[CML 048572] 「野党は全面審議拒否を」という荒唐無稽の論について振り返る ――市民運動の劣化について

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2017年 6月 12日 (月) 11:22:13 JST


一時期、ツイッターやネット上で「野党は全面審議拒否を」という私から見て荒唐無稽としか思えない主張が雨、霰のように拡散されていた時期がありましたが、いまは沈静化、というかやや頓挫しているかのように見えます。下記の2本目記事に「そういう運動はすぐに消失してしまいます」という私の判断を述べておきましたが、そうした事態に立ち到っているようです。その経緯と事情についても以下に書いていますが、この問題についてこれまで私が書いた2本の記事をご紹介させていただこうと思います。わが国の市民運動の劣悪化について私の感想を述べたものです。

1本目。6月9日付FB記事。
https://www.facebook.com/takashi.higashimoto.1/posts/1092857144178045

『「野党は全面審議拒否を」という荒唐無稽の論は共産党の非公認下部組織のこたつぬこ(木下ちがや。共産党員)らしばき隊が煽っていたという検証。それにしても、こうした荒唐無稽の「煽り」にこうも容易に煽動される「市民運動」とはなにか? 市民運動の低劣化現象を示してあまりある事例というべきでしょう。

・「検証」の紹介記事(世に倦む日日Twitter 2017年6月9日)
https://twitter.com/yoniumuhibi/status/872951308361187329‏
『やはりそうでしたか。http://bit.ly/2rbfsLh 検証ありがとうございます。共産党中央(小池晃)はずるいですよね。末端にはこうやってネットで煽らせ、表向きは知らんぷりして野田執行部に追従し、言い訳は一議員の宮本岳志にさせている。』

・検証記事(Anakayama Twitter 2017年6月8日)
https://twitter.com/nakayankus/status/872853319298850816
『木下某氏のツイログで「審議拒否」と検索すると、さんざん(彼が始めた)「#野党は全面審議拒否を」というタグで煽ってきたのが、まさに6/2前後から、ほぼピタッと止まってるんですよね。まさにブログで書かれた通りの時系列で、裏であったのも、そういうことなのでしょう。』

なお、いわゆる「55年体制」が崩壊して久しい現時点での審議拒否戦術の荒唐無稽性については私も6月1日付FB記事で論じています(2本目記事参照)。

Blog「みずき」注:
1.上記の「共産党中央(小池晃)」という記述は田中宏和さん(「世に倦む日日」ブログ主宰者)の主観的な判断にすぎないというべきでしょう。「共産党中央」と言うのであれば少なくとも「志位・小池執行部体制」とするべきでしょう。同氏には志位和夫共産党委員長の似非革新路線、すなわち、「野党共闘」路線を擁護したいという魂胆が働いているようです。
2.上記に言う「末端」、すなわち、「木下某」とは木下ちがやのこと。しばき隊癸欧噺世錣譴討い泙垢、癸韻量邊岼彡未箸話膣岾笋譴靴討い詭詫諭L声3惘‖臠鷯鏘亶峪奸
3.上記に言う「宮本岳志」の論は「なぜ審議拒否しないのか。野党が審議の場に出て行かなくとも、審議は止まりません」という論。
https://www.facebook.com/miyamototakeshi.jcp/posts/1879997962217091
4.上記に言う世に倦む日日の「ブログ」記事は「やる気のない野党とマスコミ - 
泡沫と消えた「会期延長」と「審議拒否」」というもの。
http://critic20.exblog.jp/26721229/ 』

2本目。6月1日付FB記事。
https://www.facebook.com/takashi.higashimoto.1/posts/1087522748044818

『審議拒否も国会審議における重要な戦術のひとつというべきですから、審議拒否戦術をとるのであればそれはそれで構わないでしょう。しかし、国会の両議院は「各〃その総議員の3分の1以上の出席」があれば成立し、出席議員の過半数で議案を可決させることができます(憲法56条)。審議拒否戦術を続ければ自・公・維与党は強行採決で突破しようとすることは目に見えています。審議拒否戦術を絶対視するべきではありません。況やただ騒ぎ立てるだけの審議拒否戦術では自己満足に終わってしまうのがオチです。そうした自己満足の国会戦術で共謀罪法案を阻止することはできません。下手をすれば国民の支持を失ってしまうということもおおいにありえます。そういうことも考えた末での審議拒否戦術なのでしょうか? 私にはただ 
自己満足のため騒ぎ立てているだけのことのようにしか見えません。そういう運動はすぐに消失してしまいます。これまでもそうだったのではありませんか。そうして安倍一強をつくり出した。その根本的な反省が必要なのではないでしょうか。要は堅強に抵抗を続けるということです。それは騒ぎ立てるということではありません。ポピュリズムの弊に堕ちないということです。ポピュリズムの弊に堕ちないとはどういうことか。騒がないということです。内田百閒は日本芸術院の会員を辞退するにあたって「御辞退申シタイ ナゼカ 芸術院ト云フ会ニ入ル 
ノガイヤナノデス ナゼイヤカ 気ガ進マナイカラ ナゼ気ガススマナイカ イヤダカラ」と言った。そこに堅忍不抜の意志があるのです。人々はそういう堅忍不抜の意志に心を動かすのです。』


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



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