[CML 048461] 6/9(金)第4回「選挙供託金違憲訴訟」@東京地裁103号法廷

qurbys at yahoo.co.jp qurbys at yahoo.co.jp
2017年 6月 5日 (月) 17:41:53 JST


紅林進です。


選挙に立候補するためには、町村議会議員を除き、供託金を選挙管理員会に供託する必要があると日本の現行の「公職選挙法」で規定されています。 
しかもその供託金の額は、日本は各国と比べ、飛び抜けて高く、世界一の高額です。 
衆議院、参議院の選挙区に立候補するためには一人300万円、比例区では、一人当たり600万円です。
しかも一定の得票率に達しないと、その供託金は没収されてしまいます。

これでは、格差が広がり、ワーキングプアの人々が増える中、収入や財産に余裕のない者は、立候補する権利を奪われている状況にあります。 
これは日本国憲法第44条「両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。」の但し書きの「財産又は収入によつて差別してはならない」に明らかに反するものです。 憲法第14条の「法の下の平等」にも反すると私は思います。

1925年(大正14年)に(男子)普通選挙が導入されるまで、選挙権(投票権)は、納税額によって制限されていましたが、被選挙権(立候補権)については、納税額が供託金に変わっただけで、実質的には収入・財差による制限選挙であり、その意味では、被選挙権については、現在も、平等な普通選挙は依然、実現していないと言わざるを得ません。

世界的には立候補するにあたって選挙供託金は全くないかあっても少額の国が多いです。お隣の韓国では、日本ほどではないですが、やはり高額な選挙供託金がありましたが、韓国の裁判所はそれに違憲判決を出しました。

衆議院議員選挙において、供託金が用意できずに立候補の権利が奪われた埼玉県の原告が2016年5月27日、供託金は憲法に違反すると東京地裁に提訴しました。 この「選挙供託金違憲訴訟」は、 宇都宮健児弁護団長と、7人の弁護団により裁判が続けられています。

その第4回裁判が今週6月9日(金曜日)の午後2時から東京地裁の103号法廷で行われます。
裁判の開廷時間は午後2時ですが、今回は抽選なし、先着順ですので、傍聴を希望されます方は早めに103号法廷前にお並びください。

今回は、国からの反証が提出され、前回提出した憲法学者の只野(一橋大)教授の証人としての出廷が認められるか、また告訴本人による証言の機会が認められるかも、今回の法廷での大きな争点になります。

証言の機会は、大変重要な局面です。満場の民意で、裁判官の強硬姿勢に圧力をかけたいと思います。
ぜひお知り合いをお誘いの上、傍聴をお願いします。

なお午後1時15分からは、東京地裁前で入廷アクションが行われます。

また、裁判終了後には報告会を参議院議員会館の講堂で行います。大きな講堂です。
「選挙供託金違憲訴訟中間報告」という形で、ここまでの経緯を知らない方にもざっくりと第4回までの訴訟の流れなどもご案内します。

こちらにも、ぜひおつき合いください。
お知り合いにもぜひお声がけください。

またこの裁判の案内の拡散を皆さま、よろしくお願いいたします。



(転送・転載・拡散大歓迎)

◆第4回「選挙供託金違憲訴訟」
【日時】2017年6月9日(金)14時〜
【場所】東京地裁103号法廷 

2017年3月24日(金)、宇都宮けんじを弁護団長として、「高すぎる供託金は違憲である」として国を提訴している「選挙供託金違憲訴訟」の第3回の裁判が行われました。宇都宮けんじが気にかけていた大法廷の傍聴席は、誰一人欠けても成立しなかった定員ぴったりの満席。閉廷後の報告会では、満面の笑みで宇都宮けんじから皆さんに感謝の言葉が述べられ、次回は傍聴抽選券の措置がされる注目裁判の仲間入りを果たしたい、と熱い想いが語られました。

日本の供託金は、疎外される少数者の人権が保障されず、民主主義にとって致命的な問題。裁判では宇都宮けんじ弁護団長が、韓国の憲法裁判所による違憲判決、一橋大学法学研究科教授只野雅人氏の意見書、弁護団が調査したOECD諸国の選挙供託金の調査結果などに基づいて「原告第2準備書面の要旨」を陳述しました。

次回は、6月9日(金)。いよいよ被告である国側の反論が提出されます。また、裁判の流れとして重要な原告側証人として、意見書を書かれた只野教授の法廷証言が認められるかが争点となります。

裁判終了後には報告会を参議院議員会館の講堂で行います。
「選挙供託金違憲訴訟中間報告」という形で、ここまでの経緯を知らない方にもざっくりと第4回までの訴訟の流れなどもご案内します。

参議院議員会館(東京メトロ永田町駅、国会議事堂前駅下車)※参議院議員会館は永田町駅の方が近いです。
国会周辺図http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm

・報告会はこちらの録画で見られます。
http://twitcasting.tv/teamutsuken/movie/358326788

・訴状や原告準備書面の要旨は「選挙供託金違憲訴訟を支援する会」のホームページでご覧になれます。
https://kyoutakukin.jimdo.com/


CML メーリングリストの案内