[CML 046767] Fwd: [軍学共同反対:296] 会長権限で軍事研究を容認する可能性?!

りょうこ baffydct at gmail.com
2017年 2月 8日 (水) 16:15:25 JST


---------- 転送メッセージ ----------
From: 小寺 隆幸 <kodera at tachibana-u.ac.jp>
日付: 2017年2月8日 14:17
件名: [軍学共同反対:296] 会長権限で軍事研究を容認する可能性?!
To: 軍学共同反対連絡会ML <liaison_nomillitaryresearch at googlegroups.com>


皆様
軍学共同反対連絡会事務局 小寺です。
昨夜の滋賀連絡会発足についてはすでにこのMLに報告が届いています。
滋賀の皆様の取り組みに感謝すると共に、全国各地でこのような取り組みを進められるようにお願いいたします。

さて、沖縄タイムス2月6日付の社説のなかで「検討委は4月の総会での結論を目指しているが、最終的には会長権限で過去の声明は残しつつ、
軍事研究を容認するとの見方も出ている。慎重な対応を求めたい。」「戦争に加担した大学の研究者として、軍事研究と一線を画することは歴史的責務である。」
と書かれています。
2月4日のフォーラムでは学術会議の良識派や参加した市民の方々がこぞって大西会長を批判し、辞任を求める意見もありました。(
パネリストと会場発言者をあわせて軍事研究への賛成は1名,反対14名でした。)しかしイノベーション会議の委員として安倍首相と意を通じている
大西会長は、(おそらく今年10月迄の任期でしょうから)なりふり構わず既成事実を作り花道を飾る(誰に対して?!)可能性もないとは言えません。
沖縄タイムスが社説に書いているということは、その可能性が小さくないことを意味しているのではないでしょうか
。私たちは4月の学術会議総会にむけてさらに闘いを広げ、このような会長の横暴を絶対許さない声を大きくしていかねばと思います。

[大学と軍事研究]問われる科学者の良心 | 社説 | 沖縄タイムス+プラス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/82916

なお昨日杉原さんから紹介があった昨夜のニュース23は下記で見ることができます。見そびれた方は是非ご覧下さい。
防衛省の金で研究の是非、揺れる科学者 TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2978269.htm

そのなかで神奈川工大と北大で防衛省の資金を受けている研究者が発言しています。
一見するとお二人とも実直そうな方で、内容も直接軍事にはつながらないとなれば、こういう方が研究費を防衛省からもらってもいいのではないか、
と思う市民の方も少なくないのでは、と思いました。
確かにこの二つの研究自体は民生的にも価値が大きいものかもしれません。
そうであるならば、そこに科研費が支出されないことこそが問題なのです。
それは科研の審査員が、
 科研費で出したいと思ったが科研費全体の予算がなくて採択しなかった
¬雲幻Φ罎箸靴討呂修譴曚媛礎佑ないと判断した、
のどちらかでしょう。
もし,任△譴弌科研費の予算が少ないこと、それに対して防衛省の予算がどんどん増えていること自体を問題にすべきです。
なぜ民生研究費を増やさず、軍事研究費を増やすのか、その背後にある安倍政権の政策に批判の矛先が向けられねばなりません。
また△任△譴弌科研費では採択されないものをなぜ防衛省が金を出すのかと問うべきです。民生的必要性はそれほどでもないが軍事的必要性が大きいから防衛
省が金を出すのでしょう。
機体の軽量化や船の高速化は民生利用でも重要です。しかし実際には費用対効果により、そこにどれくらい金をかけるか否かが判断されます。
一方軍事は、いくら金がかかっても敵を上回るものを作るのが至上の価値とされます。
そのために国民の税金を湯水のように使うのです。
確かに科学・技術の歴史の中で、軍事の為に莫大な金を投入して生まれた技術がその後民生に使われたケースは多々あります。
しかしその中で必然的に生みだされる技術のゆがみが、民生利用にも大きな問題を残すこともたくさんあります。
潜水艦のために開発された原子炉を転用した原発がその典型です。
軍事にとっては安全性や環境への放射性物質の垂れ流し、被曝労働など些細な問題なのです。
戦後の日本は、軍事とは関係ない民生技術を磨くことで優れた技術を生み出してきました。
もし神奈川工大や北大の科学者が、今研究している技術が今後の社会にとって本当に大きな価値を持つと考えるのであれば、
そういう技術開発に費用を出さない科研費の問題、その量的少なさを科学者として誠実に社会に訴えるべきでしょう。
そうせずに防衛省や米軍の資金にすがるということは、結局成果が軍事に使えることを売り込むことに外ならず、魂を売り渡したと言っても過言ではないでしょう。
しかも今後、もしその技術が実用化される暁には、真っ先に軍事に使われるわけで、そうなれば敵がその技術を盗まないようにその技術自体が秘密にさ
れることは十分あり得ることです。
ニュースを見ていて、そういうことに思いをいたすこともなく、何かあれば採択された一人としてもの申す、と脳天気に発言する科学者の姿に悲しくなりました。

最後にお知らせです。広島にお住まいの方は次の集会に是非お出かけ下さい。
日本科学者会議広島支部では、「東広島九条の会」、「戦争をさせない東広島市民の会」と共催で、以下のような講演会を企画いたしました。
 1.日時:2017年3月4日(土) 14:00-16:00.
2.場所:広島大学東広島校舎総合科学部南講義棟L201講義室.
3.講師:池内了・名古屋大学名誉教授,総合研究大学院大学名誉教授.
世界平和アピール七人委員会委員,「九条科学者の会」呼びかけ人.
※著書に,『科学者と戦争』(岩波新書 2016年)など.
4.演題:「軍に奉仕する科学になっていいのだろうか?-急進展する軍学共同-」.
5.入場無料.
6.連絡先:日本科学者会議広島支部事務局;市川 浩(082-424-6397).


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