[CML 045186] <テント日誌10月3日(月) 経産省前テントひろば1807日後 43日>

木村雅英 kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2016年 10月 4日 (火) 07:09:45 JST


(転送します)

テント日誌10月3日(月)
経産省前テントひろば1807日後 43日

テント前の座り込みは順調である 9月28日(水)
定刻前に座り込みの設営に入る。12時15分にセットし終わる。
★この日は「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟 第5回口頭弁論」が東京地裁で開かれので、訴訟の原告たちが12時過ぎから経産省正門前で抗議。昼休みで庁舎から出てくる職員に訴えていた。南相馬市の「避難緩衝地点」では、年に1ミリシーベルトでなく、20ミリシーベルトで大丈夫ということで解除=帰還が強制された。それに抗議して住民が訴訟を起こした。
上京された南相馬の人たちは、裁判所に行くのでテント前を通る。みなさん「テントが撤去されてどうなったのかと思った。頑張ってください」と声をかけてくれ、カンパまでしてくださる人もいた。恐縮。
裁判が終わった後、参院議員会館で報告集会が開かれたが、そこに参加する人たちがテントの座り込みに若干時間参加してくれた。
なお、NHK報道では、7月12日の南相馬市小高区避難解除(約1万人余)から2ケ月以上たった時点で、帰還した人は約2割の800人とのこと。
★午後2時前か、「単独の右翼」を名乗る人がきた。(この日は、右翼車が外務省→文科省と街宣していた。)
その人は「まだこんなところに居やがって。やめろ」と言うなり、並べてある小さな椅子二つを蹴った。こちらは、黙って見ていたら、話しかけてきた。Wさんがその右翼の言うことを聞いてあげた。その右翼が言ったことは「慰安婦ではなかった」ということだったようだが、Wさんが「歴史を勉強したの?」など言うと、いろいろしゃべったそうだ。原発問題については、「原発は問題が多い」と言うようなことを言っていたようだ。おとなしく帰った。
★青色のワゴン車に乗った警官が来た。パラソルをたため、椅子をたためなどと言った。こちらは「毎日こうやっているんですよ。知らないんですか?」という。警官は「早く撤去せよ」とパラソルのところに来る。「誰が撤去するんですか」ときくと「私が撤去する」というので、「そんなのおかしい、毎日こうやってんだから」と言うと「私はそうはさせない。
若い警官は強く出ないで見過ごすが、それではだめなんだ」などという。こちらが、「じゃあ、丸の内署に聞いてみなさいよ」というと、その警官は丸の内署に電話をして、「パラソルなんか建てている。撤去させないと」などと電話したので、警官の脇で、昨日だっておとといだってたてているじゃないですか。今日は撤去するなんでおかしいでしょ、誰がやるの」などと言う。
警官は丸の内署から「そのままでいい」と言われたようで、交通の邪魔
にならないように」などと言って車に乗り込んで帰る。
★前回の水曜日の遅番は人が少かったようで、この日は「それじゃあ行かなくちゃ」と、来てくれた人が2人もいた。そんなわけで、齋藤美智子さんなどと、テント前の座り込みは順調。

人通りがこんなに多いのは初めてだ 10月1日(土)
座り込みは12時00分から16時まで。7人座り込み。警察官1人。警察車両の常駐無し。天候:一時弱雨。
今日は病院に寄ってきたので到着は12時30分。Kさん、Tさん、Iさんが既にいた。何故か通行人が多い。東京メトロが主催するウォーキングラリーが行われているらしい。デモ・集会以外でこんなに大勢通るのは初めてだ。チャンスとばかりTさんがリーフレットを配り始めると、Iさんのチラシ配りがそれに続く。リーフレットが無くなったのでTさんが事務所に取りに行った。
13:08 いつもの紺の1BOXが日比谷方面から現れ交差点を左折してから止った。ひとりだけ降りてきて私の前に立った。スケッチを中断し「こんにちは」と挨拶すると「あのお、椅子を片付けるようにしてください」と言う。「はい」と会釈すると車に戻り1分くらいして走り去った。それにしても何故いつも私に言うのだろう。一番気が弱そうに見えるのかな?
人通りは絶えることなく続く。こんなに通行人が多い土曜日は初めてだ。桜田門の方へ向かう人たちが景色を隠してしまい、何度もスケッチを中断させられた。リーフレット・チラシの受け取りもよく、リーフレットは60枚以上配り在庫がなくなった。チラシも同じくらい配れた。お二人ともお疲れ様でした。
ケヤキの落ち葉が目立ってきた。Iさんが「落ち葉掃きはどうしよう。この間、Wさんが「竹箒持参で来た」。「落ち葉掃きもテントここにあり。今まで通り続けるべきでは」と私。今日も座り込みは無事に終了。テントにいていつも感じるのは嵐の前の静けさ。
まあ気にしない、テントはいつもそうだったから。(O・O)

サックス演奏聴きながらの座りこみでした 10月2日(日)
本日は気持ちのいい天気で、参加者も10名を超えました。1時から4時くらいは常時8人くらいいました。TさんがNO NUKES横断幕を作ってくれてあったので、観光バスが信号待ちをする時に見えるように貼り出しました。
Iさんのサックス演奏を聴きながら各々自分の手持ちの仕事をしたり、おしゃべりをしたり。お茶とお菓子の差し入れもあり。
警察は全く来なかった。経産省の見回りは何度か通ったが、文句はつけて来なかった。ゆったりとした幸せな時間。

雨模様に気分も湿り気味 10月3日(月)
曇り空から小雨が降ったり止んだりする中、テント道具一式を台車に積み込む。湿度も高く両サイドの料理店から排気ダストの熱風がもろに顔に吹き付けるのは頂けない。広い歩道は傾斜があり台車の動きを重くして、早くも汗まみれになる。
12時にテント前に着くとよく見かける方が持参の小椅子に座っている。一緒に
パラソル組み立て、横幕2枚をノボリのポールに縛り付ける。Oさんがノボリをセッティングする。珍しく経産省職員が2名訪れ、敷地内に入らぬよう伝えるとそそくさと帰る。次は警察官2名、道路の椅子などの撤去を依頼する。仲間が「表現の自由」と強く反応するのを制して、言い分は分かったと対応すると帰って行った。仲間はテント日誌を読んでないとのことで、警察官への対応を伝える。
メンバーも揃い、自転車で椅子3脚を増やすために戻る。雨雲が濃くなってきた。なるほど、ケヤキの落ち葉が増えだした。Mさんが腰をかがめ1枚ずつ拾うが大変な作業になる。次回はほうきを持参しようと思う。
2時半頃に右翼車が1台、通りがかりヘイトを発し国会方面に去っていく。警察車が

追走していく。顔なじみの皆さんが三々五々集まり座りそして場所を移していく。今週は台風18号の影響が避けられそうにない。気分も湿り気味だ。
 今日の誰かのひとこと・・・「雨が降っても座るの?」「当然です」。台風は状況判断で。夕方までの雨模様を気にしつつ、椅子を3脚戻しSさんらにバトンタッチする。(I・M)

新潟知事選への見解に反対です   米山創 10月3日
要注意です。知事当選の後は「原子力安全が確認された。避難計画も十分、苦渋の選択で原発再稼働やむなし」などと言いかねない。
F・Sさんの主張はヾつも党をかえているから後で再稼働やむなしとなるから要注意ですね。
F・Sさん、むかしの私ならジャー対案をだせ!で終わりですよ。
かつてもこんな事がありました。
それは私が金曜行動で「泉田知事激励はがき」を作り、配布していた時です。
泉田知事は本当に信用出来るのかねと云って来た人がいました。
こんどは米山氏に対して上記の理由と同じ様に要注意と云います。
F・Sさん、極論すれば信用の担保は貴方自身です。旧テントの周りで座っていても貴方の不安は解決出来ませんよ。新潟の人々の混乱と苦渋の果てに選んだ候補者です。貴方が今次新潟の選択にまずは寄り添ってから能書きは云ったほうが良いと思いますよ。
10月4日地下鉄永田町2番出口 民進党本部へ要請行動 
10月5日東電本社前抗議集会(PM18:00)
10 月8~10日 新潟市中央区鐙1-16-20米山隆一選挙事務所 
全国ボランティア受付窓口 025-240-8500
私も8~10日行っています。             

経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その2
原発推進のつけを全員に押し付ける経産省
~「廃炉」費用を「国民」に負担させるなら「原発は安い」の嘘を撤回せよ~ 木村雅英(経産省前テントひろば)

 経産省は、原発廃炉費用を「国民」に負担させようとしている。例えば、「原発廃炉費 新電力、負担に反発」(毎日新聞9月28日)をご覧いただきたい。
≪経産省は27日、電力自由化の課題などを議論する「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」の初会合を招集。新電力が送電線を使う際の利用料に廃炉費用を上乗せし、大手が回収する案を提示した。新電力が上乗せ分を電気料金に転嫁すれば、負担は利用者に回る。東京電力福島第1原発の廃炉対策もあわせて議論する。≫
 この提案は、経産省がずっと言い続けてきた「原発は安い」に矛盾する。
例えば、次をご覧いただきたい。
★石炭(熱量当たりの単価が化石燃料の中で最も安い) 発電コスト9.5円/kWh
★LNG(燃料価格のうち液化コストや輸送コストが高い) 発電コスト10.7円/kWh
★石油(燃料価格が高い) 発電コスト22.1円/kWh
★原子力(運転コストが低廉) 発電コスト8.9円~/kWh
★再生エネルギー 太陽光30.1~、風力9.9~/kWh
(「各電源の特性と電源構成を考える上での視点 資源エネルギー庁平成27年3月」より、表「各電源の特徴:エネルギー政策の基本的視点」)
 この原子力発電はどの発電方法よりも安い(8.9円)という表の根拠も信じられないが、「廃炉」費用を原子力発電している電力会社で賄えないのであれば、この表も「エネルギー基本計画」も撤回するべきである。

東京新聞筆洗がユーモアを交えた分かり易い文で指摘しているので紹介する。
「筆洗(9月29日)」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016093002000133.html
≪夜の繁華街には、なかなか恐ろしい店があって、「安いよ。○千円でいいよ」と誘っておいて、法外な料金を請求する。…しかし、市井では禁じられている行為も政府がやれば、問題にはならぬらしい。「安いよ。原発はお得だよ」と国民に告げ続けても平気なのだ
▼だが、福島第一原発の処理に十一兆円以上、他の原発の廃炉にも数兆円はかかる。「核のゴミ」の処理には目途が立たず、費用がどこまで膨らむか上限が見えぬのに、「原発は安い」と言い続ける
▼そのツケを誰が払うか。政府が今考えているのは、国民に負担させることだ。電力自由化で好きな電力会社を選べるようにしたはずなのに、経済産業省は「どの電力会社を選ぼうが、原発のツケは全員で」と言いだした
▼…。これでは、ちゃんと支払いを済ませた店から「経営難で閉店費用も払えないので、追加料金を」と請求されるようなもの。消費生活センターにでも訴えようか。≫
 経産省・資源エネルギー庁に大嘘をつき続けさせてはならない。

10月5日(水)川内原発今すぐ止めろ!九電東京支社抗議
17時30分~18時20分 場所:有楽町電気ビル前
10月5日(水) 第37回東電本店合同抗議
18時30分~19時45分 テントひろばなど125団体
10月7日(金)午後5時から経産省前抗議行動。テントひろば主催
18時30分~官邸前抗議行動(反原連) 
10/3(月)~8(日)リレーデモ「泊原発再稼働阻止・大間原発建設反対
自転車隊リレーデモ・自治体要請」
 主催:泊原発再稼働阻止実行委員会 問合せ070-5477-4296
 10/3六ヶ所出発 10/4函館発 10/5長万部発 10/6倶知安発
 10/7小樽発 10/8札幌集会
10/8(土)~10(休)大集会(北海道)
「さよなら原発北海道集会」と「泊原発再稼働阻止現地行動」
8日大集会会場:札幌大通公園 
主催:「さようなら原発1千万人アクション北海道」
8日夜~9日午前「全国相談会」:倶知安町 
 主催:泊原発再稼働阻止実行委・再稼働阻止全国ネットワーク
 9日13時現地集会:岩内町旧フェリー埠頭 
 10日(休日)は現地見学バスツアー
原発雑考339号 転載です

339号
 2016・10・5
発行 田中良明
    転載自由
 連絡先  豊橋市富士見台二丁目12-8               E-Mail  tnk24 at tees.jp

核兵器に固執する日本政府
 オバマ大統領は、一時検討していた核先制不使用宣言を断念したらしい。核先制不使用宣言とは、他国に先んじて核兵器を使用することはしないという宣言で、核保有国の中で中国とインドがすでに行っている。
 すべての核保有国がこの宣言をし、それを実行すれば、核兵器が使用されることはなくなる。こうして核兵器を実質的に使用不能=無用化することによって核廃絶に結びつけるのが、この取り組みの狙いである。
 日本政府が反対したことが宣言断念の大きな理由だった。日本政府は、生物・化学兵器による攻撃にたいして核兵器を使用して反撃する権利を留保しておくべきであり(核による抑止の対象を生物・化学兵器使用にまで広げる)、それを不可能にする核先制不使用宣言には反対するという方針である。
 この方針を一般化すれば、世界のどこかに生物・化学兵器が存在する限り(それらによる攻撃の可能性が排除できないから)、核先制不使用宣言はできないことになる。周知のようにイラク戦争は、イラクが生物・化学兵器を保有しているという誤った判断にもとづいて行われた。逆に現在では国家ではない武装集団が生物・化学兵器を保有している可能性も否定できない。生物・化学兵器の存在、不存在を確認するのは極めて困難なのである。
 さらに、生物・化学兵器は比較的容易に製造できるから、仮にいったん世界中から生物・化学兵器が廃絶されたとしても、再度製造される可能性はつねに残る。他方、核兵器はいったん廃絶されれば急には再製造することはできない。したがって生物・化学兵器に核兵器で対抗しようとすれば、結局のところ核兵器を保有し続けるほかないのである。生物・化学兵器への対抗として核兵器保有を認めることは、たんに核先制不使用宣言を不可能にするだけでなく、核廃絶そのものを永遠に不可能にすることを意味している。
 この問題や核兵器禁止条約への反対などを見ると、日本政府はなにがなんでも核兵器を存続させ続けたいようだ。核廃絶とは真逆の核固執である。
原発と地球温暖化
 日本の政府、大手電力会社(かつての9電力)、産業界などは、地球温暖化防止には原発の活用が不可欠だと主張し続けている。他方で脱原発を指向する人びとの中には、この主張に反発してか、温暖化問題に目を背けたり、温暖化は原発推進派がまき散らすデマと見なしたりする傾向が見受けられる。
 以下では、明日香壽川氏(東北大)の論考「原発と地球温暖化問題との錯綜した関係」(『科学』2016年7月号)を紹介したうえで、この〈原発と温暖化〉問題についての私見を述べる。
 明日香氏は、この問題についての人びとのポジションは以下の7つに分類できるとする。
 温暖化対策は重要だという強い思いから原発を必要不可欠と考える。化石燃料発電は推進しない。(ジェームス・ラブロック氏やビル・ゲイツ氏など)
◆_甲伐渋从というよりも大気汚染対策として原発が必要不可欠と考える。化石燃料発電は推進しない。(池田信夫氏など)
 温暖化対策を本当は重要だと思っていない。しかし原発推進のために温暖化問題を利用している。化石燃料発電は推進する。(日本政府、経団連、大手電力会社など)
ぁ_甲伐渋从は重要だと考えるものの、原発は温暖化対策として必要不可欠ではないと考える。化石燃料発電は推進しない。(温暖化対策に積極的に関わる世界および日本のほとんどの研究者や市民団体)
ァ仝業には反対する。温暖化は原発推進のためのウソだと考え、化石燃料発電は推進する。(広瀬隆氏や一部の脱原発運動家)
Α´に影響されて温暖化対策のために原発は必要だと考える。(日本では少数の一般市民)
А´に影響されて原発よりは温暖化の方がましだと考える。(日本では多数の一般市民)
 Α↓Г痢岫に影響されて」というのは、「脱温暖化と脱原発は両立しないというのグループの主張に影響されて」という意味であろう。
 明日香氏の分類について、,らイ楼柤世覆ろう。Δ發修Δ世蹐Α Г砲弔い討蓮◆峅甲伐修噺業のどちらも拒否する。しかし脱温暖化と脱原発が両立することを明確には説明できない」というのが、日本の一般市民の多数派ではなかろうか。
 明日香氏の分類で一番の問題は、脱原発運動に関わっている個人・団体でイ紡阿気覆ぅ哀襦璽廚砲弔い討竜述がないことである。これでは脱原発派はすべてァ△垢覆錣漸甲伐讐疑派であるかのように受け取られかねず、温暖化懐疑論の脱原発派の過大評価、そうではない脱原発派の過少評価になっている。実際には、脱原発派の中には脱原発と脱温暖化の両方を積極的に追求するグループも存在する。このグループには、私のように「原発は実際には脱温暖化に貢献しないので、脱原発と脱温暖化は完全に両立する」という考えと、「原発は脱温暖化に貢献するかもしれないが、脱温暖化に不可欠ではない」という考えの2つが並存している。
 脱原発派の主流は、温暖化は肯定しつつも、それにたいする関心があまり高くないか、脱原発の活動に多忙で温暖化問題にまで手も頭も回らない状態である。その意味で日本の脱原発派は、安全性を中心にした狭義の原発問題に集中しすぎだと言えるかもしれない。日本の脱原発運動は「原発をもっと社会的に包括的な方法で語ること」が必要だというアイリーン・スミスさんの指摘(舩橋晴俊ほか編著『持続可能なエネルギー社会へ ドイツの現在、未来の日本』 245ページ)にはまったく同感である。
 イ亡悗靴討蓮⊇藉の温暖化懐疑論は反論され、2010年代に現れた新懐疑論も反論された(本誌329号参照)。日本の脱原発派内に懐疑論がまだ存在しているのは、このような状況に目を閉ざしているからではないか。温暖化が事実ならその対策として原発は不可欠になるという思い込みから、温暖化懐疑論に固執しているという面もありそうだ。しかし原発が脱温暖化に不可欠というのは推進派のプロパガンダにすぎず、実際には1990年代以降の日本が示すように、原発は脱温暖化に必要不可欠どころか有効ですらない。
 ところで以上の議論はすべて昨年暮れのCOP21パリ合意以前の状況を反映したものであり、この合意によって状況は劇的に変わっている。
 パリ合意に押されて日本政府は2050年までに温室効果ガスを2013年比81%削減するという方針を決定したが、これは火力発電を実質ゼロにすることを含意している。原発は、火力発電が中心的な位置を占める電源構成において周辺的、従属的な電源としてのみ存在可能であり、火力発電が中心的位置から退くことになれば、原発も存在しえなくなる(本誌331号参照)。
 脱温暖化のための温室効果ガス大幅削減 → 脱火力発電 → 脱原発という連関が出現したのである。これによって脱温暖化のために原発が必要か否かという議論は完全に時代遅れになった。〈原発と温暖化〉問題は新しい段階に入ったのである。脱原発派はこの状況を直視し、脱温暖化を指向するグループとの連係を深めて、脱原発と脱温暖化の実現を同時に追求すべきである。
雑  記  帳
  2013年1月から始めたバーチャル鉄路日本一周(日課のウオーキングの距離を積算して鉄道線路に当てはめていく)。豊橋から逆時計回りに進んで、昨年末には四国の土讃線佐川に至っていた。
 今年は佐川から多度津を経て、予讃線・瀬戸大橋線で岡山へ。岡山から山陽線で大阪へ(佐川から383.4km)。大阪からは大阪環状線で天王寺へ、さらに阪和線で和歌山へ、そこから紀勢本線・関西線で名古屋に(大阪から512.8km)。名古屋には4月末に到着した。
 年内に豊橋に着くのが目標で、まだ十分に余裕があったので、回り道をすることにし、名古屋から中央線で岡谷に行き、岡谷から飯田線で豊橋に向かい(名古屋から460.3km)、豊橋に9月13日に到着した。
 3年9ヶ月かけての日本一周である。6月に会った高校の同級生は、列車に乗っての本物の鉄路日本一周をしたといっていた。私のはバーチャルだが日常の積み重ね、彼のはリアルだが非日常の積み重ねである。
 
 先号の本欄でメダルをメタルと誤記していた。オリンピックのメダルはすべてメタル(金属)なので、混同したようだ。本誌を読んだ方から指摘されるまで気づかなかった。歳のせいか、この手の間違いが急増している。
	9月のエネルギー消費
数  量
消費量
原 油 換 算

換算係数
原油換算量 ℓ

電 気 発電量
 kWh  売電量
       買電量
       消費量
  174.0
 2074/9154
   39.4ℓ

  130.7
  同 上
  29.6

   84.2
  同 上
  19.1

  127.5
  同 上
  28.9

都市ガス
   10.9m³
 9582/9154
  11.4

ガソリン
   23.4ℓ
 7908/9154
  20.2

水    道
   13.0m³
---
---
 総消費量(原油換算 ℓ)
   60.5
   21.1

注  期間はすべて暦の1ヶ月間。 ガソリンは使用量でなく、購入量。
  総消費量の,蓮[電気消費量+都市ガス+ガソリン] の値。
            △蓮↓,ら発電量を引いた値(純消費量)。


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