[CML 047526] 「森友学園」疑獄許すな!4・22デモ

吉田 宗弘 mnhryoshi at yahoo.co.jp
2017年 4月 7日 (金) 23:20:45 JST


参戦と天皇制に反対する連続行動の吉田です。
 先日、3・25デモの相談会を開き、「森友学園」疑獄を許すな!実行委員会を結成しました。3・25につづいて4月22日、下記のデモを行いますので、参加を呼びかけます。
 
 
●4・22デモ
  「森友学園」疑獄許すな!
教育勅語教育を阻止しよう!
日時:4月22日(土曜)午後2時集会、3時10分デモ出発
場所:大阪城公園・教育塔前広場(NHK斜交い向かい)
(大阪地下鉄谷町線「谷町4丁目」下車徒歩8分)
   内容:主催者の報告と参加者のリレートーク
   主催:「森友学園」疑獄を許すな!実行委員会
 
 3月31日、「森友学園」疑獄の追及が安倍晋三政権を追い詰め始めたなかで、彼らは教育勅語を学校教育の「教材にする」と閣議決定した。私たちはたいへん驚いた。森友学園・塚本幼稚園の園児が大声を張りあげ教育勅語を暗唱するテレビ報道を見てびっくりしたが、この閣議決定には恐怖が走ったのである。1948年、衆議院は「これらの詔勅〔教育勅語、軍人勅諭など〕の根本的理念が主権在君並びに神話的国体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ国際信義に対して疑点を残すものとなる」との排除決議をし、参議院も教育勅語の失効確認の決議をした。安倍政権は閣議決定でこれら国会決議を事実上破棄し、アジア2千万人、日本人3百万人も殺した天皇制軍国主義を全面肯定したの
である。いまや新たな戦争国家は教育勅語を必要とするまでになったのだ。
◆      ◆
 そもそも、教育勅語とは、どういうものか。
天皇が臣民(国民や市民ではない。天皇に絶対服従する奴隷的存在)に対しての言葉(命令)である。
文科省初等中等教育局長長・前川喜平は14年4月の参院文教科学委員会で「教育勅語の中には今日でも通用するような内容も含まれており」と答弁し、稲田朋美防衛相は3月9日の参院外交防衛委員会で「教育勅語の中にある親孝行とか、夫婦仲よくするとか、友達を大切にするとか、日本は世界中から尊敬される道義国家をめざすべきだという考え方が核だと認識している」と述べている。しかし、そうか。 
教育勅語は、「朕〔ちん 天皇〕惟(おも)ふに」で始まり、「皇祖皇宗〔天照大神に始まる天皇歴代の祖先〕」という神話の天皇がつくったとする国〔天皇の國〕を自賛し、何よりも「臣民」が朕〔天皇〕への忠〔忠誠〕に励むこと、国中すべてが心を一つにすることが大切、それがわが国体の真価であって、教育の源だと、宣う。そして、「爾(なんじ)臣民父母に孝に兄弟に友に、夫婦相和(あいわ)し、朋友(ほうゆう)相信じ」など徳目を並べ、「一旦(いったん)緩急あれば義勇公に奉じ」よ〔戦争など国家の緊急の事態が起これば、勇気を奮い一身をささげて皇室国家のために尽くすべし〕、「以(もっ)て天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運を扶翼(ふよく)すべし」〔かくして天地とともにき
わまりなき皇位のご盛運を助け奉るべきなり〕というのが、その内容だ。
徹頭徹尾、天皇に忠誠を尽くすこと、とくにいったん戦争となればわが身を顧みずひたすら天皇のために尽くせ、というのが核心であり、日常の道徳はそのための手段でしかない。それは兵士に「鉄砲玉」を要求した軍人勅諭と連結している。軍人勅諭は「軍人は忠節を盡(つく)すを本分とすへし」「義は山嶽よりも重く死は鴻毛(こうもう。鴻(おおとり)の羽毛。非常に軽いもののたとえ)よりも輕しと覺悟せよ」である。これが「今日でも通用する」とか「道義国家」だとすると、ほんとうに恐ろしいことである。
◆      ◆
森友学園・瑞穂の國記念小學院は、彼らのホームページによれば、教育の根幹に、「仝涓孵蠅慮羸席検↓教育勅語の前文と十二の徳目、N鮖砲氾租に基づく教育」を置き、「教育の要」として「‥傾長馥本を再認識。皇室を尊ぶ。伊勢神宮・天照大御神外八百万神を通して日本人の原心(神ながらの心)、日本の国柄(神ながらの道)を感じる。愛国心の醸成。国家観を確立。6軌蘢叱豼覇鼻Σ鮗瓩砲茲詁本人精神の育成(全教科の要)。道徳心を育て、教養人を育成」など11項目を掲げている。
まさしく天皇制学校、「神の国」学校である。
この森友学園の塚本幼稚園に安倍首相の妻、安倍昭恵は4回も行っている。
この園で、園児たちの教育勅語の暗唱が行われていた。それだけではない。「大人の人たちは日本が他の国々に負けぬよう、尖閣列島、竹島、北方領土を守り、日本を悪者として扱っている中国・韓国が心改め、歴史教科書で嘘を教えないようお願いいたします。安倍首相がんばれ!安倍首相がんばれ!安保法制国会通過よかったです」と、運動会で選手宣誓するなど、およそ常識外れのことを当然のこととして行っている。
15年9月、安倍昭恵は、森友学園で行った講演で「この幼稚園でしていること(教育)は本当に立派だ。せっかくこちらで(子どもたちに)芯(しん)ができたのに、(普通の公立)学校に行けば(熱心に受けた教育が)揺らいでしまう」と称賛し、開校予定の「小學院」名誉校長を引き受けた。安倍首相も今年2月17日、国会で「先生の教育に対する意欲が高いと聞いた」と好感を示した(籠池は一時期、「安倍晋三記念小学校」で寄付金集めた)。また、稲田防衛相は昨年10月22日に「交流等を通じて防衛基盤の育成と自衛隊員の士気高揚に貢献した」と籠池理事長に感謝状を贈っている。
安倍政権の森友学園への思い入れは尋常でない。安倍など日本会議グループは森友学園を天皇制軍国主義教育のパイオニアに仕立てようとしていたに違いない。でなければ、国有地の払い下げで8億円もディスカウントするわけがない(ばらばらと証拠が出始めている)。また、維新の会・松井大阪府知事が小学校設立認可条件を満たしていなくても「認可適当」の答申を認めるわけがない。
安倍晋三も松井も、松友学園の籠池もすべて極右・日本会議の重要メンバーであり、自らの政治目的のために人民の血税を利権としているのだ。告発・追及されると、事実を隠し、ウソをつき、ペテンを弄(ろう)する。そして疑獄事件の幕引きをしようとする。しかし、民衆の告発と闘いで、人民に敵対する彼らの腐りきった関係に亀裂が入り、籠池はひとり「トカゲのしっぽ切り」されたのだ。巨悪の安倍晋三や松井はなんとか逃げ切るつもりだ。そして、反撃として教育勅語の「教材化」を出してきたのである。 
闘いはより本質的になった。天皇主義右翼の戦争と教育のあからさまな攻撃、安倍内閣の国有地払下げ疑獄、松井一郎の不正認可、人民の血税に群がる安倍―松井-籠池を貫く権力集団(極右・日本会議)の腐敗、私たちはこれらを絶対に許さない。
4月22日のデモに多くの参加を呼びかける。


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