[CML 047853] Fwd: [siminfukuoka:2099] 水島朝穂 さんから 更新しました(2017年5月1日)憲法施行70年と現代の防空法+米艦防護命令

りょうこ baffydct at gmail.com
2017年 5月 2日 (火) 08:39:55 JST


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From: 青柳行信 <y-aoyagi at r8.dion.ne.jp>
日付: 2017年5月2日 7:07
件名: [siminfukuoka:2099] 水島朝穂 さんから 更新しました(2017年5月1日)憲法施行70年と現代の防空法+米艦防護命令
To: 市民連合ふくおかML <siminfukuoka at freeml.com>


青柳です。
-------転送メール-----------------------

 ※▲ 水島朝穂

   直言更新しました(2017年5月1日)憲法施行70年と現代の防空法+米艦
          防護命令


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■◎■「直言」ニュース 2017年5月1日
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

  早稲田大学の水島です。大型連休が始まりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。さて、「直言」を更新しました。
   http://www.asaho.com/jpn/index.html
   http://www.asaho.com/jpn/bkno/2017/0501.html  (固定)

■ 明後日は日本国憲法施行70年の憲法記念日です。今回の「直言」では、私がこの31年間に毎年5月3日に講演をしてきたデータを示しま
した。施行40年は札幌、50年は東京、60年は水戸でした。そして、施行70年の今年は、連休初日の29日早朝に起きた「北朝鮮ミサイル発射失敗」
と東京トメロの運転見合わせを切り口に、政府が進める「国民保護法制」の問題性について書きました。私はこれを「
現代の防空法」ととらえています。そして、この機会に、「逃げるな火を消せ」という戦前の防空法の本末転倒ぶりを明らかにした水島朝穂・大前治『検証
防空法』の最終章の一部を収録しました。少し長いですが、お読みください。この機会にyahooやgoogleで「防空法」と検索してみてください。
  http://osakanet.web.fc2.com/bokuho/kensyo.html

  なお、安倍首相はミサイルの弾頭にサリンが云々と答弁しましたが、人々に空から毒ガスがくるぞという脅かしは、戦前の防空法のときも同じでした。
  http://www.asaho.com/jpn/sansei/116.html
  人々の恐怖を煽ることで、権力を強めようとするのはいずこも同じです。

   宮城県などで学校に避難誘導の指示まで出したにもかかわらず、
http://www.asaho.com/jpn/img/2017/0501/siryou3.pdf
所管大臣をはじめ、安倍内閣の19人中11人の閣僚が「外遊」に出るという緊張感のなさです。ビジネスクラスを使い、一人数千万の税金が使われます。

  安倍内閣のもとで、この憲法の改正の動きが急になっています。29日のTBS「報道特集」でもやっていたように、改正理由に「高等教育無償化」まで持ち出し、
もはや憲法改正のためには論理も理屈も吹き飛ばす勢いです。「お試し改憲」の知的荒廃が進んでいます。
  http://www.asaho.com/jpn/2015data/webronza1.pdf
  http://www.asaho.com/jpn/2015data/webronza2.pdf

■ 昨日のNHKスペシャル「憲法誕生への道」は再現ドラマをまじえながら、憲法9条1項の冒頭、「日本国民は政治と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」
が入った経緯を、当時の委員会議事録などを使って明らかにしていました。
  https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586919/index.html
再現ドラマも使って、憲法の一つひとつの文言が議員たちの真剣な議論によって決められていくさまを描いていました。安倍首相がいうような、
日本国憲法はGHQに押しつけられたものという単純な「印象操作」を崩す内容を持っています。今回は憲法9条なので、憲法研究会の鈴木安蔵ではなく、
同じ東北出身の鈴木義男に焦点をしぼっていました。

  鈴木安蔵が創設した憲法理論研究会。私がその代表をやっていたときの下記の「直言」をご覧ください。
  http://www.asaho.com/jpn/bkno/2012/1105.html
  この「直言」の下の方を読むと、鈴木義男が森戸辰男とともに、憲法25条の生存権条項の実現に果たした役割がわかります。今回、憲法9条1項に「国際平和」
を入れるにあたっての役割がわかりました。日本国憲法における「2人の鈴木」です。日本国憲法制定史にはまだまだ魅力的なテーマが眠っています。「
占領軍の押しつけ」という安倍晋三的な「レッテル貼り」で思考停止することなく、憲法制定過程をもっと広く、深く、濃く診ていく必要があると思います。

■ 昨日、稲田防衛大臣は米艦防護の命令を出しました。法的根拠は、安保関連法の審議のなかでも最も手薄で、論拠不明確だった自衛隊法95条の「武器等防護」
の米軍への拡張です。
  http://www.asaho.com/jpn/bkno/2015/0302.html
この曖昧さがありますから、昨日の稲田大臣はいつにも増して自信なげに記者会見していました。そして、
あとになって米艦防護の命令を出していたことがわかりました(『朝日新聞』30日付)。こんな大事な命令を、
おそらくとうの本人も出した意識がないのかもしれません。どこかの法学部を出て弁護士資格をとったはずの稲田大臣。
その法的知識・思考は大いに怪しいといわざるを得ません。
  詳しくは、拙著『ライブ講義 徹底分析!集団的自衛権』(岩波書店)をお読みください。下記の6番目が今回の論点です。
  http://www.asaho.com/jpn/iwanami/0722.html

■ 法学館憲法研究所編『日本国憲法の核心-改憲ではなく、憲法を活かすために』(日本評論社、2017年4月刊)
の第2章「憲法九条の深意とは何か──平和主義の「積極化」と「現実化」」を書きました。書店でご覧ください。
  https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7424.html

  また、「国家が特定の「柄」や「色」を押しつけることを禁じるのが近代憲法」
  を、『週刊金曜日』2017年4月28日・5月5日合併号に書きました。
  http://www.kinyobi.co.jp/

■ 明後日から東北に向かいます。初日は仙台市で講演します。
  http://www.asaho.com/jpn/img/2017/0227/sendai.png
その日のうちに青森市に移り、4日は青森講演です。
  http://www.asaho.com/jpn/img/2017/0417/aomori.png
その後、しばらく東北に滞在します。

  3日は慶應大学で全国憲法研究会の憲法記念講演会が開かれます。東京・関東近県の方はどうぞご参加ください。
  http://zenkokuken.org/koen2017.html

  それでは、どうぞよい連休をお過ごしください。          水島朝穂

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■この1カ月間の「直言」(2017年4月)
4月3日 「教育勅語」に共鳴する政治――「安倍学校」の全国化?
  http://www.asaho.com/jpn/bkno/2017/0403.html

4月10日 議員任期延長に憲法改正は必要ない――改憲論の耐えがたい軽さ
  http://www.asaho.com/jpn/bkno/2017/0410.html

4月17日 「立憲主義からの逃走」――ドイツとトルコの大統領
  http://www.asaho.com/jpn/bkno/2017/0417.html

4月24日  勘繰る政治――忖度と迎合、権力分立の荒野
  http://www.asaho.com/jpn/bkno/2017/0424.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ドイツからの直言(2016年3月~9月)
  http://www.asaho.com/jpn/bkno/ausderbrd.html
  特に、8月29日付直言はドイツ・ヨーロッパ旅行をする方は必読。
  http://www.asaho.com/jpn/bkno/2016/0829.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■補則から前文に向かって憲法を「逆にたどる旅」(2007年連載)
  http://www.quon.asia/yomimono/business/column/mizushima/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 防空法制の研究(NHK朝の連ドラ、太田愛『天上の葦』(角川書店)でも使用) http://www.asaho.com/jpn/
sansei/index.html
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【新着情報】http://www.asaho.com/jpn/news.html
★水島朝穂「国家が特定の「柄」や「色」を押しつけることを禁じるのが近代憲法」
  (憲法施行70年特集)『週刊金曜日』1134号(2017年4月28日・5月5日合併号)30-31頁。
  http://www.kinyobi.co.jp/

★法学館憲法研究所編『日本国憲法の核心--改憲ではなく、憲法を活かすために』日本評論社、2017年4月刊行。
  第2章「憲法九条の深意とは何か──平和主義の「積極化」と「現実化」」
  https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7424.html

★『毎日新聞』2107年3月28日付夕刊ワイド
「最近話題の「教育勅語」肯定論は… 歴史修正主義と表裏一体」コメント
http://mainichi.jp/articles/20170328/dde/012/040/002000c?fm=mnm

★朝日新聞社「Webronza」テーマ:どうなる? 2017年の憲法論議
   水島朝穂「浮ついた改憲論議ではなく、根本的な議論を」
  http://webronza.asahi.com/politics/articles/2017011600007.html

★共同通信文化部配信「年始評論」
  「立憲主義からの逃走」
  掲載紙『神奈川新聞』『琉球新報』『南日本新聞』ほか多数
  下記は『愛媛新聞』2017年1月5日付文化欄
  http://www.asaho.com/jpn/img/2017/0123/ehime.jpg

★「斜面」『信濃毎日新聞』2017年1月5付1面コラム
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170105/KT170104ETI090007000.php
  http://www.asaho.com/jpn/2017data/syamen.pdf

★識者評論・「駆け付け警護」『朝日新聞』2016年12月4日付4面
  http://www.asahi.com/articles/DA3S12690064.html

★論点・「駆け付け警護」付与へ『毎日新聞』2016年11月10日付オピニオン面
  http://www.asaho.com/jpn/img/2016/1114/mainichi.pdf

★「世界の「ヒロシマ通り」」『中国新聞』9月28日付(セレクト)
  http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=65216

★「直言」重ね1000回・早大水島教授HPエッセー『東京新聞』2015年12月29日付第2社会面トップ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/
CK2015122902000126.html

★【新刊】『18歳からはじめる憲法(第2版)』(法律文化社、2016年)
http://www.asaho.com/jpn/book/18sai-kempo.htm

★「安保関連法と憲法研究者──藤田宙靖氏の議論に寄せて」
『法律時報』2016年5月号77-83頁。
https://www.nippyo.co.jp/shop/magazine/7106.html
関連直言
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2016/0307.html

★『ライブ講義 徹底分析! 集団的自衛権』(岩波書店、2015年)
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0240460/top.html

★「緊急事態における権限分配と意思決定--東日本大震災から考
える」鎌田薫監修『震災後に考える 東日本大震災と向きあう92の
分析と提言』(早稲田大学出版部、2015年)
http://www.waseda-up.co.jp/social/post-719.html
抜き刷り(PDF)
http://www.asaho.com/jpn/img/2015/0406/shinsaigo.pdf

★《シリーズ・日本の安全保障》第3巻・水島朝穂編『立憲的ダイナミズム』(岩波書店、2014年)
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/2/0287530.html

★『検証 防空法--空襲下で禁じられた避難』(法律文化社、2014年)
http://osakanet.web.fc2.com/bokuho/index.html
http://www.asaho.com/jpn/sansei/index.html

★『戦争とたたかう--憲法学者 久田栄正のルソン戦体験』(岩波現代文庫、2013年)
http://www.asaho.com/jpn/sensoutotatakau.html
http://www.asaho.com/jpn/book/hisada.html

★『東日本大震災と憲法--この国への直言』(早稲田大学出版部、2012年)
http://www.waseda-up.co.jp/cat649/post-617.html

★『はじめての憲法教室--立憲主義の基本から考える』(集英社新書、2012年)
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0712-a/

★研究と研究者についての私論(2015年法学研究科ガイダンス)
http://www.asaho.com/jpn/2015data/kouen.pdf

★「ドイツからの直言」の全リスト
http://www.asaho.com/jpn/bkno/ausderbrd.html

▼これまでの「直言ニュース」についていた著書、論文、講演、マ
スコミ出演などの記録は簡略化しましたので、この1、2年の新着情報は下記から参照してください。
http://www.asaho.com/jpn/news.html
http://www.asaho.com/jpn/2015data/news2015.html
http://www.asaho.com/jpn/2014data/news2014.html

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水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授・博士(法学))
研究室:169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
HP http://www.asaho.com/
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MLホームページ: http://www.freeml.com/siminfukuoka

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