[CML 049178] 「子どもたちに非正規職のない世界を譲り渡そう」非正規労働者、初の全面スト

りょうこ baffydct at gmail.com
2017年 7月 3日 (月) 10:58:16 JST


[社説]正当な権利の「社会的全面ストライキ」、幅広い共感を得るためには

登録 : 2017.06.30 23:22 修正 : 2017.07.01 07:08


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民主労総の組合員らが6月30日午後、ソウル光化門広場で全面スト大会に参加し非正規職撤廃などのスローガンを叫んでいる//ハンギョレ新聞社
民主労総と70あまりの社会団体が参加した「最低賃金1万ウォン非正規職撤廃共同行動」などが主催した社会的全面ストライキが30日行われた。彼らはソウル都心の各地で事前集会を開き、午後からは光化門(クァンファムン)広場で5万人以上(主催側推算)が本集会を開いて「最低賃金1万ウォン(約1000円)、非正規雇用撤廃、労組活動の権利」を要求した。警察は警備のために6千人を配置しただけで、特別な衝突は起きなかった。大規模集会の度に車壁(警察車両によるバリケード)と高圧放水車の登場で一部のデモ隊が過激化した過去の悪循環を考えれば、時代が変わったことを実感させた。

この日の全面ストライキの主軸は大企業の正社員労組ではなく、学校の非正規労働者、大学病院の清掃労働者、建設現場の労働者、電子製品の修理エンジニアなど、民主労総傘下の10万人余りの非正規労働者たちだった。加えて社会運動団体および青年・アルバイト労働者が加勢した。民主労総が初めての非正規職全面ストライキであることを強調して“社会的”という単語を付けた理由だ。一部では学校給食の跛行、交通不便などを強調して「新政府に対するろうそくデモの請求書」
「名分なきストライキ」と批判するが、この日の全面ストライキは労働者としての正当な権利の行使だ。参加組合員の大部分は、各事業場で雇用者との交渉および労働委員会の調整などの手順を踏んで争議権を確保して臨んだ。

「1年働いても10年働いても基本給は変わらない」(学校の非正規労働者)、「実質的使用者である元請けとの交渉を」(間接雇用労働者)、「アルバイトも過小評価されない世の中を」(アルバイト労働者)。彼らの要求はすべて、過去9年間にわたり両極化と非正規問題が悪化の一路を辿ってもひたすら無気力だった私たちの社会が耳を傾けなければならない切迫した課題であることが明らかだ。「労働が尊重される社会」は文在寅(ムン・ジェイン)政府の基調でもある。

ただし、労働界もこうした課題に対して一挙に解決することを要求するより、社会的共感を広げるための努力をさらにする必要がある。ちょうどこの日、最低賃金委員会が来年度の最低賃金に合意できず、法定タイムリミットが過ぎたのは、引き上げに消極的な使用者側委員の責任がまず大きい。だが、最も大きな打撃を受ける零細工場と自営業者対策が未だ用意されていないこともまた事実だ。多くの利害当事者が複雑にからまった課題の前で、毎度全面ストライキに突破口を求めることもできない。新政府が発足して、雇用委員会を通した社会的対話の端緒が用意された状況だ。対話のひもを放さない努力が必要だ。

(お問い合わせ japan at hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-06-30 18:21
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/800971.html 訳J.S(1223字)
「子どもたちに非正規職のない世界を譲り渡そう」非正規労働者、初の全面スト

登録 : 2017.06.30 23:01 修正 : 2017.07.01 04:45


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学校給食・警備労働者など初の全面スト
民主労総「約5万が参加」
教育部「給食中断した学校、1927校」
民主労総の組合員らが6月30日午後、ソウル光化門広場で全面スト大会に参加し非正規職撤廃などのスローガンを叫んでいる//ハンギョレ新聞社
蛍光グリーン(公共運輸労組、全国教育公務職本部)やピンク(サービス連盟、全国学校非正規職労組)のベストを着た非正規職労働者らが広場を埋め尽くした“目新しい”集会が30日、ソウル都心で開かれた。正規職男性が中心となっていた既存の大規模な集会とは違い、学校給食・清掃・警備労働者など、非正規職労働者らが中心となった最初の全国民主労働組合総連盟(民主労総)の全面ストライキ大会だ。

この日、民主労総は午後3時、ソウル鍾路区光化門(クァンファムン)広場北側広場で、主催側推算約5万人(警察推算約2万4000人)が集まった中、全面スト大会を開いた。彼らは最低賃金1万ウォン(約978円)、非正規職撤廃、労働組合をする権利などを要求した。文在寅(ムン・ジェイン)政府が発足した後、最初の全面ストを行った民主労総は「民主労総の闘争の歴史で初めて非正規職が先頭に立ち主導する集会」だと強調した。

チェ・ジョンジン民主労総委員長職務代行は大会挨拶の中で、政権初期に全面ストを行う理由について「文在寅政府は労働に近しい政府を標榜しているが、改革のゴールデンタイムを逃せば、守旧積弊勢力の反撃が始まるのは火を見るよりも明らかだ」とし、「今こそまたとない積弊の清算と社会大改革のゴールデンタイムだ」と説明した。

全面スト大会に先立ち、この日正午からソウル都心で労組や障害者・貧困者・農民・青年団体など17の組織がそれぞれ事前集会を開いた。昼12時頃、ソウル駅広場には全国教育公務職本部所属の労働者1万人余りが集まった。ウ・シブン忠清北道支部長は「給食室で働く人に向かって、おばさんと呼べばいいのになぜ先生と呼ぶのかと抗議する先生もおり、毎年首を切られる心配をして脱毛に苦しんでいる講師職の先生もおられる」とし、「子どもたちが学ぶべき学校で、反労働・反教育的な差別をなくさなければならない」と話した。

彼らは本大会が終わった後、政府ソウル庁舎、世宗路(セジョンノ)交差点を経て、鍾路3街(チョンノサムガ)交差点でまとめの集会を開き、午後5時20分頃解散した。この日、警察は前もって明らかにした通り、車両バリケードを設置しなかった。兵力75個中隊6000人余りを動員し、集会参加者が行進する時に交通管理だけを行った。警察と行進参加者間の衝突はなかった。この日の集会に参加したチョン・テホ全国教育公務職本部・全羅北道スポーツ講師分科長は「警察が車両バリケードなくポリスラインのみ設置したので、違和感もなく、以前より自由だと感じる」と話した。

教育部はこの日、全国国公立の小中高校1万1304校のうち、3704カ所の非正規職労働者たちがストに参加し、全体の19.21%の2171の学校で給食が中断されたと明らかにした。

パク・スジ記者、チェ・ソヨン、キム・ジンワン教育研修生(お問い合わせ japan at hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-06-30 21:21
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/800973.html 訳M.C(1491字)


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