[CML 045466] 高江に行ってきました!

masuda miyako masuda_miyako1 at hotmail.com
2016年 10月 30日 (日) 16:06:55 JST


皆さま
 こんにちは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・長文ご容赦を!

以下、高江報告です。写真は添付できないため、ぜひ、
http://masudamiyako.com/

の「高江に行ってきました!」のPDFをクリックして見てください!

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10月25日(火)〜29日(土)まで、高江に行ってきました!

   世界的にも貴重な種…ヤンバルクイナやノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネ等…が生息し、150人の住民が生活している沖縄県国頭(くにがみ)郡・東村(ひがしそん)高江のヤンバルの森を伐採し、米軍オスプレイのためのヘリパッド建設が人々の反対を押し切って強引に進められています。既に2つは作られてしまい、後の4つを安倍政権は年内にも完成させようと、警視庁や大阪府警等、全国から500名とも1000名ともいわれる機動隊員を導入し、反対する人々を弾圧しています。

   「今までの訓練場の北半分・約4000ヘクタールを返してやるんだからモンクを言うな!」というのが米軍=日本政府の言い分ですが「古くなって使い勝手の悪い普天間基地を返してやるから最新鋭の新しい基地を辺野古の海に…貴重なサンゴ・ジュゴンの生息する美しい海を潰して…作ってよこせ」というのと同じで、熱風・爆音をまき散らし、住民の生活や貴重な種の生息を脅かす「オスプレイの訓練のための最新鋭のヘリパッドとそれに関連する様々な施設を作ってよこせ」というのですから「負担軽減」などになるどころか、むしろ、「基地被害の拡大=基地負担の強化」にしかなりません。

  大阪府警の機動隊員による「土人・シナ人」発言の余波が冷めやらぬ中、やっと私も仲間と3人で高江に行くことができて座り込みに参加してきました。25・29は移動日ですから、実質3日間…というより2日間と数時間というところなので、毎日、体を張って頑張っている方たちには申し訳ないですが…朝6時半に名護のホテルを出発して上る朝日に向かって車は走り、帰りは沈む夕日に向かって走りました。

  *第一日目(25日)
   那覇空港からレンタカーで名護市のホテルに向かう高速道路で3台の装甲車が同じ方向に走っていました。
  なんと、品川・練馬・足立ナンバー!? 警視庁の機動隊員たちが我々と正反対の目的で、やはり、名護市のホテル…たぶん、我々のようなビジネスホテルと違い、豪華リゾートホテル…に向かっているようでした。装甲車やもう一つの少し小型の車両…名前はわかりませんが、以下の写真…をワンセットとして何台もフェリーで運んできているのでしょうね。

  *第二日目(26日)
   この日は水曜日なので「集中日」…市民はそれぞれやらなければならない仕事等があり「毎日参加できる」という人は限られるので「水・土は、とにかく頑張って、来られる人は来よう」ということだそうです…だったので、延べにすれば250人くらいの参加があり、メインゲート前で座り込みました。

   写真は、入ろうとした米軍の大型トラック(運転手は米軍人)をメインゲートに入れまいと座り込んでいるところです。米軍トラックを守るために、米軍トラックための盾となり壁となる機動隊員たちによって、すぐに排除されてしまいましたけど…
   このあとは悔しいですが、砂利や砂を運ぶ10トンダンプが何台もメインゲートに入りました。ここに資材を運び込んでストックしておいて、ここから2キロぐらい先のN-1ゲート(地図のテント表示のところ)から入る山のヘリパッド建設現場にダンプでピストン輸送するわけです。
   でも、主催者の方の話によると「水・土以外は反対の市民が少ないため、10トンダンプが延べ50何台も砂利や砂を運び込むけれど、この日は半分くらいしか運べなかった」と言ってらっしゃいました。

   各地から来た人たちの連帯の挨拶…私も挨拶させていただきました…があり、午後3時に集会・座り込みは終了。私たちは4時前に出て、名護のホテルに向かう途中の道路で、何台ものダンプとすれ違いました。市民たちがいなくなったところで「それッ!? 今だ!? 邪魔者がいないうちに運べるだけ運べぶんだ!?」というところでしょうか…

   午後5時からは、この運動のリーダーの山城博治さんが不当逮捕され名護警察署に拘留されているので、警察署前での抗議集会に参加しました。とにかく「なにがなんでも、12月までにヘリパッドを完成させろ! そのためにはなりふりかまうな、リーダーを捕まえて出すな!」という命令が、米軍からでしょうか…米軍の顔色を忖度した安倍政権からでしょうか、出ているのでしょう。山城さんの他にも二人が逮捕され、お一人は最初は「傷害罪」…「転び公妨」のもよう…ということで捕まったのに、起訴されたら、その上に「刑事特別法違反と公務執行妨害罪」が添加されていた、ということです。

  第3日目(27日)
   本日も6時半に出発し、N―1ゲート前に集合。やはり、集中日でない日は少なく20人くらいで座り込み。

   それでも、警察の機動隊は、とっても大勢でした。ちょっと、小型の車両は多摩ナンバー。

   その他、川崎ナンバーや、もちろん、なにわナンバー、和泉ナンバーの装甲車もありました。
  そして、いよいよ「ダンプカーが来るぞっ!」というとき、ドドドドッと機動隊員が湧いて出ました(笑)。

  そうして、上の写真のように私たち一人ひとりに3~4人の機動隊員が掛かってきて排除するのです。

  私も「来ないで! 触らないで!」と抵抗はしましたが、あえなく排除され、機動隊員が壁となって道路の端っこにグルッと囲い込まれました。トイレに行く時しか、囲いから出してくれないのです。この下の写真はトイレに行ったときに撮ったものと少し上から撮ったものです。

  とても悔しくてならないのですが、道路の端っこに囲い込まれた私たちの目の前を10トンダンプが4台、メ
  インゲートから砂や砂利を積んで7~8分おきに土ぼこりと臭い排ガスを…ティッシュを四つ折りにしてハンカチに挟んでマスクの上にさらに、このハンカチ・マスクをしたのですが、それでも排ガスの臭さに閉口。毎日ここに座り込んでいらっしゃる方々の健康が心配です…まき散らしながら、ピストン輸送。延べにすれば50台以上になっています…この一日だけで200トンもの砂や砂利が貴重な亜熱帯林を切り倒した上にばらまかれ、コンクリートでカチコチに固められているのです。

   座り込んでいる私たちに、ちょっと嬉しいことがありました。神奈川県の中高一貫の私立高校の生徒たちが30人強かな…先生に引率されて、この現場を訪れてくれたのです。

   その社会科の先生に「校長から禁止されたりはしないんですか?」と聞きましたら「特に、何も言われませんでした。」ということです。この生徒たちは中学生の時に授業でドキュメンタリー映画『標的の村』を見ているそうです。リベラルな学校で、生徒たちは幸せですね…現在の東京の公立学校では、とてもできない平和教育・民主教育=真の主権者教育の実践です。羨ましい気がしました…

   お昼過ぎには、このゲートは閉じられました。メインゲートに資材を運び込むことに重点を置いているのだろうとみられ、それでは、地図の新川(あらかわ)ダムの三差路のところで「なんとかダンプを1分でも2分でも止めよう」ということになり、どこかの「島ぐるみ県民会議」の方たちや、ちょうど世界ウチナンチュー大会でカナダからきていらっしゃる方たちも何人かが来てくれて35人くらいで、座り込んで待っていました。しかし、機動隊員たちが私たちの2倍くらいの数で湧いて(笑)出てきて、私たちの前に壁になって立ちはだかるので、ダンプは難なく通過していってしまいました。

   機動隊員たちは皆若く、中学生のような童顔の若者もいましたし、壁となっている彼らを見ながら、こんな紅顔の若者たちが特攻で自爆攻撃を強要され犬死していったのだなぁ…と思ってしまいました。

   米軍はほとんど表に出てこず、反対する市民たちを同じ日本人の警察官に排除させて「高見の見物」とは、なんとも悔しく情けない気がします。

   米軍の盾となり、私たちの壁となって立ちはだかる機動隊の若者たちは、まるでアメリカ植民地日本総督府を守る植民地警察のようで…こんなことを日本の若者にさせている安倍晋三政権の、どこに「愛国心」とやらがあるのか?

   「美しい日本」の「美しい沖縄」の森と海を汚し潰し、住民の生活の安心安全を脅かしながら「美しい日本」を守る、って!? 「日本を取り戻す」って!? 「沖縄は『日本』のうちに入らない」と極右日本会議=安倍政権の連中は思っているのかもしれませんね…そこから発せられたのが「土人・シナ人」というヘイトスピーチでした。戒告処分を受けたそうですけど、個人の問題はないでしょう。

   結局、この日のダンプ阻止行動は失敗に終わり、午後2時半には行動を終了したので、美ら海水族館に行くことができました。仲間からは「ジンベーザメなんかに興味はないから、やだ」と言われましたが拝み倒し(笑)…念願のジンベーザメを見ることができました! その巨大なこと! マンタと一緒に悠然と泳いでいて感動でした! いつか、ジンベーザメと一緒に大海原でノンビリと泳いでみたい、というのが私の夢なんですけど、人食いざめのエサになりそう(笑)ですから、見果てぬ夢となりそうです。

   マナティもいたので、これも初めて本物を見て感動しました。それで、名護署に着いたのは5時半になってしまいましたが、山城さん不当逮捕抗議集会に参加。いろいろな人が、あらん限りの大声で署内にいる山城さんに呼び掛けました。「やましろさ~~ん、愛してるよ! 愛してるよ! 愛してるよ!」と叫ぶ男性もあり、本当に彼はみんなに愛されているんだなぁ…警察・米軍・沖縄防衛局・米軍大好き右翼を除き(笑)…と思いました。


  *第4日目(28日)
   翌29日は、このN-1ゲート前で大きな集会が予定されているためでしょうか、この日も私たちの数は少ないのに、昨日の2倍くらいの機動隊&装甲車等がズラ~っと並び、N-1ゲートのはるか手前から検問体制を敷いているのです。「29日は反対者が大勢集まってきそうだから、あんまり、たくさんのダンプを通せなさそうだ、今日のうちにやっつけておけ!?」ということだったか…

   10時頃、民医連の方たちが50人弱くらいの数でやってこられました。なんと、メインゲートのところでバスを止められてしまったので歩いてここまで来られた、とか…沖縄は、私たちが来た頃も31度の最高気温で本当に暑かったです。赤やピンクのハイビスカスの花が満開で、高江の森には白い芙蓉の花がたくさん咲いていました。

   連帯の挨拶の最後は「帰ったら、この状態を必ず仲間たちに伝えます。」ということでした。帰りはさすがにバスも通してくれたようで、バスに乗って帰られました。

   私たちは辺野古の知人との約束、そのあとで那覇の知人との会食の約束があり、翌29日の10時の飛行機で帰らなければならないため、この日は那覇のホテルで泊まるので11時にはN-1ゲートを出ました。

   帰り、道路に、非常に目立つ林野庁の写真の看板がありました。「緑の水がめ 国有林」!? なんという皮肉! ブラック・ジョーク!?

   林野庁よ! その「緑の水がめ」の「国有林」をやりたい放題に切り倒し、踏みにじり、汚す、米軍のオスプレイ・ヘリパッドを作らせないようにするのが、あなたたちの大事な仕事ではないのですかっ!?



  どうぞ、皆様!
   沖縄は遠くて、おカネも時間もかかりますが…大阪の人がおっしゃるには、ピーチエアだと片道5千円で那覇まで来られるとかで羨ましいですけど…もし、都合がつくようでしたら、高江に行ってみられませんか。

   
   








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