[CML 049626]  「クレオパトラは黒かったか?」論争を巻き起こした『ブラック・アテナ』、そして「闇」あるいは「ブラック部活」とやら・・・・

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2017年 7月 20日 (木) 09:52:21 JST


檜原転石です。

流行語とはこわいものである。名誉白人用語のトンデモ和製英語「ブラック」は部活という言葉にくっついて、顧問の性犯罪や暴力を告発する言葉になってしまった。

さて2007年出版で世界的話題になった本に『ブラック・アテナ』がある。 1991年9月23日号の『ニューズウィーク』誌は、 「クレオパトラは黒かったか?」という見出しで、「ブラック・アテナ論争」を取り上げたようですが・・・、名誉白人用語の「ブラック」になれてしまった日本低国民には誤解を与える題名だ。以下を参照──

※注:原著の初版は1987年。マーティン・バナール自身が「ブラック」が人種差別的意味合いに取られる場合もある点を考慮して、『アフリカのアテナ』にすべきだったと後に述べている。

「部活顧問の性犯罪や傷害罪」と書くべきところを、「ブラック部活」と表現するって、・・・ネット卑語を採用した今野晴貴や氾濫に一役買った『しんぶん赤旗』の罪は深い。


▼グローバルネットワーク21〈人類再生シリーズ〉
ブラック・アテナ―古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ〈1〉古代ギリシアの捏造1785‐1985

バナール,マーティン【著】〈Bernal,Martin〉/片岡 幸彦【監訳】

価格 \7,020(本体\6,500)
新評論(2007/05発売)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784794807373


内容説明

「古代ギリシアは非西欧中心の混成文化文明によって発展した」西欧近代が捏造した偽「正統世界史」を修正。人種主義・科学万能主義に基づく西欧学芸精神と正面から対峙し、世界の論壇に大衝撃を与えた「ブラック・アテナ論争」の出発点。

・・・

▼柄谷行人
黒いアテナ -- 古典文明のアフロ・アジア的ルーツ
http://www.kojinkaratani.com/jp/bookrv/bkrv2.html

▼「闇」、「ブラック部活」とやら・・・・
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/40925650.html


 あらゆる悪を含意されたトンデモ和製英語「ブラック」は、名誉白人の日本低国民にはことのほか好かれているようで、いじめや性犯罪までも含意されたりして部活という言葉にまでくっついたようだ。以下の記事もトンデモ和製英語「ブラック」を他の適当な言葉に替えれば立派な記事なのだが・・・。また光と闇の対比も、欧米では色の白と黒をあてがわれ、白を善、黒を悪と妄想する白人優越主義を蔓延させたのだから、あまりに暗闇を恐れるのは問題である。



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