[CML 045136] 10/2(日)@東京 出版記念シンポジウム「<Q&Aヘイトスピーチ解消法>を自治体現場から読む」
KIM Boongang / 金朋央
boong at space.ocn.ne.jp
2016年 9月 29日 (木) 12:41:23 JST
コリアNGOセンターの金朋央です。
今週日曜日に行なう行事の案内となります。
よろしくお願いいたします。
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出版記念シンポジウム
「<Q&Aヘイトスピーチ解消法>を自治体現場から読む」
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●パネリスト:
座光寺成夫さん(自治労中央本部)
師岡康子さん(弁護士)
金哲敏さん(弁護士)
明戸隆浩さん(研究者)
寺中誠さん(研究者)
ほか
●日 時:10月2日(日) 午後3時〜5時
●会 場:東京麻布台セミナーハウス
(地下鉄日比谷線「神谷町」駅から徒歩5分)
●資料代:1500円(書籍代(定価1200円+税)込み)
※書籍なしの場合、500円
●主 催:外国人人権法連絡会
https://gjinkenh.wordpress.com/
*参加の事前申し込みは必要ありません
6月3日、ヘイトスピーチ解消法が公布・施行された。私たちが制定を求
めてきた人種差別撤廃基本法ではないが、日本ではじめての反人種差別
法であり、ヘイト集団による公園使用と桜本デモは、川崎市と横浜地裁
によって差し止められ、警察のカウンターへの態度も変化したが、それ
らの根拠となったのはヘイトスピーチ解消法であった。
すでに法務省は人権擁護局にヘイトスピーチ対策プロジェクトを設け、
警察庁は各都道府県警に対して「法の目的等を踏まえた警察活動を推進
し……違法行為を認知した際には厳正に対処するなどにより、不当な差別
的言動の解消に向けた取り組みに寄与されたい」と通達(6月3日)。そ
して文部科学省は、都道府県教育委員会および国公私立大学などに対し
て「本法について十分了知されるとともに、本法を踏まえた適切な対応
と周知」を通知した(6月20日)。
この新法に対して、私たちはブックレット『Q&Aヘイトスピーチ解消
法』をまとめ、9月末、出版する(監修:師岡康子/編著:外国人人権
法連絡会/発行:現代人文社)。本書は、これまでのカウンター行動や
裁判闘争、地方議会ロビイング、国会ロビイング、国際人権活動などの
様々な「現場」から、ヘイトスピーチ解消法の実効化に向けて、国と地
方自治体、市民社会の課題を提起する<解説書>である。
諸外国が設けているヘイトスピーチ規制法/人種差別撤廃法と異なり理
念法であるヘイトスピーチ解消法を実効化するためには、どうすればい
いのか? 現在ヘイトスピーチ問題に対し「自治体から発信する人権政
策」の提言をまとめている自治労自治研究会の座光寺成夫さんをお招き
して、ともに自治体の現場でどう生かせるのか考えたい。
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金朋央(Kim Boong-Ang) boong at space.ocn.ne.jp
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