[CML 044837] どきどきの小説なのよ原作は 「死刑台のエレベーター」なり

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2016年 9月 1日 (木) 06:37:59 JST


「死刑台のエレベーター」 <http://d.hatena.ne.jp/odd_hatch/20160718/1468800577> ノエル・カレフ
<http://www.tsogen.co.jp/np/author/201> 創元推理文庫
<http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488143046>

マイルス・デイビス
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B9>
のジャズで有名な映画の原作は、1956年のサスペンス小説。60年前という間隔に、還暦60日前の千恵子は感慨無量。

で、原作。文章だと、細かい心理がよくわかる。へー、そう思ってたんだ。ふむふむ。だけど映画と筋が違う。翻訳者によれば原作のほうが優れていると自信まんまん。

どきどきどきと、おもしろい。

謎解きと関係ないけど、アプレゲール兄ちゃんも恋人を殴って蹴って衝動暴力を振るうんだね。男って、昔からなの?
かわいいお針子ねえちゃんは、恋人の罪ゆえに心中しようとするけなげさ。パリの幼い恋人たちって、そんなふうかあ。

あー、ところで60年たった今はフランス死刑廃止だもんね。題名ちがう(微笑)。



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大山千恵子
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