[CML 046937] 天皇のベトナム・タイ訪問反対!2・21大阪集会

吉田 宗弘 mnhryoshi at yahoo.co.jp
2017年 2月 19日 (日) 21:36:42 JST


反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。
下記の集会が近づきましたので、再度参加を呼びかけます。
 
■天皇のベトナム・タイ訪問反対!2・21大阪集会
◇日時 2月21日(火曜)午後6時30分~9時
◇場所 国労大阪会館(JR大阪環状線「天満」下車徒歩3分)
◇DVD上映 ベトナム侵略戦争―日本の加担
 発題:200万人餓死―日本の戦争責任は
 報告:ベトナム原発輸出中止の意味
◇参加費(資料代含む) 500円(経済的に厳しい方は受付まで)
◇主催 参戦と天皇制に反対する連続行動
 
1945年9月2日、8月革命を成功させたベトナム人民はハノイのバーディン広場を50万人で埋め尽くし、「ベトナム民主共和国独立宣言」を発した。その宣言に次の言葉がある。 
「1940年秋、日本ファシストが連合国攻撃のための基地を拡大しようとインドシナに侵略すると、フランス植民地主義者は膝を屈して降伏し、わが国の門戸を開いて日本を引き入れた。このときから、わが人民はフランスと日本の二重のくびきのもとに置かれた。その結果、昨年〔1944年〕末から今年〔1945年〕はじめにかけて、クアンチ(中部)からバックボ(北部)に至るまで200万人以上の同胞が餓死した」。
 ベトナム人民は、自らの解放をうたいあげた独立宣言で、大日本帝国(天皇)の、想像を絶する大量虐殺、戦争犯罪を弾劾したのである。
◆    ◆
天皇は2月28日から1週間ベトナムとタイを訪問する。
天皇はいま、なぜベトナムを訪問するのか。日本・ベトナム外交関係樹立40周年、日越友好年の節目なら2013年ではないか。また、昨年1月のフィリピンに次いでベトナム訪問とは何か。南中国海で中国と領土紛争のある国への続いての訪問である。
「親善」が目的ではないのは明らかだ。この1月の安倍晋三首相はベトナム、フィリピン、インドネシア、オーストラリアを訪問したが、それは天皇のベトナム訪問と一対の関係にある。経済・軍事的に台頭してきた中国に対する、米国・日本を軸にした軍事的経済的政治的包囲網(戦争態勢)にフィリピンとベトナムをなんとしても引きずり込みたい。アセアン諸国を分断し南中国海―アジアに米国に次いで日本の覇権を確立したいのである。ところが、現実は、米大統領がトランプに代わりリバランス戦略(アジア重視=対中国包囲網強化戦略)の行き先が不透明となり、またフィリピンも仲裁裁判所で勝利判決をかちとっても中国との領土争いを一時棚上げにし、ベトナムも領土紛争回避を目的とする行動規範
の2017年策定を中国に示すなど、したたかな外交をおこなっている。こうしたなかで、南中国海における戦争態勢の構築は容易ではなく、今回のベトナム訪問時、安倍首相はベトナムの海上警備能力強化のための巡視船6隻の建造費(385億円)など計1200億円の円借款供与を伝えるなど必死なのだ(フィリピンには沿岸警備隊への高速艇供与など6億円の無償資金協力)。こうした状況だけに、安倍は、天皇の「親善」訪問、つまり非政治的な「元首外交」を不可欠としている。日本が帝国主義列強、戦争国家になるにはそれを抜きに成立しないからだ。天皇の戦争にむけた、「非政治的」な行動、その実、政治的行動こそが、天皇明仁が強調してやまない「象徴としての務め」(=憲法違反の「公的行為」)であり、
自民党改憲草案の元首天皇制なのである。
◆    ◆
ところで、天皇明仁は2007年11月、ベトナム社会主義共和国主席グエン・ミン・チエットを歓迎して宮中晩餐会で発言した。
「戦争による大きな痛手と長きにわたる幾多の困難を乗り越え,活気に満ちた国づくりに勤(いそ)しんでいる貴国の人々と,今日様々な分野で協力が行われていることを誠に喜ばしく思います」。
戦争に関する言葉はこれだけだ。ここには大日本帝国(天皇)がベトナム人民200万人を餓死に追い込んだ侵略戦争の謝罪も、米国のべトナム戦争に加担し塗炭の苦しみを与えた反省も、「戦後賠償」という名で米国の傀儡政権ゴ・ディン・ジェムを支えベトナム民族解放に敵対した悔悟もない。今度の訪問でもたぶん同じだろう。
◆    ◆
 フランスのドイツへの降伏(1940年6月)を絶好の機会と考えた日本は同年9月、インドシナ(フランス領インドシナ)侵略。その目的は二つあった。一つは中国への援助物資の約半分を占める仏印ルート(援蒋ルート)を絶つこと、もう一つは東南アジア侵攻の拠点確保であった。
1944年末から45年にかけてベトナム北部で大飢饉が発生。農村でも都市でも人々は次々と餓死した。ハノイなどの都市でも餓死者がころがっていたという。
 なぜこうした大飢饉がおきたのか。大型の台風や洪水などの自然災害があったが、それだけではない。第一の原因は米の強制的供出(略奪)である。これらの膨大な食糧を日本軍が独占し人々には提供しなかった。第二は、水田などを潰して軍事物資であるジュート(黄麻)を植えさせた。第三に戦況の悪化などによりベトナム南部からの米が入ってこなくなった。餓死の原因はまさに日本軍にあったのである。大量虐殺ではないのか。
 こうした惨状の中で、ベトナム独立連盟(ベトミン)は「敵のモミの倉庫を破壊して人民を救おう」と呼びかけ、日本軍の倉庫を襲い人々に米を与えようとした。独立のための戦いが全土に広がった。8月革命となる。
 私たちは、天皇がこうした戦争犯罪に口を拭って、しかも新たな戦争態勢づくりにベトナムを訪問することを断じて許すことができない。
 
参戦と天皇制に反対する連続行動 
 大阪市淀川区十三東3-16-12 
 Tel/Fax  06 (6303) 0449
*2・21集会に賛同を。賛同費は個人・団体とも1000円
  「2・21」集会と明記を
  郵便振込 00900-8-168991 
 口座名称 反戦反天皇制労働者ネットワーク
 
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●【予定】
秋篠宮出席の東日本大震災6年追悼式反対3・11大阪集会
  日時 3月11日(土)午後6時半~9時
  場所 国労大阪会館(JR大阪環状線「天満」下車徒歩3分)
  報告 廃炉・除染の現場から
  主催 参戦と天皇制に反対する連続行動


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