[CML 049230] もう、子供の声を「騒音」というのはやめようよ。

りょうこ baffydct at gmail.com
2017年 7月 4日 (火) 12:21:02 JST


もう、子供の声を「騒音」というのはやめようよ。
<http://potatostudio.hatenablog.com/entry/2015/05/16/090000>

少子高齢化 <http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B9%E2%CE%F0%B2%BD>
が叫ばれて久しい日本。しかも、各地で待機児童の問題や保育所
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%DD%B0%E9%BD%EA>
不足などの問題も起きている。それはしょっちゅうニュースで伝えられており、みんなわかっているはずなのに、いざ自分の身近な所でこういう問題に直面すると、あっさり反対してしまうのは寂しさを感じる。

簡単にまとめてしまうと、これまでは子供の声も騒音の音量規制の対象だったのだが、これからは外れることになる。その上で、周辺住民への影響度を判断して、あまりにも度を越している場合、施設側に必要な措置をとるように勧告・命令出来るとしたということらしい。

今年4月1日、東京都ではこの問題に一石を投じる条例が施行された。
環境確保条例における
子供の声等に関する規制の見直しについて(本文)

http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2014/12/DATA/22ocm201.pdf

見直しの概要
子供が発する声や身体動作の音(足音、拍手等)

演奏する楽器の音、使用する遊具(ボール等)や音響機器等の音などについて、規制基準の適用除外とする。
また、子供と共にいる保育者(子供と共に保育、スポーツ、遊び等の活動
に参加するものを含む。が発する上記の音についても、子供の健やかな成長・育成に係る音として、規制基準の適用除外とする。

参考:http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2014/12/DATA/22ocm201.pdf

 「子どもの声を嫌う人」と折り合う道はあるか
都が「子どもの声」を騒音数値規制から除外

http://toyokeizai.net/articles/-/64622

ちなみに、下記記事によれば、ドイツではもっと進んだ法律が施行されているようだ。
http://potatostudio.hatenablog.com/entry/2015/05/16/090000

今は昔と違って、共働きの夫婦が増えている。

[image: http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/02/dl/s0224-8h_0005.pdf]
<http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/02/dl/s0224-8h_0005.pdf>

参考:http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/02/dl/s0224-8h_0005.pdf

この状況で保育所 <http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%DD%B0%E9%BD%EA>
が作れない、または閉鎖されるなどということになれば、ただでさえ多い待機児童が更に増えてしまうことになる。

一応、厚生労働省 <http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%FC%C0%B8%CF%AB%C6%AF%BE%CA>
の発表によれば、2014年の待機児童は全国で21371人で、前年度比1370人減少し、4年連続で減少をしているのだが、それでも21000人以上の児童が、
保育所 <http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%DD%B0%E9%BD%EA>
に入れずにいるという事実は、重く捉えるべきだろう。ちょっとした町の人口と同じくらいの児童が保育所
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%DD%B0%E9%BD%EA>に入れないでいるのだから。

参考:
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11907000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Hoikuka/0000057778.pdf

<http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11907000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Hoikuka/0000057778.pdf>
toyokeizai.net <http://toyokeizai.net/articles/-/64622>

該当部分を引用すると…

こうした問題については、すでにドイツは2011年5月に「連邦環境汚染防止法」を改正し、保育施設や遊戯施設から発生する子どもの騒音についての損害賠償請求を禁止した。

それに先立って2010年2月には「ベルリン州
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D9%A5%EB%A5%EA%A5%F3%BD%A3>
環境侵害防止法」が改正され、子どもが発する音は成長の表現として保護すべきものであり、社会的相当性があるため受忍の限度内であることを明らかにした。「子どもの声」のみならず、それに付属して発生する音についても保護の対象としたのだ。

少子高齢化 <http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B9%E2%CE%F0%B2%BD>
問題を抱える先進国では、子育て環境の整備は重要な政策課題になっている。とりわけ8672人もの待機児童を抱える東京都にとって乳幼児を受け入れる施設の増設は喫緊の課題であるが、それには近隣の住民の反対にあうことも少なくない。

ドイツも同じ悩みを抱えていた。子どもが発する騒音を理由に訴訟が相次ぎ、ハンブルグ
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CF%A5%F3%A5%D6%A5%EB%A5%B0>
市では住居地区にあった幼稚園が閉鎖に追い込まれたこともあった。そこでさらに踏み込んで「子どもの声」を「特権化」したわけだ。

こうしてみると、東京都の条例は確かにこの問題に一歩踏み込んだ画期的なものではあるが、ドイツではもっと強制力の強い方法で、子供を保護する施策を取っているようだ。


個人として、社会の一員として。

確かに子供の遊ぶ声はうるさい。

自分の住んでいるアパートも、小学校と保育園に挟まれたところにあり、日中窓を開けていたりすると、常に何かしら音が聞こえている

※5/16
15:30追記:コメント等で何故か保育園の近くに引っ越せとか、第三者だからこういう事をいうのだろうと言われたので、ここで強調しておくと、自分は道を挟んで目の前が保育園、裏手が小学校という立地に住んでいる。自分のアパートにも何人も子供が住んでいて、駐車場等で遊んでいるのを直に見ているので、「子供の声の大きさ」がどんなものか十分にわかっているつもりである。

定年退職した後、ずっと家にいる老人などは、この音をずっと聞いているのだろう。そう考えると、こういうトラブルの際に出てくる人物の年齢層が高いのもわからないでもない。

ましてや、現代社 <http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%BD%C2%E5%BC%D2>
会ではコミュニティの繋がりが薄れてきている。

昔は、家の周りで遊んでいる子供の声を聞いても、「ああ、あそこの子が遊んでいるのか」と、声と顔が一致していたのかもしれないが、今では「どこの誰かわからない子供がギャーギャー騒いでいる」くらいの認識しかなくなっているのかもしれない。
*個人として自分中心に考えると、子供の遊ぶ声は騒音に聞こえてしまうのかもしれない。だが、そういう時こそ、社会を構成する一員として、少し考えなおしてほしいと思う
*

 高齢者にとって、「今どきの若者は自分たちを優先して子供を作らない」などと、少子高齢化
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B9%E2%CE%F0%B2%BD>
の責任を押し付けるのは簡単なことだ。

だが、
*今のこの国は、どんどん「子供を育てにくい国」になっているのも事実だろう。だからこそ、個人ではなく社会の一員として、ある程度は大目に見る寛容な心も必要だと思う。*

勿論、遊んではいけない場所で遊んだり、危険なことをするのは駄目だが、
*本来遊ぶ場所である遊具のある公園で声を出せないだとか、保育園でも泣いてはいけないとか、年端もいかない子供に無茶な要求をするのは、「子供など作るな」と言われているのと同じになってしまう。*

*「昔は良かった」のかどうかは、その「昔」を知らない自分には理解のしようがない。だからこそ、今の日本を、そこまで住みにくい国にしていいのだろうか?と、個人的には思うのだ。*

少なくとも、保育所 <http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%DD%B0%E9%BD%EA>
を「迷惑施設」などと表現するようでは、いつまで経っても少子化
<http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B2%BD>を解決することなんて出来ないと思う。
「道路族」トラブル深刻=住宅街路上で遊ぶ子と親―地域モラル希薄化・専門家

路上で遊ばせる親は、子どもを近くで見守ることができる自宅前の道路の方が安心という意識が強いとみられる。ボール遊びや自転車を禁止する公園もあり、思いきり遊べないとの意見もある。ただ、車による死亡事故も起きており、危険な面は否めない。

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/jiji-170704X170.html
“遊べない子”が増えた!? 公園の「禁止事項」増加が子どもの心に与える影響http://ure.pia.co.jp/articles/-/37133
安全確保を理由に、公園での禁止事項が増えています。その弊害で、「遊び方がわからない子ども」が増えているのだとか。公園での遊びが減ることで、子どもの心にどんな影響があるのでしょうか?
スポーツクラブは公園の代わりにはならない?

家や公園の木陰でお友達とゲームをする子どもが増えていった背景には、本来子どもの遊び場である公園に禁止看板が多すぎて、遊ぶ場所が無くなったという現実があるようですね。

これは子どもにとっては大問題です。外で自由に遊ぶ場所を失うと、子どもたちは運動不足になり、肥満になりやすくなります。その防止策として、子どもに運動をさせるために、スポーツクラブに入れる親たちが増えているのだそうです。

しかし、スポーツクラブでは、監督がスポーツに勝つために合理的なデータをもとに、子どもたちの運動技術の向上のために指導しています。確かにスポーツクラブは、強い精神と肉体、規律、集中力、忍耐力を養う上では、子どもの将来にプラスとなることは間違いありません。その一方、運動能力の高い選手だけが評価される競争社会でもあります。
スポーツクラブの環境では、監督の指導に従って、その技術を一心に習得していくのですから、自分よりも運動能力が低いお友達の気持ちや立場を理解し、そのお友達と一緒に頑張って勝ち負けよりもお友達ができるようになることを気にかけるような慈悲や思いやりのチャンスは生まれません。これでは運動能力の低い子どもにとっては自信をなくす場所にしかなりません。

昨今、
指示されたこと以外のことをしない、マニュアルがないと何もできない、他人の気持ちがわからないような若者が増えつつあるといわれています。彼らは、遊び方を知らないまま成長したので、社会に出てその付けが回ってきているのです。想像力が乏しく、コミュニケーションがうまくできないために、心の病になってしまう若者も増えているのだそうです。

公園で大きな声を出して遊ぶこともままならない不憫な現代の子どもたちが、大人になっても幸せな人生を歩めるように、今、パパやママが積極的に「遊び方」を教えてあげることが急務なのかもしれません。パパやママが子どもの頃に遊んだ遊びを教えてあげるだけでいいのです。

昨今では、東京世田谷区の羽根木パークのように行政が積極的に子どものテーマパーク事業を推進しているところもあります。全国的にお手軽に子どもと1日遊べる場所もたくさんありますので、「子どもと遊ぶ」でネット検索してみてもいいかもしれませんね。子どもと一緒に童心に帰りましょう!


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