[CML 048926] 小池与党を標榜している共産党に投票してなにが変わるというのか。さらに政治=東京都政を劣化させることにしかならない、というのが私の評価です。

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2017年 6月 24日 (土) 18:48:31 JST


以下は、澤藤統一郎さん(弁護士)の「自民の票と議席を減らそう。自民離れ票を小池新党にまわさず、日本共産党へ。」(2017年
6月23日付)という論を読んでの私の感想です。

澤藤統一郎さんは「自民の票と議席を減らそう」と言いながら、「都ファの票と議席を減らそう」とは言わない。なぜか? 都民ファー
ストの会は支持すべき政党なのか? そうではないでしょう。都ファを率いる小池百合子はつい最近こそ同党の代表につくため自
民党を離党しましたが、それまでは自民党の中でも超タカ派の議員として鳴らし、日本会議の国会議員懇談会副会長もつとめる
極右、改憲派の国会議員でした。核武装論者であることでも有名です(『Voice』発言、2003年)。そうした極右、改憲派の小池百合
子に率いられた都ファが支持すべき政党であるはずがありません。しかし、共産党は、最近こそ都議選では複数の選挙区で都フ
ァと議席を争うことになり選挙戦術として対決姿勢に転じていますが(毎日新聞、2017年6月23日)、いち早く小池与党宣言をして
いたことは広く知られていることです(いたばし区民タイムス、新年挨拶号)。そうした事情によって「都ファの票と議席を減らそう」
とは言わないのか。おそらくそういうことでしょう。

しかし、それが大きな間違いでしかないことは上記で述べたことからも明らかでしょう。「問題は小池新党(都ファ)の評価である。
その基本性格は自民党凋落分の保守の受け皿。その機能は自民党離れ票の革新政党への流れを堰き止めるための防波堤。
それが客観的な小池新党の役割」(澤藤統一郎の憲法日記、2017年6月23日)という評価だけでは弱すぎるし、甘すぎるのです。
「自民党を減らす。だが自民離れ票を小池新党に止めてはならない」というあなたのかけ声は共産党の近視眼的な選挙戦術を
復唱するだけの体のものであり、説得力はありません。共産党は「革命」(社会変革をめざす)の党であるはずです。それが、小
池百合子の率いる都ファの本質的な危険性を喝破し、批判できないようでは「革命」(社会変革をめざす)の党として選挙を戦う
資格なし、と言わなければならないでしょう。小池与党を標榜する(いまは選挙戦術上、対決姿勢をとっていますが)共産党に投
票してなにが変わるというのか。さらに政治=東京都政を劣化させることにしかならない、というのが私の評価です。

自民の票と議席を減らそう。自民離れ票を小池新党にまわさず、日本共産党へ。 - 
澤藤統一郎の憲法日記 2017年6月23日
http://article9.jp/wordpress/?p=8725

『さあ、東京都議選が始まった。アベ一強政治に破綻が生じ、人心が離れつつある絶好のタイミング。この都議選は一地方議
会の選挙にとどまらない。民意の在処をはかるまたとない機会。アベ政権による政治の私物化と、それを抑制できない自公与
党体制への国民の審判のまたとないチャンス。共謀罪の廃止や、9条改憲阻止の民意を示すチャンスでもある。中央政治に、
大きな影響を期待しうる注目すべき選挙。

この選挙はアベ一強批判選挙だ。最大の注目点は、自民党にどれだけの打撃を与えられるかということだ。前回選挙に比較
して、前回の2013年6月都議選での自民党の当選者は59名、獲得票数は163万票、得票率は36%だった。この水準から
のマイナス分が、アベ自民批判の国民の審判だ。具体的には、森友・加計両事件に象徴される政治の私物化とねじ曲げ。そ
して共謀罪強行に見られるアベ自民の徹底した非民主的姿勢への批判。

問題は小池新党(都ファ)の評価である。その基本性格は自民党凋落分の保守の受け皿。その機能は自民党離れ票の革新
政党への流れを堰き止めるための防波堤。それが客観的な小池新党の役割。

127議席の過半数が64。小池新党単独ではこの数字に届かないが、公明と与党体制を組むことによって過半数に達すると
の見方もあるようだ。

私は、地元(文京)で共産党・福手よう子候補の第一声に立ち会った。文京区は定数2で前回選挙では貴重な議席を確保して
いる。長く都議だった現職の後継新人候補を当選させようと熱気は高い。応援に駆けつけた大阪の辰巳孝太郎、東京の吉良
佳子両議員ともども熱弁を振るった。

「国政を私物化し、憲法を壊す安倍自公政権を首都・東京から変えよう」「そのための共産党の躍進を」「加計学園の疑惑。安
倍首相は岩盤規制に穴を開けたというが、加計学園しか通れない特別の穴だったではないか」「安倍首相に直ちに臨時国会
を開かせて必要な証人喚問をさせるよう徹底追及しよう」「特定秘密保護法・戦争法、そして共謀罪。さらには憲法9条改憲の
安倍政権は徹底追及するしかない」「共謀罪法廃止も、改憲阻止も都議選の大きな争点」「開発優先の都政から、生活重視の
都政への大転換を」「そして、築地市場の豊洲への移転をきっぱりと中止し、築地市場を未来に引き継ごう」「小池知事は豊洲
移転を中止して、築地を営業しながら再整備する道を真剣に具体化すべきだ」「文京区内の待機児童をなくそう、特養待機高
齢者をなくそう。孤独死をなくそう」「そのため、大塚車庫跡地の福祉施設利用を実現しよう」「国保税の引き下げを実現しよう」
…。実に多彩な訴えだった。

自民党を減らす。だが自民離れ票を小池新党に止めてはならない。ぜひとも、自民離れ・公明離れの票を、共産党の受け皿
にまで。そのような気迫のこもった演説。大いに期待したい。』


東本高志@大分
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