[CML 044947] 『植民地主義 再考—民族差別なくすため』本紹介と合評会の案内
Akira Matsubara
mgg01231 at nifty.ne.jp
2016年 9月 10日 (土) 16:20:41 JST
松原です。
レイバーネット会員で、以前ウェブサイトに連載「小林たかしの談話室」を書い
てきた小林たかしさんが、本を出しました。初めての出版です。本の中のイン
サート写真はレイバーネットが提供しました。安倍政権が「侵略の歴史の抹消と
忘却」を計ろうとする時代状況のなか、貴重な著書だと思います。以下、目次の
紹介、合評会の案内をお知らせします。
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●植民地主義 再考―民族差別なくすため
発売日:2016年8月 著者/編集:小林たかし
出版社:績文堂出版 A5判並製カバー装 200p 価格 : 1800円+税
http://www.sekibundo.net/new/new35.html
(アマゾンでも入手できます)
【目次】
第1章 なぜなくならない民族差別(植民地主義再考ー朝鮮“三・一独立運動”の
記念日に/「関東大虐殺」からヘイトスピーチまでー朝鮮人虐殺事件は終わって
いない/言葉への無頓着についてー朝鮮高校“無償化”除外と植民地主義/朝鮮学
校への差別、なぜなくてはならないー京都朝鮮学校“襲撃事件”判決の意味)/第
2章 戦争と戦後を考える(朝鮮の戦後と日本の戦後ー朝鮮戦争勃発から六三年
/「上海事変」前後のことー藤森節子『そこにいる魯迅』によせて/戦時下の反
戦活動ー志真斗美恵『芝寛ある時代の上海・東京』を読む/日本の「終戦」と東
アジアの“終戦”-戦後七〇年、「安保法制」に反対する夏に)/第3章 ナショ
ナリズム雑感(国見の思想と捨て石作戦/山辺健太郎氏のこと/ダイナマイトと
なったナショナリズム/大河ドラマ『軍師官兵衛』の描かなかった朝鮮侵略戦争
/日韓市民の交流から生まれた本)
【著者】
小林たかし(コバヤシタカシ)
1948年、栃木市生まれ。1967年上京ー以来、大阪・埼玉・東京で暮ら
す。これまでに、印刷営業・印刷工・製版工・編集などの仕事をしてきた。30
代から定年退職まで中小企業労働運動を末端分会で担う。
●『植民地主義 再考』合評会のご案内
みなさま、ご健勝のことと思います。
この七月に績文堂出版より刊行された『植民地主義再考――民族差別なくすため』
の合評会を、先の日程で開きます。安倍政権の危険なナショナリズム批判がライ
トモチーフである本書をめぐり、著者をまじえて話し合いたいと思います。
ぜひご参加ください。
記
日 時 9月18日(日曜日)午後1時半〜
場 所 千代田区立 九段生涯学習館
千代田区九段南1‐5‐10
電話03-3234-2841
*地下鉄 九段下駅 6番出口のスグ前
〔東西線・半蔵門線・新宿線〕
*都営バス 九段下バス停下車、1分
〔飯64 高71系統〕
連絡先 <再考再論の会>
03-3518-9940 績文堂出版気付
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松原 明 mgg01231 at nifty.ne.jp
http://vpress.la.coocan.jp ビデオプレス
http://www.labornetjp.org レイバーネット
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