[CML 048998] 声明 辺野古沖のボーリング調査強行に抗議し、 新たな米軍基地建設に反対する。

りょうこ baffydct at gmail.com
2017年 6月 27日 (火) 11:13:19 JST


声明 辺野古沖のボーリング調査強行に抗議し、 新たな米軍基地建設に反対する。
 政府・沖縄防衛局は、8 月 18 日、沖縄県名護市辺野古沖にて米軍普天間基地移設のための海底掘
削調査を開始した。日本バプテスト連盟理事会はこれに抗議し、米軍辺野古基地建設に反対する。 8 月 14
日、現場水域に臨時制限区域を示すブイが設置されて以来、防衛局は、海上保安庁職員ら
を動員し、掘削調査に反対する市民らに対し、脅しと暴行を伴う排除を繰り返し、すでに負傷者を 生み出している。
また辺野古沖に通じる米軍キャンプシュワブ・ゲート前でも、警察と民間警備会
社が一体となって、反対運動への弾圧を繰り返している。日本政府のこうしたむき出しの暴力が、
集団的自衛権行使容認と並行して立ち現れていることは、決して偶然ではない。日本政府はいま、 なりふりかまわず戦争へと突き進もうとしている。
 戦争とその準備に反対し、平和を創り出そうとする人々は、これまでずっと、身体をはって、し
かも非暴力で基地建設の動きに反対し、抵抗してきた。その結果、2004 年には政府はボーリング調
査を中止せざるをえなかった。今回の臨時制限区域設定による立ち入り禁止水域の拡大と、そこに
おける政府側の暴力行使は、いかに政府が平和運動を恐れ、憎悪しているかを表しているし、また
平和を創り出そうとする人々の闘いの力を証ししているものでもある。私たちはこの闘いに連帯す る。 『琉球新報』(8 月 26
日朝刊)によると、沖縄県内世論調査で「移設作業は中止すべきだ」との 回答は
80.2%にのぼり、県民の反対の意思は明確に示されている。また今年1月に行われた名護市
長選挙では、普天間基地の辺野古移設に反対する稲嶺進氏が再選されており、すでにその段階で地 元の人々の反対意思も明確に示されている。
それゆえ日本政府のボーリング工事強行は、全く民意 に反するものであり、私たちも容認することはできない。
沖縄はこれまで幾度も日本政府による差別・抑圧の下に置かれてきた。1872 年から 1880 年にか
けての明治政府による「琉球処分」により琉球王国は滅亡せられ、日本への併合を強いられた。と ころが、1945
年には天皇を神とする「国体」護持のために、時間稼ぎの捨て石とされ、日本で唯一 の地上戦場となって 1/4 とも 1/3
とも言われる県民のいのちが奪われた。さらに 1952 年 4 月 28 日、
サンフランシスコ講和条約の発効と同時に、他の南西諸島と共に日本から切り離され、米軍政下に 置かれた。そして今も、日本政府は在日米軍基地の約 3/4
を沖縄に集中させ、沖縄の人々の生活や いのちを圧迫し続けている。
こうした歴史を直視するとき、私たちは、辺野古への基地移設を許す わけにはいかない。
それは戦争責任を告白しつつ生きる戦後の日本のキリスト教会としての責務で もある。
日本バプテスト連盟理事会は、辺野古沖での米軍基地建設に反対し、ボーリング調査強行に抗議 し、その中止を求める。 第六戒 あなたは殺してはならない。
主イエスによって解放され生かされた私たちは、他者を殺しその存在を否定することができない。
殺しのあるところに平和はない。私たちは殺さない。軍備のあるところに平和はない。私たちは殺
すための備えを否定する。戦争に協力するところに平和はない。私たちは殺すことにつながる体制
づくりに協力しない。暴力のあるところに平和はない。私たちは暴力の正当性を否定する。主に従 う教会は敵を愛し、迫害する者のために祈る。
(「平和に関する信仰的宣言」【平和宣言】2002 年 11 月 15 日日本バプテスト連盟第 49 回定期総会より) 2014年9月4日
日本バプテスト連盟理事会


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