[CML 046982] Fwd: たんぽぽ舎です。【TMM:No3008】地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします

りょうこ baffydct at gmail.com
2017年 2月 22日 (水) 22:46:39 JST


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From: "たんぽぽ舎" <nonukes at tanpoposya.net>
日付: 2017/02/22 午後10:11
件名: たんぽぽ舎です。【TMM:No3008】地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
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たんぽぽ舎です。【TMM:No3008】
2017年2月22日(水)地震と原発事故情報-
3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.関西電力高浜原発3.4号機を動かすな!
高浜原発から30km圏内の自治体へ一斉申入れ行動(避難計画の
実効性確保と住民説明会を求める)を実施
たんぽぽ舎「地震と原発事故情報」編集部
★2.日本学術会議の提言を無視して原発推進をする経産省
「原子力発電所の再稼働問題に対する判断は…、
新たに発生する高レベル放射性廃棄物の保管容量の確保及び
暫定保管に関する計画の作成を条件とすべきである」
経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の
大嘘つき!その20 木村雅英(経産省前テントひろば)
★3.新聞・TVより4つ
◆原発再稼働「反対」57% 天下り規制「強化を」78%
(2月21日朝日新聞デジタルより見出しのみ)
◆被ばく線量と体重ばかり増え 52歳男性
(2月19日東京新聞朝刊28面【ふくしま作業員日誌】より)
◆原発避難者の住宅無償支援継続を 市民団体が訴え
(テレビ朝日系(ANN)2/21(火)23:45配信より)
◆小泉純一郎、映画の披露試写会に登場し
「原発ゼロでもやっていけることを証明した」
(「週刊女性PRIME」2/21(火)22:30配信より)
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※2月25日(土)第23回槌田ゼミは『中止』となります。
  2月25日14時開催予定の槌田ゼミ「原子力規制委員会への勧告
-新規制基準を問う」は、講師の都合により、延期します。
新たな日程については決まり次第お知らせします。
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※2/26たんぽぽ舎28周年の集い「総会・記念講演・懇親会」
日 時:2月26日(日)13:00開場
第1部・たんぽぽ舎第29回総会 13:30より   方針や財政の討議
(会員以外の方もオブザーバー参加できます)
第2部・記念講演 15:00より 資料代800円
1.「原発政策のうそ・ゴマカシを批判する」
-棄民化・再稼働に抗するために-
お話:熊本一規さん(明治学院大学教授)
2.「福島の現状と今後のこと」
お話:木幡ますみさん(大熊町議会議員)
第3部・懇親会 記念講演終了後 会費3000円
※記念講演と懇親会、共に参加される方は合計3500円です。
会場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
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┗■1.関西電力高浜原発3.4号機を動かすな!
| 高浜原発から30km圏内の自治体へ一斉申入れ行動(避難計画の
| 実効性確保と住民説明会を求める)を実施
└──── たんぽぽ舎「地震と原発事故情報」編集部

2月21日と23日に「高浜原発再稼働に反対する全国自治体議員の会」が
高浜原発から30km圏内の自治体へ一斉申入れ行動(避難計画の実効性確保と
住民説明会を求める)をおこないました。
一例として、高浜町議会への請願書をご紹介します。


高浜原発の再稼働前に避難計画の実効性確保と
住民説明会を求める請願書
2017年2月21日
高浜町議会議長 横田則孝 様

提出者 高浜原発再稼働に反対する全国自治体議員の会
杉並区議会議員 けしば誠一
 紹介議員  渡 邊 孝
請願の趣旨

関西電力高浜3,4号機の運転を差し止めた大津地裁の決定を巡り、
関電が大阪高裁に申し立てた抗告の審理は昨年末終結し、2月中にも高
裁の判断が示されます。
ところが1月20日、高浜原発で安全対策工事用の大型クレーン1台が
倒れ、2号機の使用済み燃料プールがある建屋などが損傷した事故が発
生、労働基準監督署が倒壊現場の調査に入りました。
昨年4月、高浜1,2号機の運転延準備中の関電担当課長が自殺した
件でも、労基署の調査が入りました。このような企業に新規制基準による
再稼働を認めた原子力規制委員会の責任が問われます。
大阪高裁でどのような判断がなされようとも、自治体には、住民の命と
財産を守る責任が問われています。

以下の理由から、貴自治体と議会は、今こそ再稼働を見直すよう、国・
原子力規制委員会及び関西電力に対し強く要請するよう求めます。

第1に、関西電力は、原発の安全対策に対する大津地裁の指摘(運転差
し止め仮処分)がされた後も、高浜3.4号機の安全性の証明を尽くして
いないことです。高浜原発が立地する若狭湾一帯には、関電の11基をはじ
め廃炉中の4基も集中しています。
東電福島第一原発事故の経験に照らしても、自然災害やテロ行為で若狭
湾一帯の原発が同時に緊急事態に陥りかねません。
しかも高浜3,4号機は、新規制基準下では初めてMOX燃料を使う
「プルサーマル発電」を実施し、通常の核燃料に比べ核反応を調節する
制御棒の利きが悪くなるなど危険性は20倍と言われています。

第2に、事故時の住民避難計画の策定が義務づけられた30キロ圏内の
自治体は、過酷事故が起きれば、住民は1府2県の境を越えて広域避難
しなければなりません。現状では、避難が計画通りに進む現実性はあり
ません。避難先の自治体の受け入れ準備も整ったとは言えない状況です。
再稼働の同意手続きで30キロ圏自治体の意見を反映する仕組みも不十分
なままです。

第3に、高浜原発の「地元中の地元」音海(おとみ)地区自治会が老朽原
発1.2号機の延長反対決議を上げたように、今や脱原発が原発立地自治
体住民の民意となっていることです。

伊方町のアンケート調査で再稼働反対が53%で賛成の約2倍となり、鹿
児島県知事選、新潟県知事選でも脱原発候補が勝利しています。
原発事故は故郷をうばうこと、また原発に頼らないまちづくりが地域経
済の発展を生み出す力であることです。

請願項目

一、高浜原発30キロ圏自治体の実効性ある避難計画が確保されない再稼働
は行わないこと。
二、国・原子力規制委員会、福井県、および関西電力は、再稼働の前に30
キロ圏自治体の意見を求めるとともに、住民に対し安全対策に関する説明
会を開くこと
以上について、国の関係機関、福井県に対する意見書、関西電力に対する
要請書を提出するよう求めます。


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┗■2.日本学術会議の提言を無視して原発推進をする経産省
| 「原子力発電所の再稼働問題に対する判断は…、
| 新たに発生する高レベル放射性廃棄物の保管容量の確保及び
| 暫定保管に関する計画の作成を条件とすべきである」
| 経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の
| 大嘘つき!その20
└──── 木村雅英(経産省前テントひろば)

◎ 資源エネルギー庁は、地層処分の「科学的有望地」の発表を延ばし延
ばしにしている。昨年春には「今年中に」、秋には「今年度中に」、そし
て今は「来年度」に、と。
「科学的有望地」なる呼び名を変更するとか、あちこちで「地層処分意
見交換会」や「地層処分セミナー」を開催しているが、うまく行っていな
い。
私は、その原因は「トイレなきマンション」でまだウンチ(とシッコ)
を生産しようとしているからだと思う。

◎ 日本学術会議が、そのことを危惧して、早くから、まずはトイレのこ
とを論じることを提案している。
2012年9月11日に原子力委員会に回答「高レベル放射性廃棄物の処分に
ついて」を提出した。近藤駿介原子力委員長(現NUMO理事長)や鈴木
達治郎委員長代理他に対して、春日文子日本学術会議副会長が丁寧に回答
を読み上げられる原子力委員会を傍聴して、私は共感した。
さらに日本学術会議は、2015年4月24日に提言「高レベル放射性廃棄物
の処分に関する政策提言―国民的合意形成に向けた暫定保管」を発表した。
回答(2012年)では、「本提言は、原子力発電をめぐる大局的政策につ
いての合意形成に十分取組まないまま高レベル放射性廃棄物の最終処分地
の選定という個別的課題について合意形成を求めるのは、手続き的に逆転
しており手順として適切でない、という判断に立脚している」と前書きし
て、次の6つの提言をした。

(1)高レベル放射性廃棄物の処分に関する政策の抜本的見直し
(2)科学・技術的能力の限界の認識と科学的自律性の確保
(3)暫定保管および総量管理を柱とした政策枠組みの再構築
(4)負担の公平性に対する説得力ある政策決定手続きの必要性
(5)討論の場の設置による多段階合意形成の手続きの必要性
(6)問題解決には長期的な粘り強い取組みが必要であることへの認識

また、提言(2014年)では、(1)暫定保管の方法と期間、(2)事業者の発
生責任と地域間負担の公平性、(3)将来世代への責任ある行動、(4)最終処
分へ向けた立地候補地とリスク評価、(5)合意形成に向けた組織体制 の
5つの項に分けて、12の提言をしている。

◎ ここでは、(3)将来世代への責任ある行動 を紹介する。

提言6 原子力発電による高レベル放射性廃棄物の産出という不可逆的
な行為を選択した現世代の将来世代に対する世代責任を真摯に反省し、暫
定保管についての安全性の確保は言うまでもなく、その期間について不必
要に引き延ばすことは避けるべきである。

提言7 原子力発電所の再稼働問題に対する判断は、安全性の確保と地
元の了解だけでなく、新たに発生する高レベル放射性廃棄物の保管容量の
確保及び暫定保管に関する計画の作成を条件とすべきである。暫定保管に
関する計画をあいまいにしたままの再稼働は、将来世代に対する無責任を
意味する。

◎ 市民感覚で考えても当然であるこれらの提言を、経産省・資源エネル
ギー庁も、原子力委員会も、原子力規制委員会も、関係省庁も、安倍政権
も無視して再稼働を推進しているのだ。
「トイレ」発見に誰も協力しないぞ!!


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┗■3.新聞・TVより4つ
└────

◆原発再稼働「反対」57% 天下り規制「強化を」78%
(2月21日朝日新聞デジタルより見出しのみ)


◆被ばく線量と体重ばかり増え 52歳男性

3年前、福島第一に来たばかりのとき、敷地内ですれ違った60歳前後の
おじさんが「結局、残ったのはぜい肉と(被ばく)線量だけだ」と仲間に
ため息交じりで話していたのが、強烈な印象として残っている。
あの時は笑っちゃったけど、今は笑えない。
福島第一の作業は被ばくするから、他の建設現場に比べて働く時間が
短い。敷地内の移動も車で、ほとんど歩かない。宿舎に帰ってからの時間
も長い。夕方早い時間に帰って、風呂に入ってビールを飲んで、食事の後
また部屋で酒を飲んで…。だからみんな太る。
高線量下の作業は、放射線を防ぐために、5~10数キロあるタングス
テンベストを着るから、夏は特につらい。汗だくで1、2時間の作業後に
休憩を挟んで、2回目の作業をしたら、帰って酒を飲む元気もない。生あ
くびが止まらなくなり、栄養ドリンクを飲んでも効かない。こんなつらい
思いもしているのに。
ストレスでも食べてしまう。平日は福島第一と宿舎との行き来だけ。
帰ると男ばかりの宿舎に缶詰めで、同僚と作業現場も食事も風呂も一緒。
それに仕事が減ってくると、業者間で仕事の取り合いが水面下で始まる。
仕事のあるなしで急に呼ばれたりクビになったりするし、今後は高線量下
の作業が増えるから、被ばく線量の上限との関係で、現場にいられなくな
るかもしれないと戦々恐々としている。
パチンコや女の人にはまったわけじゃない。でも仕事がない時期もある
から、金は全然たまらない。被ばく線量と体重ばかり増えていく…。
嫌だ嫌だ、おじさんの言う通りになっちゃった。(聞き手・片山夏子)
(2月19日東京新聞朝刊28面【ふくしま作業員日誌】より)


◆原発避難者の住宅無償支援継続を 市民団体が訴え

福島第一原発の事故で避難区域外からの「自主避難者」について、住宅
の無償提供が来月で打ち切られるのを前に市民団体が支援の継続を訴えま
した。
「避難の協同センター」代表世話人・松本徳子さん:「これは原子力災
害ですので、国が本当に責任を持って国民を守らないといけないと思って
います」
国や福島県は約1万2400世帯いる福島県からの自主避難者の帰還を促す
ため、公営住宅などの無償提供を来月で打ち切ります。
福島県の調査では、約18%の2158世帯が4月以降に入居する住宅がまだ
決まっていません。避難者と支援者で作る市民団体は、公営住宅などの開
放や家賃補助などの支援を続けるよう国に求めました。
          (テレビ朝日系(ANN)2/21(火)23:45配信より)


◆小泉純一郎、映画の披露試写会に登場し
「原発ゼロでもやっていけることを証明した」

「この6年間、原発がなくても全国で電力が足りなくて、停電になった
ことがなかった。原発ゼロでやっていけることを証明したことになるんで
す!」
元総理の小泉純一郎氏がまたまた吠えた。自然エネルギーの大いなる世
界を描いた映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』の完成披露試写会
に“推薦人”として登場。かねてから提唱している原発ゼロへのアツーイ
思いを力強く語った。

監督を務めたのは20年にわたって原発の危険を訴え全国で差し止め訴訟
を繰り広げてきた弁護士の河合弘之氏。これまで世間に原発問題を理解し
てもらおうと自ら映画監督になり『日本と原発』『日本と原発 4年後』
を製作。官民一体となった“原子力村”の構造をバッサリぶった斬る内容
で、約10万人もの観客を動員。
「映画を見てくださった方々から“原発を止めてもかわりのエネルギー
はどうするの?”という声がたくさんあって。その質問に逃げるわけには
いかないと思い製作しました」

そこで今回着目したのが自然エネルギー。ドイツや中国、アメリカなど
を旅し、風力や地熱など急速に普及する自然エネルギーの最前線を徹底
紹介。
「原発がなくても自然エネルギーだけでやっていけるんだっていう、
すごく説得力のある映画。何よりも世界中を飛び回って取材した、河合
先生のエネルギーもすごい(笑)」と、その仕上がりは小泉氏も舌を巻
くほど。
「原発関係の会社の幹部たちや原子力専門家のみなさんは、頭のいい人
たちばかりなんですよ。そんな彼らが、どうして原発に展望がないことが
わからないのか不思議でしょうがない。学業成績優秀なのもあまり関心し
ないなって思うようになってきたね(笑)」

小泉氏は記者から東芝の原発事業問題など、“原子力村”について問
われるとこう警鐘を。
「福島の原発事故で、より議論が活発化した日本のエネルギー政策。
この作品に豊かな日本を取り戻すためのヒントが隠されているのかもし
れない―。」
(「週刊女性PRIME」2/21(火)22:30配信より)

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