[CML 048451] 貴重だね「疑わしき戦い」だ  スタインベック、ストライキ描写

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2017年 6月 5日 (月) 08:13:06 JST


「疑わしき戦い」
<http://blog.goo.ne.jp/marifle1010/e/589501a451ff08a6f940343fd29ca13d>
スタインベック 大阪教育図書 <http://www2.osk.3web.ne.jp/%7Edaikyopb/>

なかなかに入手困難な翻訳本。図書館から借りた全集3巻めは、500頁もないのに6790円という価格だった。

1930年代に書かれた、名作「怒りの葡萄」の「怒りの林檎」版だ。

渡り労働者たちが、卑怯な賃下げに対してストライキをする実録風の習作。

活動家同志の会話に、普通に「女を買う」話がでてくるので怒りを感じる。そこで反応してたら筋を追えないので読み進む。

不況下、保安官やら自警団たちの苛烈無法な様子。労働者たちの団結、投票、考えさせられる。

作者スタインベックは、活動家を善なるものと見てないとこが興味深い。

今月末の土曜日に、映画版を新宿ラヴァンデリアで皆で見る予定。予習してみた。

 *原題 "In Dubious Battle"*(1936年)



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大山千恵子
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