[CML 049293] IK改憲重要情報(197)

河内 謙策 kenkawauchi at nifty.com
2017年 7月 5日 (水) 16:13:28 JST


IK改憲重要情報(197)[2017年7月5日]

私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。

(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)

弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884

河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。

http://www.southcs.org/
__________________
(以下の見解は、河内の見解です。市川の見解は必らずしも河内と同一ではありませ
ん。御了解ください。)

   北朝鮮問題の平和的解決のために、
日本は、官民挙げて、北朝鮮と中国とロシアを名指しで批判するグローバル・キャン
ペーンを展開すべきではないでしょうか!

 皆様ご存知のように、北朝鮮のICBM発射実験が「成功」しました。
 こういう事態が発生する可能性があるとは予想をしていましたが、やはり、ショッ
クでした。
 「日刊ゲンダイ」7月6日号は、以下の辺真一氏の分析を紹介しています。
「中国とロシアが本格的に経済制裁に協力しない限り、北朝鮮を追い込むことはでき
ません。もたもたしている間に北朝鮮がICBMの性能をさらに向上させる危険があ
ります。実質的にトランプ政権には軍事力行使にふみきるか、北朝鮮の威嚇に屈する
か、二つの選択肢しかありません。過去の行動からすれば、米国がどちらを選ぶかは
明らかです。私は80%の確率で軍事衝突がおこるとみています。気になるのは、先
月、在韓米軍は朝鮮半島有事の際に韓国に滞在する米国の民間人を海外に避難させる
訓練を実施していることです。8月中旬から再び米韓合同軍事演習が予定されてお
り、北朝鮮との間に軍事的緊張が高まるのは確実です」
 日刊ゲンダイは、この分析を下敷きにして、8月の新月(闇夜)である8月22日以
降米朝間で開戦の可能性があると報道しています。

 しかし、私は、当面(!)米朝間の開戦の可能性は小さいと思っています。
 というのは、北朝鮮のミサイル発射のニュースを聞いてトランプ大統領は「北朝鮮
が先ほど、またミサイルを発射した。彼(金正恩)は、外にもっと人生を費やすべき
重要なことは無いのか。韓国と日本がこの状況を我慢し続けるとは信じがたい。おそ
らく中国は北朝鮮に対して厳しい姿勢をとり、このばかげた行為を今回限りで終わら
せるはずだ!」とツイッターしています。
ここには、アメリカ帝国主義のプライドの片鱗を窺うことができません。
 さらに、ホワイトハウス内の権力闘争につき、最近アメリカを訪問した中谷元、小
野寺五典、長嶋昭久が、いずれも、バーノンやナヴァロの対中強硬派の勢力縮小を報
告しているからです(WiLL8月号。湯浅博氏は、クシュナーらの対中融和派の台
頭を告げています。Hanada8月号)
 しかし、そうはいってもICBM発射実験の成功と5度目の核実験の成功がレッド
ラインとアメリカは言ってきたのですから、このまま引き下がれば、アサドの毒ガス
使用がレッドラインだといって、結局何もしなかったオバマと同じ誤りを繰り返すこ
とになるでしょう。トランプは、それに耐えられるでしょうか。

 いずれにしても、第2次朝鮮戦争の危険性は去っていません。
 すぐに戦争にならないのなら良かったと安心するのでは、日本人が自分で自分の首
を絞めることになると思います。
 私は、このIK改憲重要情報で何回も訴えているとおり、日本、アメリカ、韓国、
中国、ロシアが、北朝鮮に対する徹底的な経済制裁(とくに中国とロシアの、石油と
食糧の完全ストップ)を実施すれば、北朝鮮問題は解決すると思います。しかし、中
国は、2枚舌を使い、いまもアメリカを手玉に取ろうとしています。
 だから政府間交渉では限界があります。国際的な声・圧力を高めることによってし
か中国・ロシアを動かすことは出来ないと思います。そして国際的な声・圧力を高め
るには、日本の政府と民衆運動が協力する必要があると思うのです。日本の民衆運動
は一国平和主義と中国に対する幻想にとらわれているようですが、それは早急に克服
しなければなりません。そうしなければ、日本国民は民衆運動・平和運動を信用する
ことはなくなるでしょう。平和のために闘わない民衆運動・平和運動を国民が信用し
なくなるのは当然なのです。
 このままで、国際政治に奇跡と偶然がおこるのを待つしかないのでしょうか。この
まま神様に、お祈りをするしかないのでしょうか。

________________

             以上




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