[CML 046927] テント日誌 2月17日(金) 経産省前テントひろば1807日目後 181日目

木村雅英 kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2017年 2月 18日 (土) 23:11:40 JST


(転送します)

テント日誌2月17日(金)版
経産省前テントひろば1807日目(2016年8月21日)テント強制撤去後181日目
1807+181=1988日目

◎ 2月15日(水)晴れ

 出掛けにラジオのお天気ニュースでは、今日から3日間は春めいた暖かさが続き、週末からは寒さがぶり返すと言っていた。その通り、セッティングの後、今日の空は雲一つなく、青空一色で15時前後まで温かくのんびり気分。そのあとは、例によって、日陰になり風は冷たく変わっていった。
 今日はバナーを張るのに時間がかかった。風のいたずらで旗がポールに巻きついてしまったり、バナーが飛ばされそうになったりで手こずった。
セッティングしていると道路に黒いバンが2台止まった。右翼車かと思い、Tさんが車のドライバーに直接「右翼の方ですか?」と聞いた。ドライバーは笑って「違いますよ。右翼ってこういう車で来るんですか」と逆に聞いてきたらしい。今度は、プロのマスメディアとわかる3人組が、経産省前に来た。経産省の看板をバックに大阪万博の話をしていた。本日はYさんが、セッティングのあと座り込みから抜けるTさんに代わってくれたのだが、Yさんは、実に上手に旗の巻込みなどを、秘密道具を使って直してくれた。
 いつも、セッティング終了前後に一人、二人の若い警察官が来る。素通りして行きそうだったので「こんにちは」と声をかけると、「こんにちは」と答えて人懐こく寄ってきた。何か言いたそうな感じだったが、Aが「何も聞かなくてもいい。毎日みてるんだからわかるでしょ。来なくてもいい」と言うと、断念した様子。Bが「でも、すぐそばまで来てるんだから、無視して行かずに『こんにちは』の挨拶をしたらどうお?」と言う。警官は「それはそうですね」と言って帰っていった。しばらくすると別の警察官が、テント跡地の方からこちらを観察していた。しかし、こちらには来なかった。
 今日はあまり野鳥が飛んでこない。鳩が数羽とスズメが数羽。木に一羽とまっている別の鳥を見つけた。ひよどりだそうだ。
 Oさんがやってきて少し賑やかになった。福島からやってきたおじさんが「頑張ってください」と声をかけてくれた。2ヶ月に1回、東京に出てくるそうだ。福島も大変なんだと言っていた。なぜ出てくるのか、聞きそびれてしまったが、ニュースを受け取ってくれた。その後、Sさんが来て、早番が揃った。
 経産省にまたメディアが来て写真を撮っていた。しかし、メディアは福一事故の責任に関しては追求しない。OさんとBさんが、ラジオ番組でも福一事故の話など難しいからとか言って取り上げなかったという話をしていた。聴衆者を馬鹿にしているし、自主規制だと怒っていた。
 Yさんは3時過ぎに事務所に行った。遅番の人もそろう。大島さんが来る。斎藤美智子さんも来る。斎藤さんはひざ掛けをして「原発に反対しています」と道行く人に呼びかけている。Dさんは斎藤さんのために、温かいスープをもってきてくれた。Tさんも用事からもどった。院内集会に行っていたという人も寄ってくれた。風は冷たく、5時に終了。
(B・C)


◎ 2月16日(木) 

 今日は、また一段と暖かい日で座り込みのセット中はおろか、暫くはコートを脱いでいました。伊豆の河津桜は、例年より1週間も早く満開になり、もう散ってしまったようです。座り込んでいるこちらも「はーるよ来い、はーやく来い」の心境です。
 木曜日当番のTさん、この1ヶ月胃腸が不調であったようですが、治療師に診ていただいたところ、冷えが一番良くないから、座り込みは暖かくなるまでダメですよとドクターストップ。この際だからゆっくりと休養して、暖かくなってから、また一緒に座り込みましょうということになりました。何せ、脱原発運動は持久戦ですからね。
 12時半ごろ、「共謀罪の院内集会に行ったが、満員で入れなかった」と言って、座り込んでくれた方がいました。その人に、「スノーデンの映画が日比谷みゆき座で上映されています」と言うと、観に行きますと早速歩いて行かれました。今日は、暖かったせいか時間の経つのも忘れ、Tさんからもう時間ですよ、と言われるまで気が付きませんでした。
(Y・R)


◎ 2月17日(金) 春一番で稲田も安倍も吹き飛ばそう

 金曜前半担当のSさんがぎっくり腰でダウン。いつも沢山の荷物を上げ下ろししてくれていたのでその後遺症か。私も先月、腰痛を発病。以前に整体師に治療してもらって見事に治ったが、先月は直ぐに治らず、バンテリンサポーターとつり革背のばしで、徐々に改善してきた。Sさんは整形外科治療で少し長引いていて、椅子に座るのがきついそうだ。早く元気に座込みできますように!
 この日は、春一番が吹き、とても暖かい。座り込みの人も何だか楽しそうにしゃべっている。対岸の文科省前では、高校無償化からの朝鮮学校排除に抗議する若者がいつもより多数集まっていた。文科省への申入れもしたそうだ。
 経産省本館前の抗議行動では、元気にアピールして経産省を責めた。エネ庁「3E+S」の嘘、使用済み核燃料、イチエフ2号炉デブリ、東電柏崎刈羽免震棟不正報告、原発輸出、…と。久しぶりに参加したIさんの鹿児島県専門委員会、福島県民健康調査の報告も。今後の告知も3.11を前にして盛りだくさんになった。多くの人が首相官邸前ほかへの抗議行動に参加している間も経産省本館前座り込みは続き、私は、テントニュースと共謀罪パンフ(日本弁護士連合会)を帰途のサラリーマンに配った。
 さらに、F車に助けられて座り込みセットを片づけた後、国会正門前に駆けつけたらものすごい盛り上がり。南スーダンPKO日報隠しの稲田防衛相の辞任を求めて、民進党・共産党・社民党議員の報告もあり、テレビカメラも沢山並んで1年半前の戦争法制反対の運動を思い出させるタイムリーで有効な抗議行動だった。乱鬼龍さんの「稲田は、否だ!」板書も良かった。「安倍はあーかんべー」に繋げたい。
(K・M)


◎経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その20
日本学術会議の提言を無視して原発推進をする経産省
~「原子力発電所の再稼働問題に対する判断は、…、新たに発生する高レベル放射性廃棄物の保管容量の確保及び暫定保管に関する計画の作成を条件とすべきである」~
						木村雅英(経産省前テントひろば)

 資源エネルギー庁は、地層処分の「科学的有望地」の発表を延ばし延ばしにしている。昨年春には「今年中に」、秋には「今年度中に」、そして今は「来年度」に、と。「科学的有望地」なる呼び名を変更するとか、あちこちで「地層処分意見交換会」や「地層処分セミナー」を開催しているが、うまく行っていない。私は、その原因は「トイレなきマンション」でまだウンチ(とシッコ)を生産しようとしているからだと思う。

 日本学術会議が、そのことを危惧して、早くから、まずはトイレのことを論じることを提案している。2012年9月11日に原子力委員会に回答「高レベル放射性廃棄物の処分について」を提出した。近藤駿介原子力委員長(現NUMO理事長)や鈴木達治郎委員長代理他に対して、春日文子日本学術会議副会長が丁寧に回答を読み上げられる原子力委員会を傍聴して、私は、共感した。さらに日本学術会議は、2015年4月24日に提言「高レベル放射性廃棄物の処分に関する政策提言―国民的合意形成に向けた暫定保管」を発表した。

 回答(2012年)では、「本提言は、原子力発電をめぐる大局的政策についての合意形成に十分取組まないまま高レベル放射性廃棄物の最終処分地の選定という個別的課題について合意形成を求めるのは、手続き的に逆転しており手順として適切でない、という判断に立脚している」と前書きして、次の6つの提言をした。

(1)高レベル放射性廃棄物の処分に関する政策の抜本的見直し
(2)科学・技術的能力の限界の認識と科学的自律性の確保
(3)暫定保管および総量管理を柱とした政策枠組みの再構築
(4)負担の公平性に対する説得力ある政策決定手続きの必要性
(5)討論の場の設置による多段階合意形成の手続きの必要性
(6)問題解決には長期的な粘り強い取組みが必要であることへの認識

 また、提言(2014年)では、(1)暫定保管の方法と期間、(2)事業者の発生責任と地域間負担の公平性、(3)将来世代への責任ある行動、(4)最終処分へ向けた立地候補地とリスク評価、(5)合意形成に向けた組織体制 の5つの項に分けて、12の提言をしている。

 ここでは、(3)将来世代への責任ある行動 を紹介する。
提言6 原子力発電による高レベル放射性廃棄物の産出という不可逆的な行為を選択した現世代の将来世代に対する世代責任を真摯に反省し、暫定保管についての安全性の確保は言うまでもなく、その期間について不必要に引き延ばすことは避けるべきである。
提言7 原子力発電所の再稼働問題に対する判断は、安全性の確保と地元の了解だけでなく、新たに発生する高レベル放射性廃棄物の保管容量の確保及び暫定保管に関する計画の作成を条件とすべきである。暫定保管に関する計画をあいまいにしたままの再稼働は、将来世代に対する無責任を意味する。

 市民感覚で考えても当然であるこれらの提言を、経産省・資源エネルギー庁も、原子力委員会も、原子力規制委員会も、関係省庁も、安倍政権も無視して再稼働を推進しているのだ。
「トイレ」発見に誰も協力しないぞ!!


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デモ、集会のおしらせ:

★月例祈祷会 「死者が裁くー呪殺祈祷僧侶団」
      2月20日(月) 15時~経産省前
 
        〇朗読  ①ロートレアモン詩集 朗読 
         ▲薀鵐棔嫉軆検]読    
         ※アドリブ演奏 ― 
    〇勧 請 (上杉)
    〇読 経 妙法蓮華経如来寿量品第十六 偈文 
    ○奏 楽 ※1分間ほどの演奏
    〇表白文(福島)「鎮魂 - 死者が裁く - 」
    ○奏 楽 (末井)※1分間ほどの演奏
    〇修 法(澁澤)※陀羅尼品を3回読む
    〇唱 題 ※太鼓衆(参列者)は、経産省ビルに向かって撃つ
          ※太鼓、サックス
    〇回 向(上杉)
    〇四弘誓願  〇題目三唱 ※すぐに伴奏が始まり、司会が「合唱」を促す。
    ○終 奏:「海つばめ」の合唱 
     〇主催者挨拶(上杉)
    
★再処理止めよう首都圏市民の集い

再処理止めよう首都圏市民の集いは、毎月第4水曜6時半~30分、経済産業省別館、資源エネルギー庁への抗議行動を行っています。多くの方が、核燃止めて六ヶ所再処理工場廃止の声を上げてくださいますよう、参加をお願いします。
2月は、2月22日(水)6時半~7時(毎月第4水曜)
場所:経済産業省別館前
内容:アピールと首都圏市民の集いのチラシ配布


★院内学習会「原発コストと使用済み核燃料」

日時:2月28日(火) 17時~19時半(16時半から通行証配布)
場所:参議院議員会館 102会議室(1階)
主催:経産省前テントひろば
主題:	1 使用済み核燃料と核燃料サイクル
		発言:澤井正子(原子力資料情報室)
	2 原発コストと電力システム改革
		発言:山崎久隆(たんぽぽ舎)
	
 テント撤去後も「経産省前テントひろば」は脱原発を訴える為に、毎日座り込みを続け、毎金曜夕刻には本館前で抗議行動をし、反原発美術館テントを展示してきました。
 さらに、私たちは、次のように、経産省・資源エネルギー庁との院内ヒアリング交渉を断続的に続けてきました。
 2016年	 6月 3日(金) 電力自由化
		10月21日(金) 原発コスト
		11月25日(金) 原発コストと使用済み核燃料
		12月16日(金) 原発コスト
		12月20日(火) 使用済み核燃料
 経産省は、長年「3E+S]の大嘘をつきつづけながら、電力システム改革貫徹と称して、福島第一原発事故の対策費用を21.5 兆円に倍増と発表し、未だに東京電力の法的処理をせずに、これらの費用を消費者に、あるいは「国民」に押付ける施策を推進し続けています。
 一方、早くから当然視されていたもんじゅ廃炉を決定して「核燃料サイクル」なる虚構が、全く砂上の楼閣であることが明らかになったにも拘らず、経産省は「高速炉開発方針」なる新たな核燃料問題引き延ばし作戦を立てて閣議決定しました。
 私たちは、これらの全く間違った経産省の原発推進施策に異議申立をするために、理論武装するべく、院内学習会を開催します。 比較的参加しやすい夕刻に開催します。是非ご参加を!
以上




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