[CML 045189] 「エル・クラン」誘拐稼業アルゼンチン 独裁の影80年代
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2016年 10月 4日 (火) 12:09:30 JST
アルゼンチン映画「エル・クラン」 <http://el-clan.jp/> 原題:一族
1980年代、マルビナス戦争(フォークランド紛争)の結果、政府が転覆。情報管理官として働いていた家長は失業する。
秘密警察で誘拐やら殺人やらやってた爺さん。なんと仲間と誘拐ビジネスを始める。
実際の肩書で、外交官やら公認会計士やらの上流階級ふう爺さん。妻も娘も教員。息子はラグビー優良選手。うらやましい順風満帆の家族は、実は恐ろしい展開が...。
最後の留置場の場面は、しんそこ驚いた。そして裁判所でも、あっとびっくり事件。
最後の字幕でその後が説明される。ああ、これは実話だったんだなと。
アルゼンチン人なら誰でも知ってる事件を調べたところ、家長の爺さんは獄中で司法試験に合格し、出所後に弁護士になったとのこと。
*ペドロ・アルモドバル*
<http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/252b0757a0f9ba6b4a7e90218bf2cb80>
が製作。さすがだ。
--
大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
CML メーリングリストの案内