[CML 049814] 子どもの尿の測定から、継続的な放射性セシウムの摂取・吸引が続いていることがわかった。それを足場にさらに前へ。

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2017年 8月 6日 (日) 08:35:08 JST


子どもの尿の測定から、継続的な放射性セシウムの摂取・吸引が続いていることがわかった。それを足場にさらに前へ。 


転送転載歓迎

京都の菊池です。

斎藤さちこさんと山内知也さんが、書かれた

論文「東京電力福島第一原発事故後の延べ100人の子どもの尿中の放 射性セシウム濃度測定結果」 

 (論文はこちらから直接ダウンロードできます。 
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81009860.pdf  )

を読んで、つらいと思いました。

 東京電力福島第一原発事故後に、福島県と茨城県を含む全国各地の子どもらの尿中放射性セシウム濃度を、2014年から2016年または2017年にかけて
計測し、
その結果が、

西日本の子どもらの尿からは放射性セシウムは検出されなかった。福島県の子どもらの検体からはその7割から放射性セシウムが検出された。

測定を継続した期間にわたって、Cs-137 濃度が単調には減少していないケースやむしろ増加しているケースもあった。
・・・ 
これらの結果は、継続的な放射性セシウムの摂取・吸引が続いていることを示している。

であることなどを教えてくれました。


子どもの尿検査に協力していただいた参加者は、日常的に汚染や食品に気をつけている家庭が大半を占めており、
とのことです。

子どもの尿から放射性セシウムが検出され、
その家庭では、これ以上どう気をつけてたらいいのだと思いながらも、体内の放射性セシウムを早く排出させたい、
そして、 
 さらに、日常的に汚染や食品に気をつけ、
放射性セシウムを体内に取り込まないようにとさらに努力された。
と、思います。

でも、その後の数ヶ月ごとの、継続しての測定のたびごとに、

尿から放射性セシウムが検出されています。

これは、継続的な放射性セシウムの摂取・吸引
(※食事や呼吸などによって体内に取り込んでいる)
が続いていることを示しています。

つらいと、思いました。

〇きわめて微量ではないか、
や、
〇人体に最も多く含まれている放射性元素カリウム40は、今回検出された放射性セシウムの二桁ほど高い濃度で、体内に存在するが、
人は普通に生きているではない
か
という声が聞こえるかもしれないです。

斎藤さんと山内さんは、

尿の測定結果から、本研究で子どもらの筋肉中のセシウム濃度は最大で1Bq/kg 程度と推定できる。
とし、
このことをどう考えるかについて、

〇・・・
著者らが知る限り、チェルノブイリ原発事故後の調査で、数Bq/kg の放射性セシウム(Cs-137)によって膀胱がんが発生することが報告されている。
ここでの検査対象が小児であることもあり、安心しきれる結果とは言えないと考えている。
・・・

〇・・・
現実問題としてCs - 137の影響で膀胱がんが多発するという結果が出ている。人の健康影響を判断するのは線量ではなく疫学である。
・・・

と考えを述べています。

そして、論文は次のことも、指摘しています。

〇東京電力福島第一原発事故で放出された放射性セシウムが、これまで人類が見たことも接したこともなかった「セシウムボール」と呼ばれる形態で飛散した。これは、放射性セシウムをガラスに閉じ込めた不溶性微粒子である。この形態のセシウムについては人体内の挙動が知られていない、
だから、内部被曝線量を導くためのICRPの線量係数の不備が生じること。を伝えます。

※セシウムボールは、不溶性なので呼吸で肺に入っても、血液に、尿に取り組まれるか、わかりませんので、
どれだけ、どこに、放射性セシウムを取り込んだかわからないので、どれだけ内部被曝するか、わかりにくいと思います。

 〇協力していただいた参加者は、日常的に汚染や食品に気をつけている家庭が大半を占めており、平均的な像からは尿中セシウム濃度が低くなっている可能性がある。
とのこと。

 だから、日常的に汚染や食品に気をつけてない家庭が、多数であろうから、
その一般的な家庭の平均的な像は、
この論文の検出値より、さらに高い尿中セシウム濃度かもしれません。


 論文は、

 第一原発から放出され

現在も 再浮遊が 続いている

放射性セシウムの環境中や人体の中での挙動に関する我々の知識は、非常に限られていることを認めなければならない。
ここに報告したような子どもらの尿中の放射性セシウム濃度計測の記録は、近い将来に放射線リスクを議論する際の不可欠な情報になると考える。

同様な取り組みが各地で継続的に実施されることを期待する。


と述べています。

 つらいけど、

この論文は、進む道、進むための、確かな足場を示したと思います。 


 国策東電原発事故による放射性物質により汚染された地域に住む子どもたちに、

 継続的な放射性セシウムの摂取・吸引
(※食事や呼吸などによって体内に取り込んでいる)
が続いている。

体内に、放射性セシウムがあり続ける。 

という状態が見られます。


 〇チェルノブイリ原発事故後の調査で、数Bq/kg の放射性セシウム(Cs-137)によって膀胱がんが発生することが報告されています。
そのほかの健康への影響は、どうか。そして、それへはどう対処していくか。

〇体内に取り込まれた放射性セシウムを、
セシウムボールも含め、速やかに除去するにはどうしたらよいか。

〇福島県の子どもらの検体からはその7割から放射性セシウムが検出された。 
検出されなかった3割の子どもらの、検出されなかった原因は、何か。
その原因は、7割の子どもらにも、適用することができ、放射性セシウム不検出に変わることができるか。

 〇協力していただいた参加者は、日常的に汚染や食品に気をつけている家庭 だけど、放射線セシウムが検出されたということは、
私は、食品からでなく、呼吸による取り込みが大きな原因ではないかと、思います。
呼吸からの、空気中の浮遊している放射性セシウムの取り込みは、どのように防ぐか。

〇保養により、
尿中、体内の、放射性セシウムの濃度は変わるか、

〇避難し、 国策東電原発事故による放射性物質により汚染された地域から離れて、暮らすことで 、
尿中、体内の、放射性セシウムの濃度は変わるか、 

など、

協力して、前へ進めたらと思います。


京都の菊池です。の連絡先
 ekmizu8791あっとezweb.ne.jp
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