[CML 045573] 「レイプ(性暴力)の神話」ってなに?

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2016年 11月 8日 (火) 07:45:04 JST


檜原転石です。

『週刊現代』の高畑裕太事件のレイプ被害者の証言を読みましたが、性暴力で
は、かように被害者が泣き寝入りする事例が余りに多すぎます。

▼『逃げられない性犯罪被害者─無謀な最高裁判決』(杉田聡・編著/青弓社)
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-3351-6
近年、最高裁が性犯罪に逆転無罪判決を下す事例が相次いだ。それはなぜなの
か。裁判官は「女性は逃げられるはず」などの「経験則」を固守するが、本書は
その誤りを鋭く指摘する。さらに、被害者救済の整備など、性犯罪に関する対策
を具体的に提言する。

▼高畑裕太事件でも…性犯罪における警察、検察、裁判所の“男目線”が被害者をさ
らに傷つけている!
http://lite-ra.com/2016/09/post-2558.html

▼レイプの二次被害を防ぐために
被害者の回復を助ける7つのポイント
http://www.awf.or.jp/pdf/0168.pdf


・・・

レイプ被害の実態

  平成12年に総理府(現内閣府)が行なった「男女間における暴力に関する調
査」では「異性からおどかされたり、押さえつけられたり、凶器を用いたりして
いやがっているのに性的な行為を強要された」と回答している女性が6.8%でし
た。日本に住む女性100人のうち7人弱が被害にあったことになります。
  一方、平成13年度犯罪白書では、強姦および強制わいせつの発生件数は1万人
に約1件であるとの報告が出されています。
  内閣府調査と犯罪白書の、この比率のギャップは何を表しているでしょうか。
  レイプ被害はその一割ぐらしか通報されず、しかも被害届を出す件数はさら
に減ってしまうのが現実です。警察の統計に表れているのは氷山の一角なのです。
  また、あまり知られてはいないことですが、女性のみならず男性も同性の加
害者から被害にあうこともあります。

▼「レイプ(性暴力)の神話」ってなに?
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/40612572.html


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