[CML 047506] テント日誌 4月4日(火) 経産省前テントひろば1807日目後 226日目

木村雅英 kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2017年 4月 6日 (木) 05:34:17 JST


(転送します)

【脱原発テント日誌4月4日(火)版】
経産省前テントひろば、2011年9月11日(テント設置日)から、2,033日目
 
◎4月1日(土)経産省の人たちの言ってることは不思議だ 
 
 放火事案云々の立て看板がなくなっていた。そのかわり経産省の玄関左側(歩道から見て)で工事が行われていて、ラフタークレーンが鉄板を次々と釣り上げ、地面に敷いていた。それ以外は何をしているのか全然見えなかった。

 今日は時折雨がぱらつく、はっきりしない天気。傘をさすほどではないが、読書もスケッチもやりにくい。外務省から若い機動隊のお巡りさんが警戒杖を持ってやってきた。警戒杖を持って立哨中に様子見にいかされたのだろうけれど、ものものしさが少し不快だったので、気づかぬ振りをしていたら、元気な明るい声で「こんにちは」と声をかけてきた。たちまち機嫌がなおって、いつものように応対する。「今日は何時までですか」と尋ねるので「4時まで」と答えると「了解しました」と明るい返事。丸の内署のお巡りさんもやって来て丁重に「あまり広げないでください」とだけ言って去っていった。お巡りさんも十人十色。
 
 跡地に設置されたディスプレイを見に行った。経産省案内以外にも、厚労省案内・農水省案内・政府広報などが表示されていた。OMOTENASHI NIPPON というのもあった。日本が世界に誇る“おもてなし”を実践する人や企業、その心から生まれる商品・サービスを発掘、継続的に国内外に発信するとか。福島の人たちを省みることなく、復興だのオリンピックだなんてROKUDENASHI NIPPON。

 こんなのもあった。『あれから6年 着実に未来へと向う福島の“いま”を見つめる METI JOURNAL 2、3月号』。あれから6年、未来、同じ言葉でも使う人により意味は、まったく違う。経産省前に座り込む意味をあらためて考えた。
(O・O)
 
◎4月2日(日)孫と駒沢公園に花見に行ってから経産省前に 
 
 前日までの、ぐずついた天気は変わるだろうというのが、天気予報だった。連れ合いと孫たちと駒沢公園に花見に行った。公園は多くの人出で、みんなそれぞれに花見を楽しんでいた。昼間ということで子供づれが多いのが目についたが、犬や猫もつれた人も結構いた。花見の光景も変わっていくのだろうか。新入社員の初仕事は花見の場所取りと言われた時代もあった。現在「働き方の見直し」が論議されているが、こんな慣習は変わるのだろうか。朝早くからの花見だったので、その後は経産省の前の座り込みの方に加わった。

 ちょいと病んで、寒さには気をつけろといわれたが、暖かくなれば出掛けてくることも増えるだろう、と思う。東日本大震災から7年目に入る。脱原発の運動は持久戦的運動としてよく粘っていると思うが、全体としては息切れの感もしないではない。息切れ状態も自然過程であって、悲観的になる必要はないが、支える力が諸個人の意志による局面が色濃くなるのだと思う。
 
 テントの創設から強制撤去、その後の座り込みやスタンディングと変わりつつ続けられている経産省前の闘いは、原発再稼働の阻止に向けた原発現地(立地)や官邸前の抗議行動と連帯しつつ、次の局面は見えづらい中で粘り強くあると言える。息切れ状態に見えるのは運動の自然過程であり、そんなことは織り込み積みとして続ければいいのだと思う。原発の再稼働や存続に「ノン」という人が減ったのではない。多くの人が「ノン」を変えたのではない。原発に対する人々の意識や声が変わったのではない。その基盤は依然として強力である。人々の声や意向と関係なく政治や政策が進められる。これは日本の伝統的な権力のありかた、あえていえば官僚主導政治の所業である。この壁は、なかなか突き崩せない。経産省や霞が関という官僚街を観ながらそう思う。しかし、戦後、誰も想像だにしなかったベルリンの壁も崩れた。国民の声や意向を遮断し、自分たちが最良の判断を持ってことを進めているという官僚たちの思い上がりや暴走が壊れることもある。決して「あだなる望み」ではない。
 
 テント跡に経産省が作ったデジタル掲示版には「地熱発電での再生エネルギーに取り組んでいる」とあった。そういう研究や事業の助成をしてもいるのだろうが、経産省は電力業界の独占化と原発存続のために再生エネルギーの普及や転化に消極的なだけでなく、それを陰湿に妨害している。発電事業と送電事業の分離という一番重要なところを推進せず、電力の自由化による再生エネルギーの普及や拡大を拒んできた。これは1990年代と同じだ。取ってつけたような地熱発電の宣伝を見ながら「こういうことをヌケヌケと言うね」と思った。木村雅英さんが経産省の嘘をいろいろあばいているが、嘘はこんなところにも出ている。彼等は自分たちの所業を明らかにしないし、都合のいい嘘をつく。かつての大本営がその象徴だが、日本の官僚組織とはそんなものだ。森友学園のことだってそうだ。政治家や官僚の嘘には長い歴史があるのだ。
(三上治)
 
◎4月3日(月)テント座り込みの意義を知ってほしい 
 
 新年度の初日、経産省前は入省式関連と来省者の往来で賑わった。新調の黒スーツ姿は新社会人とすぐに分かる。テレビ局のレポーターが「忖度」と「残業」のパネルでコメントを収録している。だが、新社会人が職場近くで取材を断るのは無理もない。街頭取材の大変さがよく分かる。その時は、どこの取材番組か不明だったが「報道ステーション」だと夜に知った。「忖度」の読み方を二人連れの女性に聞き「ふたく?」と答える様子を伝えていた。話題のワードで新社会人の反応と常識を切り口にした企画のようだが、予定調和的で、ゆる甘さが感じられた。霞が関の新社会人も「忖度」に慣れず、テントの座り込みの意義を知ってほしい。
 
 午後2時頃まで「これぞ春」の暖かさが続いた。経産省の桜は1本が満開で他は5分咲き状態、ケヤキも数本が芽を吹き出した。外務省の桜が「色が濃くなってきた」とはYさん。山桜が好きで一致した。鳩が集まりエサをねだる。鳩を嫌がる人が意外と多い。座り込みでパン屑を与える人がいる。鳩が食べるのに、もたついていると、雀が素早く持ち去る姿は確かに楽しい。しかし往来が多い時は反感を買うだけなので止めた方がいいと思う。
 
 「アベ政権を許さない!3の日行動」に参加した女性陣3人が座り込む。Oさんの檄文傘が一部リニューアルされ、それにまつわる裏話を聞く。「時々参加している」という生協OBのSさんも見えて、新電力への切り替え状況について話し合う。4/1からのガス自由化に伴い、対抗する原発電力会社もセット販売で躍起となっている。まだ様子見の家庭が多いようだが、自然エネルギーへの転換で、再稼働阻止を確認したい。
 
 今日は入れ替わり立ち替わり状態が続き4時までに12人が参加した。警官は通り過ぎチェックのみ。2時過ぎから北西の風が強くなり急に寒くなった。夕方5時半近くに地元駅に着くと春雷が近くで響き渡り雨になる。Sさんらは早めに上がっただろうか。
(I・M)
 
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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その28
イチエフ事故処理は最大70兆円(当初11兆円、昨年末22兆円は大??)
〜民間シンクタンク「日本経済研究センター」の試算は、49兆円または70兆円〜
木村雅英(経産省前テントひろば)
 
 昨年末、電力システム改革と東京電力改革・1F問題委員会などで経産省が福島事故処理費用21.5兆円を明らかにした時に、3年間で費用が倍増したことを多くのメディアが責めた。21.5兆円でもおさまらないことは発表時から言われていたが、民間シンクタンク「日本経済研究センター」の試算ではそんなに甘いものでは無く、49兆円あるいは70兆円に達するそうだ。
 東京新聞4月2日朝刊「福島事故処理最大70兆円 民間試算 政府公表の3倍超」によれば、A政府(当初)、B経産省(2016年12月)、C日本経済研究センター(汚染水全処理する場合)、D日本経済研究センター(汚染水海洋放出の場合)を、廃炉・賠償・除染・合計についてまとめると次のようになるそうだ。
廃炉費用:A2兆円、B8兆円、C32兆円、D11兆円
賠償費用:A5兆円、B8兆円、C8兆円、D8.3兆円
除染費用:A4兆円、B6兆円、C30兆円、D30兆円
合計:  A11兆円、B22兆円、C70兆円、D49.3兆円
 
 試算は、特任教授の鈴木達治郎長崎大教授らがまとめた。日本経済研究センター(http://www.jcer.or.jp/)は「国民負担が大幅増の恐れがあり、国の原子力政策の見直しが必要だ」と提言しているそうだ。
 経産省は、11兆円の当初予測がいい加減で今頃21.5兆円に倍増させて、負担を税金や託送料金によって国民に押つけている。それが、実は21.5兆円の2倍以上あるいは3倍以上になるとしたら、やはり経産省は嘘の上塗りのレベルでなく、経産省は作為的に大嘘をつき通しているのだ。
 いい加減な嘘見積もりを見直して、原発推進政策を断念するべきだ。

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デモ・集会のおしらせ:

★話し合うことが罪になる 共謀罪法案の廃案を求める4・6大集会
 
とき  4月6日(木) 18時30分〜19時30分 
ところ 日比谷公園野外音楽堂
     (東京都千代田区日比谷公園1−3)
     http://hibiya-kokaido.com/access%20map0802.pdf
 
開会の挨拶 海渡雄一さん(共謀罪NO!実行委員会)
政党挨拶 有田芳生さん(民進党・参議院議員)、田村智子さん(共産党・参議院議員)、福島瑞穂さん(社民党・参議院議員)、自由党、沖縄の風
発言
 高山佳奈子さん(京都大学教授・刑法)
 吉岡 忍さん(ノンフィクション作家/日本ペンクラブ専務理事)   
 青木初子さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
 佐藤 学さん(安全保障関連法に反対する学者の会)
 山口二郎さん(立憲デモクラシーの会)
行動提起 福山真劫さん(総がかり行動実行委員会)     
■デモ 国会請願(19時40分〜)
■共催 共謀罪NO!実行委員会 https://www.kyobozaino.com/ 
        戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
 
★4月7日(金)5時〜6時経産省前抗議行動 テントひろば主催

★4月7日(金)6時から、官邸前抗議行動(首都圏反原連)

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