する根になりえるし、根の部分について考える契機にしたい。
(三上治)
 
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デモ・集会のおしらせ:

★5月31日(水)は日比谷野音で集会&デモ 共謀罪法反対
18時30分〜 主催:総がかり行動 場所:日比谷野音

★ 6月2日(金)5時〜6時経産省前抗議行動 官邸前抗議行動は6時〜です。

★6月3日(土)は「あべ政治を許さない」を一斉に掲げる日。
 13時〜:国会正門前で。
 
★6/7(水) 2つの抗議行動にご参加を!
1.高浜原発再稼働やめろ!関西電力東京支社抗議行動
 日 時:6月7日(水)17時30分より18時15分まで   
 場 所:富国生命ビル前
(内幸町駅A7出口すぐ)
 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」TEL 070-6650-5549

2.第45回東京電力本店合同抗議のご案内
 東京電力の傲慢、独善、隠蔽、無責任体質は現在も継続中です
 東京電力へ抗議の声を挙げましょう
 日 時:6月7日(水)18時30分より19時45分頃まで 
 場 所:東京電力本店前
 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
 賛 同:東電株主代表訴訟ほか126団体


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