[CML 049720] 「誰もボクを見ていない なぜ17歳の少年は,祖父母を殺害したのか」 山寺香 ポプラ社

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2017年 7月 29日 (土) 07:58:11 JST


「誰もボクを見ていない なぜ17歳の少年は,祖父母を殺害したのか」
<https://news.yahoo.co.jp/byline/jiburenge/20170701-00072772/>  山寺香
<https://mainichi.jp/articles/20150903/org/00m/040/003000c>  ポプラ社
<https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008133.html>

国選弁護人をしていた松山馨弁護士フエイスブックで知った、毎日新聞記者のルポルタージュ。

殺人というのは大罪だが、少年は被害者の17年間、ずっと辛い日々を続けていた「居所不明児」。

「誰かに助けてもらいたいと思ったことはなかった。毎日をどう生きていくか、目の前のことだけ考えるので精一杯だった。自分が母と妹の生活を何とかしなければと必死だった」

恐ろしいことが、たくさん書いてある。一番に怖かったのは、母親が「しつけ」の名目で少年に、妹をトイレに閉じ込めたり蹴りをいれさせる。幼児が泣くと少年をとがめ(るふりをして)、幼児を抱き寄せるというのだ。優しい少年は誰にも言えない罪悪感を抱えこむ。マインドコントロールする鬼母。共依存の縛り。

少年や著者の思いは、子どもが虐待されないようになること。そのためにどうしたらよいかの模索が書いてある。

第1章 幼少期
第2章 祖父母殺害まで
第3章 祖父母殺害から逮捕まで
第4章 裁判
第5章 少年の手記
第6章 裁判後
第7章 事件が映し出したもの
第8章 貧困・虐待と少年犯罪



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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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