[CML 049180] 日本ってすごい容姿に厳しいというか、容姿差別ってすごいように思える。

りょうこ baffydct at gmail.com
2017年 7月 3日 (月) 11:18:47 JST


女性の若さや容姿、重視する日本男性https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20100402-OYTEW59961/
日本って容姿に厳しいな!
日本ってすごい容姿に厳しいというか、容姿差別ってすごいように思える。
http://mapachehito.blogspot.jp/2010/08/blog-post.html
就職差別につながるおそれのある不適切な質問の例
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/shokugyou_shoukai/hourei_seido/kosei/futeki.html
電車内の化粧がマナー違反というなら、エロい記事を読んでいるおじさんも批判してください。

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[image: 東急電鉄公式サイトより]
<http://mess-y.com/wp/wp-content/uploads/2016/11/tokyu1104.jpg>

東急電鉄公式サイトより

電車でのマナー、みなさんはどれくらい気になりますか?

私などはかなり狭量な方なので、あれもこれも気になります。

まず、痴漢。痴漢はマナー違反どころか犯罪です。大股開きで隣の席にまで足が侵入してくるような座り方をしている若い男性。堂々とスポーツ新聞のエロ欄を広げて「痴漢が相手なのに、感じている私」などという記事を読んでいるおじさん。隣に座っているおじさんの吐息はタバコとコーヒーの匂いの混じった臭いでもはや公害です。車内で嘔吐したり、座席を丸ごと占領している酔っぱらいのおじさんは本当に大迷惑です。優先席なのに高齢者、障がい者、妊婦などに誰も席を譲らないのも見ていて腹が立ちます。混んでいる車内で平然とリュックサックを背負ったままで、揺れるたびにバックでどついてくる輩なども迷惑千万です。日中で空いているとはいえ、大騒ぎでかけっこをして人にぶつかっても平然と駆け抜けていく小学生なども「足を引っかけてやろうか」と思うほどイラつきます。

どれもこれも周囲の迷惑を考えない自分本位な行動です。

では、女性の電車内の化粧はどうでしょうか?

迷惑か迷惑でないかといえば、迷惑でしょう。隣でパタパタとファンデーションなどはたかれていると、「その粉、こっちに飛ばすなよ」と思います。しかし、ほかの迷惑行為と比べればそこまで迷惑ではありません。少なくとも痛い、臭い、うるさいとった直接的な迷惑はかけていないと私は感じます。

ところが、いま話題になっている東急電鉄のマナー向上CMを見る限り、電車内での化粧はほかの迷惑行為と同等かそれ以上のマナー違反だと考えているようです。いま話題になっている、すっぴん風の女性が「みっともない」という歌・ダンスをしながら電車内で化粧をしている「きれいな」女性たちを批判するという東急電鉄のCMには「女がやることにはとにかく目くじらを立てる」男性中心社会のミソジニーを感じます。

「そのマスカラの黒いの、私の服に着けたら許さないよ」というような直接的な被害ではなく、「みっともない」と容姿や所作に対する批判を前面に押し出している点に違和感を感じます。ようするに「綺麗になるための行為のはずなのに、あなたは綺麗じゃない。なぜなら公衆の面前で化粧などしているから。美しい行為を取らない人は美しくない」というメッセージを出しているのです。まったく、余計なお世話です。

だいたい、「みっともない」つまり「美しくない」ことがマナー違反だというのなら、乗客のほとんどはそもそも美しくもかっこよくもないので、ほぼ全員マナー違反です。生きててすみません。

姑息なことに東急電鉄CMでは、こうしたメッセージを女性に出させているのです。列車内で化粧をしている女性たちに「みっともない」と言うのが中年男性だったら、「セクハラ」というような批判をされたでしょう。そこをあえて同年代の女性にさせて、セクハラ批判を避けようとしているのが見え見えです。

国外でも話題になっています。アメリカの大手新聞であるワシントンポストは「みっともない」をUglyつまり「醜い」と訳し、この広告に含有されている女性の容姿を揶揄し、ミソジニーつまり女性蔑視の意識を鋭く指摘しています。この記事では「女性を輝かせる」といいながら、すべてを手に入れようと女性が努力しようとするとバッシングされる日本社会にはびこる女性差別を強く批判しています。

このCMは東急電鉄が展開しているマナー向上キャンペーン「わたしの東急線通学日記」の一部です。主人公は地方から大学進学のため上京し、東急線沿線に住み始めた若い女性です。彼女の目線から電車のマナー違反を描くシリーズで、女性の化粧だけを取り上げているわけではありません。現在公開されているのは「歩きスマホ」篇、「車内化粧」篇、「整列乗車」篇、「荷物」篇の4つで、それぞれのテーマは日本民営鉄道協会のマナーアンケートの結果や、東急電鉄へ寄せられたユーザーの意見から選定しているそうです。

つまり、このCMは東急電鉄がどう思っているか以上に、首都圏の人たちが電車内のマナーとは何か、何がより迷惑だと感じているかを反映しているということです。彼女の視線は「彼女の」視線ではなく、東急電鉄を利用している人たちの視線なのです。

首都圏の人たちはなぜことさら女性の列車内での化粧をほかの迷惑行為以上に迷惑だと感じるのでしょうか?
というか、そもそも地方から出てきて東急電鉄の東横線に乗ったら、最初に出会うマナー違反はラッシュアワーの痴漢でしょう。混んだ電車の真横でエロ本やエロ新聞を読んでいるおじさんも迷惑です。そこをすっ飛ばして、同年代の女性の空いた電車での化粧なんていう些末なことを批判するとは思えません。

では、いったい誰が若い女性の化粧を迷惑だと感じているのでしょうか。

東急電鉄利用者の年代・性別データがあればいいのですが、公開されていないようです。東急電鉄といえば渋谷駅というわけで、ここはひとつ、渋谷の来街者を見てみましょう。

東急が掲載しているデータ(ビデオリサーチSOTOデータを分析したもの)によると渋谷来街者の6割は男性です。男性では30代の利用が最も多く15.6%、次に40代が11.3%、20代が10.7%、60代が9.9%という順番になっています。一方、女性では20代の利用が22.3%と最も多く、他のあらゆる年代を大きく引き離しています。渋谷は20代の女性と30-40代の働く男性、そして高齢男性が来街者のボリュームとして拮抗している町なのです。

使用しているデータが本件に直接的に関係するものではないため、仮説の域を出ませんが、渋谷を拠点とする東急電鉄がマナー向上を狙って広告を出すなら、20代女性と中高年男性をターゲットとしたものにするはずです。中でも、ボリュームゾーンとして一番厚い20代女性に対する、それ以外の年代・性別の人たちによる批判を反映した内容とするでしょう。

こう考えると、この一連のCMは東急電鉄が「おじさん」を代弁していると考えることもできます。だから、批判の内容が歩きスマホや社内での化粧など若い人、特に若い女性をターゲットとしたものに偏っているのではないか、そんなことを思いました。

とりあえず、利用者として東急電鉄にお願いしたいのは「この女の子がラッシュアワーの電車痴漢にあって、怖くて何もできない」という、痴漢編を作ってほしいと思います。それと、酔っぱらって電車の座席を占領しているおじさんを注意したら逆切れされて殴られる、酔っぱらい編も作ってほしいです。また、隣に座っているおじさんが、スポーツ新聞のエロページをでかでかと広げて読んでいることを「気持ち悪い」と歌って踊るスポーツ新聞編も作ってほしいです。だって、「みっともない」ことが批判の対象になるなら、「気持ち悪い」ことが批判の対象になったっていいはずですよね。

*参考資料*
http://www.tokyu-agc.co.jp/tokyu-ooh/media/shibuya/
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2016/10/28/japanese-train-company-tells-women-theyre-ugly-when-they-do-their-makeup-on-the-train/


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