[CML 045450] テント日誌10月28日(金) 経産省前テントひろば1807日目後 68日>
kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
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2016年 10月 29日 (土) 11:47:53 JST
(転送します)
テント日誌10月28日(金)
経産省前テントひろば1807日後
警官の対応もいろいろだ 10月25日(火)
12時ちょうどにパイプ椅子7脚等座り込みのセット完了。
すると、間もなく外務省の方から機動隊員らしきもの3名が来て、今日は何時までですか、夜まで、なんせ寒いのでなどと言っていると、こちらは注意する立場なのでと訳の分からない事を言って直ぐに立ち去る。
その後、帰って行く前者がまだ農水省の角にいるのに、丸の内警察署の警官が例の車から降りて来たので、先程3名が来ましたよと言ったら、それは『よその人』?とか言って笑いながら何も言わずに帰って行った。
15時30分頃、若い女性が座り込みの写真を撮って良いですかと訪ねて来たので、ご自由にどうぞと答えると、更にツイートしても良いですかと言う、これもどうぞと返答すると、笑顔いっぱいで内幸町の方へ行かれました。
その後、斉藤さん達も来られ、椅子が満杯になったので後半の人に後を託して、帰路につく。(Y・R)
雑誌をよんだり、瞑想にふけったりの一日 10月27日(木)
今日(10・27)は嬉しい事に虎の門事務所の荷物降ろし(台車、パイプ椅子など)をIさんに手伝ってもらった。一人で大汗をかいて降ろすより二人が良いに決まっているが、何時も一人を覚悟してやっているからか、嬉しかったね。
到着したら既にKさん。「今日も遅刻よ!」の厳しいお言葉でしょげてしまった。
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到着して程なくして大柄のお巡りさん二人が車から降りて来た。いかつい体から小さな声で「椅子と横断幕は撤去願います」の声。
「しません」の一言。若干の沈黙を挟んで、2人は体の向きを変え無言で立ち去りました。あとは、少しずつ座り込み参加者が増え、引き継ぎのYさん。「俺椅子を取って来るよ」とYさんが自転車で事務所に向かった後、S山さんが到着。今日の様に暖かい日は各々雑誌を読んだり、瞑想にふけったり出来て良い。心地よい座り込みでした。(T)
今夜の「経産省前テントひろば」主催の金曜抗議行動 10月28日(金)
http://twitcasting.tv/showering00/movie/318208712
冷たい雨が降り続く中ですが、いつも同様の人々が集まりました。
来週11月2日、第一水曜日恒例の九州電力東京支社前抗議が17時半から再稼働阻止全国ネットワーク主催で、18時半から、構成するたんぽぽ舎、経産省前テントひろばよびかけ、125団体賛同の東電前抗議があります。
可能な方は是非こちらにも御参加ください(S)
「脱原発テント」のバナーの贈呈式 10月28日(金)
テントひろばに着くと映画監督の早川由美子さんが既に到着していた。テント撤去の際に取り返せなかった「脱原発テント」のバナーを新たに作成してくれた井田さんから、バナーを受けとる贈呈式を今日テントひろばでやるという。早川さんはそれを撮影しにきたという。しかし、幟旗や椅子を並べたころから雨が本格的に降ってきてしまった。暫くしたら小降りになるだろうから、それから始めようということになった。
2時頃、青い警察車両が交叉点で止まり、こちらをのぞきこむ。今日は雨のせいか降りてこない。その内にマイクの声が聞こえてきた。「ここではパラソルは使えません。今すぐ撤去してください。」、間髪いれず「警告するなら降りてこいよ。この横着者め」メンバーは一様に言う。助手席に乗っていたのは中年の警察官のようで、「仕方がないかな」という声も聞こえてきた。
しかし、このバナーを日常的この場所に設置するのは至難の技である。テントの屋根に横にパイプを入れて設置していたバナーである。それを臨時的に取り付けるには些か難しさがある。誰かよいアイデアがあったらご指示願いたい。
なかなか雨が小降りならないので、贈呈式を雨の中でも始めた。井田さんが渡し、早川さんが受け取るという構図である。堀口さんがカメラを回し撮影完了。
今日は雨のためか座り込み参加者が少ない。おまけに気温も上がらず真冬の様に冷える。しかも、お昼からずっと降り続け、私のリュックなどはびしょ濡れになってしまった。斎藤さんはこの雨の中でもカッパを着て座り込みをしていたが、最後にはブルブル震えだしてしまい、堀口さんが喫茶店に連れていき暖をとってきた。整体を少し施してもらい、体調が戻ってきたようで早目に帰宅していただいた。斎藤さんのみならず、これからの寒さについては何か対策が必要だ。これから先の季節がおもいやられる。(S・S)
或る友への手紙 10月28日(金)
テントがまだあった時もそうだったのですが、上京したというのでたずねていただいた人がありました。何人もですが、会えずに残念でした。あなたともそんな風になってしまいました。上京の折はと連絡差し上げておいたのですから本当に申しわけありませんね。テントがあるときも段々とそうなって行ったのですが、この場所の出掛けてくることが億劫になってきています。億劫というのはちょっと違う感じがするのですが、いい言葉がりません。何かと忙しい事が増えたことも間違いないのですが、心的にこの場所に出掛けてくることが少し、減ってきているのです。
それは僕らの闘いの先が見えにくいということともあるでしょうし、闘いというものはなんだかんだと言ってもそんなものだという思いもあります。経験的に見ればということなのでしょうね。
テントの強制撤去の後、もう何日も過ぎたのですが、テント前のひろばでは座り込みとスタンディングが続いています。あなたのご覧になった通りですね。僕は先に書いたように少し気持ちが億劫になる中で、でも、ここに自然に足が向かうこと、それがごく自然になりつつあることに内心はすこし驚いています。原発のことが身近な、日常的な考えられるようになっていることですから、これは驚きです。原発問題はその事故による被災に直面している人を別にすれば、身近なことではないでしょう。
ですから、事故があったとか、何かの集会やデモに行くとか、ニュースなどに接したときの他はあまり考えられないことでしよう。でも、日常的に、特別に意識しなくても、考えている、それが自然になっていることがあります。これはテントが存在したことの結果かもしれません。毎週の金曜日に続いている首相官邸前抗議行動がもたらしているものでもあるかもしれません。こういう持続的な運動はかつてなかったことですが、それが生み出しているものでもあるのでしよう。
あなたにお会いしても特別に話をすることはないのかもしれません。話なんかなくてもお会いできればうれしいのはいう間でもないことですが、あなたがテントにたずねていただいとことを知って、話してみたかったことを考えました。我が心の底の底にはということではないのですが、何故、これだけ原発反対の声があるのに、政府や官僚は原発再稼働をすすめるのか、という疑念というか、思いですね。いつも念頭からさらぬことですが、これは原発問題の所在がどこにあるかを考えることでもあります。
いつも考えていることです。原発の是非を、存在の根拠において明確にできないということではないと思います。例えば、原発の存続を肯定する人が多くいて、反対する立場の人たちが人々を説得しえない事態にあるからではないと思います。
福島第一原発事故からそれほど経っていない時期に吉本隆明氏が、原発からの撤退はあり得ないと語っていたことが記憶にあるのですが、その見解は広がりませんでした。事故の直後に彼が予想していた多くの人が原発の存続に反対するだろうという方があたっていると思います。問題は原発の存続の是非にあるのではなく、多くの人が反対なのに政府や官僚たちが原発再稼働→原発存続を進めているかにあります。
このことは時間の経過でも原発の再稼働や存続に反対する人は減少せず、潜在的には増えていることを意味しています。だから、政府や官僚が原発再稼働や存続を進めるのはなぜか、ということになります。
小泉純一郎が「民意に反した原発再稼働や存続」はおかしい、そんなのはいずれつぶれるというは正しい指摘でしよう。でも、僕はこんなことが可能なのかを問いたいのです。僕はここで日本における政治権力(国家権力)の問題に直面しているのだと考えています。これは、日本の反体制運動や左翼の運動が本当の意味で向へなかった、あるいは向かうことに失敗した、日本の政治権力(国家権力)の問題だとも思っています。
原発運動は原発の存在の是非を問うものですが、その過程で日本の政治権力(国家)権力の問題をうかびあがらせているのです。このところで僕は多くの事を考えてきましたし、勉強もしてきました。でも、まだ、何かが足りないという思いにとらわれています。なかなか道筋は見えてきません。あなたに会えれば久しぶりに政治談議ができたかもしれませんね。僕の愚痴話を聞いてもらいたかったのかもしれません。次の機会を楽しみにしています。その時までに僕の考えが幾分かでも深まるといいのですが。(三上治)
?テントニュース93号を添付しました
経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その4
ウラン原料を全部輸入していても「準国産」エネルギー?!
〜矛盾だらけの大嘘回答に固執する資源エネルギー庁〜
木村雅英(経産省前テントひろば)
10月21日(金)にテントひろばが開催した院内ヒアリング集会「使用済み核燃料問題を問う」で、使用済み核燃料問題は全く先が見えていないのに再稼働を進め、「原発は安い」と言ってきたにも拘らず廃炉費用などを「国民」につけ回ししようとする、経産省・資源エネルギー庁を厳しく追及した。
ここでは、その中で明らかになった別の大嘘を紹介する。
ウラン原料を全部輸入していても「準国産」エネルギー?!
ウランは、カザフスタン、カナダ、オーストラリア、…で年間約56000トン生産されているが、日本はその総てを輸入している。ところが、経産省はいつも原発の原料は「準国産」であると言ってきた。その理由を質問したところ、エネ庁担当は次のように答えた。
(理由1)ウランによって発電できる電力量は他の燃料と比べると全く違う
(理由2)ウランで長い間発電できる
(理由3)国際機関IAEAも認めている
要するに、重力比で考えるとウラン燃料は効率が良いと言いたいらしい。だけど、そのことと「準国産」かどうかとは全く関係がない。中学生が考えてもおかしいこの回答をエネ庁は3度も繰り返した。日本で生成したからか、核燃料サイクルを考慮したからかと水を向けても、担当者はこの当初回答に固執する。集会参加者の前でぬけぬけと大嘘をくり返すエネ庁担当が憐れに見えた。
やはり「準国産」は大嘘だった。
11月2日(水)2つの抗議行動にご参加を!
九州電力川内原発今すぐ止めろ!九州電力東京支社抗議
日時:11月2日(水)17:30より18:20
場所:九州電力東京支社(JR有楽町駅前電気ビルヂング前)
東京都千代田区有楽町1-7-1
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
東電は原発事故の責任をとれ!第38回東京電力本店合同抗議行動
東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
原発再稼働は日本を滅ぼす
日時:11月2日(水)18:30より19:45
場所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟など約126団体
高江ヘリパッド建設をめぐる集会と省庁交渉
日時:11月2日(水)12時30分〜16時
事前集会 12時30分〜13時45分
省庁交渉 14時〜16時
場所: 参議院員会館 講堂
資料代: 500円 申し込み:不要
11月4日(金)午後5時から経産省前抗議行動。テントひろば主催
再稼働反対官邸前抗議 18時30分〜20時 首都圏反原連
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