[CML 043593] 核なき世界を追求すると言いながらロシアとの核戦争を準備する米大統領の戯言を伝えるマスコミ

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2016年 5月 29日 (日) 05:20:51 JST


檜原転石です。


米国のスパイだった祖父を尊敬する政治屋・安倍晋三が首相の日本低国では無意
味な茶番に意味を与えてメディア(ミーディア)が国民を洗脳します。私たちは
政治屋の嘘に騙される訓練を毎日受けているおかげで、以下のような発想も浮か
ばないのです。

【もしもオバマが、日本との入り組んだ悲劇的な過去を本当に修復したいのであ
れば、アメリカ兵士に、平和な島国から永久に撤退するよう命じるはずだ。沖縄
における婦女暴行やレイプは、一夜にして、十分の一に減るだろう。】

▼マスコミに載らない海外記事
2016年5月25日 (水)

無意味な宣伝行為に意味を与えるオバマの広島訪問

Riley Waggaman
2016年5月24日
"Huffington Post"
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-38d7.html
信頼されているアメリカの政治評論家全員、バラク・オバマ広島訪問に熱くなっ
て、気になっている。ノーベル平和賞受賞で幻惑した大統領は、本当の軍事的価
値がない都市に原子爆弾を投下するというアメリカの“現実的”判断を謝罪するの
だろうか? (否。) 結局、ナショナル・レビューが素早く指摘した通り、第二次
世界大戦中、我々は遥かに多くの日本人を“旧来の方法で”殺害した。二つの都市
を溶かして、推計200,000人を殺害し、戦争後もずっと続く長期的な環境・健康
問題を引き起こしたことに対してアメリカが詫びるのは、とんでもないことだろう。

広島訪問時に、バラク・オバマが謝罪しないもう一つの理由は、自慢好きなバラ
ク・オバマ発言を引用した書物によれば、バラク・オバマが“殺人が本当に得意
なためだ”。これは、無名な兵役年齢の茶色い肌の人々を狩るべく、重武装した
空飛ぶロボットを、遥か遠い国々に送り込む大統領の発言だ。いささか不愉快で
はあるが、それも全て、ずっと昔、日本に投下した原子爆弾同様、より大きな善
のためなのだ。
だから、広島の人々への(そして、核兵器競争を始めたかどで、全世界に対して
の)謝罪は明らかに有りえない。オバマはその代わりに一体何をすのるだろう?
単純だ。

    1月の最後の任期満了が近づ中、オバマは“核兵器無き世界での平和と安全保
障の追求に献身し続けることに彼は焦点をあてる”とホワイト・ハウスは声明で
述べた。

    “彼が第二次世界大戦末の原子爆弾使用決定の判断を再考することはない。
そのかわり、彼は我々の共通の未来に関する前向きな構想を提案するだろう”
と、オバマのベン・ローズ国家安全保障担当副補佐官はブログに書いている。

gospel広島で、不拡散条約を読み上げながら、オバマは、1兆ドルをかけで、ア
メリカの核備蓄の更新を続けるだろう。何と言おうと、この人物は、同時に複数
のことをこなす上で、実に経験豊かだ。

障壁を打破したわけでもない彼のキューバ訪問(ラウル・カストロとの彼の“握
手”が全てを物語っている)同様、オバマの“歴史的”広島訪問は、無意味な写真撮
影のチャンスに新たな意味を与える、もう一つの無意味な写真撮影のチャンスに
過ぎない。

もしもオバマが、日本との入り組んだ悲劇的な過去を本当に修復したいのであれ
ば、アメリカ兵士に、平和な島国から永久に撤退するよう命じるはずだ。沖縄に
おける婦女暴行やレイプは、一夜にして、十分の一に減るだろう。

今から75年間先に、人類に対するオバマの様々な犯罪に対し、最終的に謝罪がな
されるべきだったかどうかを人々が議論するようになるのをお考え願いたい。短
期的な解決策によって、決定的な行動を先送りにしているだけなのではあるまいか?

Twitterで、ライリー・ワガマンをフォローする。www.twitter.com/rileywaggaman

記事原文のurl:http://www.huffingtonpost.com/riley-waggaman/obamas-
hiroshima-visit-is_b_10045704.html



▼櫻井ジャーナル

核なき世界を追求すると言いながらロシアとの核戦争を準備する米大統領の戯言
を伝えるマスコミ

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201605270000/

 バラク・オバマ米大統領は5月27日に広島の平和記念資料館を訪問、「核なき
世界を追求する勇気」について語ったという。この人物、大統領に就任して間も
ない2009年4月5日にプラハで核兵器のない世界を目指すと演説、その年にノーベ
ル平和賞を授与されているが、14年9月21日の報道によると、今後30年間に9000
億ドルから1兆1000億ドルを核兵器のために投入するとしている。

  ノーベル平和賞の授与に縛られることなく、オバマ政権は他国の領空に無人
機を飛ばして民間人を殺傷、アル・カイダ系武装集団やそこから派生したダー
イッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)などを使ってリビアやシリアを軍事侵略し
た。リビアはNATO軍も投入してムアンマル・アル・カダフィ政権を2011年10月に
倒し、今は無政府状態。NATOと連携していたアル・カイダ系のLIFGを率いていた
人たちは現在、ダーイッシュというタグをつけているようだ。CBSのインタ
ビュー中にカダフィ惨殺を知らされ、「来た、見た、死んだ」と口にしたのは当
時の国務長官、ヒラリー・クリントンである。

  カダフィが惨殺された直後、ベンガジでは裁判所にアル・カイダの旗が掲げ
られ、その映像がYouTubeにアップロードされた。イギリスのデイリー・メイル
紙も伝えている。この段階でリビアが武装勢力の跋扈する破綻国家になることは
予想されていたことだ。

  リビアと並行してシリアへの侵略を進め、無政府状態になったリビアでは軍
の倉庫から武器/兵器が持ち出されてトルコへ運ばれた。輸送の拠点になったの
はベンガジにあったCIAの施設で、そうした事実をアメリカ国務省は黙認してい
た。輸送にはマークを消したNATOの輸送機が使われたとも伝えられている。

  ベンガジのアメリカ領事館は2012年9月11日に襲撃され、クリストファー・ス
ティーブンス大使らが殺されているが、ここは武器輸送の拠点だった。領事館が
襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日
には武器を輸送する海運会社の人間と会っている。

  運び出された武器/兵器の中に化学兵器も含まれていた。これをシリアで使
い、政府軍に責任をなすりつけてNATO軍が直接、介入する口実に使用としたと言
われている。こうした工作をスティーブンスも知っていた可能性は高く、彼の上
司だったヒラリー・クリントンも報告を受けていたはず。

  2012年11月、デイビッド・ペトレイアスがCIA長官のポストを辞しているが、
この人物はクリントンと緊密な関係にあることで有名。この線からもクリントン
は情報を得ていただろう。

  2013年11月にはウクライナでクーデターを始める。世界を支配するためには
ロシアを制圧する必要があり、ロシアを制圧するカギはウクライナが握っている
とズビグネフ・ブレジンスキーたちは考えていた。

  まず、キエフのユーロマイダン(ユーロ広場、元の独立広場)でカーニバル
的な抗議活動を始めて人を集め、年明け後にはネオ・ナチ(ステファン・バンデ
ラ派)を前面に出した暴力的活動に切り替える。

  2月18日頃から反大統領派は棍棒、ナイフ、チェーンなどを手にしながら石や
火炎瓶を投げるだけでなく、ピストルやライフルで銃撃を始め、さらに反大統領
派や治安部隊、双方を狙った狙撃も行われた。その指揮者はネオ・ナチの幹部、
アンドレイ・パルビーだ。

  このクーデターを指揮していたのはアメリカのビクトリア・ヌランド国務次
官補で、キエフに乗り込んで扇動していた。ジョン・マケイン上院議員も同じよ
うに蜂起を煽っていた。

  今年4月24日にイギリスのBBCが放送した番組の中で、オバマ大統領はシリア
のバシャール・アル・アサド政権を倒すためにアメリカなりイギリスなりが地上
軍を派遣することはないだろうと語っているが、アメリカ政府が250名の特殊部
隊をシリアへ派遣して300人体制にすると発表したのはその翌日だ。

  この「派遣」はシリア政府が承認したものでなく、明らかな侵略。アメリカ
側は「地元の武装勢力」を訓練するとしているが、それが何者なのかは明らかに
されていない。アメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)は2012年の段階で、シ
リアで政府軍と戦う「穏健派」が事実上、存在しないとホワイトハウスに報告し
ている。

  DIAが2012年8月に作成した文書によると、シリアで政府軍と戦っている武装
勢力の主力はサラフ主義者(ワッハーブ派)、ムスリム同胞団、そしてアル・カ
イダ系武装集団のAQIで、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受け
ているとしている。

  DIAによるとアル・ヌスラはAQIの別名。ムスリム同胞団はワッハーブ派から
強い影響を受け、アル・カイダ系武装集団の主力もワッハーブ派だ。つまり、シ
リアで政府軍と戦っているのはサウジアラビアの国教であるワッハーブ派の信徒
たちだ。

  1970年代から80年代にかけてアメリカは中央アメリカで秘密工作を展開し
た。巨大資本の利権を守る軍事独裁政権を支援、ニカラグアの革命政権を倒すこ
とが目的で、このときもアメリカの特殊部隊が送り込まれている。戦闘には参加
しないとされたが、勿論、実際には参加し、死傷者も出た。戦死した特殊部隊員
の家族は、後に、事実を明らかにするよう求めている。

  ウクライナのクーデターは東部や南部の住民から拒絶され、西部には「EU幻
想」を抱く住民が少なくなかったようだが、クーデターやその背後の実態が明ら
かになり、その幻想も消えつつあるようだが、アメリカの好戦派は核戦争の脅し
でロシアを屈服させようという基本戦術を変える気配はない。

  1991年12月にソ連が消滅、翌年の初頭にネオコン/シオニストが国防総省の
DPG草案という形で世界制覇プランを作成して以来、NATOは東へ拡大してきた。
このプランは「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれ、旧ソ連圏だけで
なく西ヨーロッパ、東アジアなどの潜在的なライバルを潰し、膨大な資源を抱え
る西南アジアを支配しようというものだ。

  そうした中、1995年1月にアメリカとロシアは核戦争の一歩手前まで行ったと
いう。ノルウェーの北西沖にある島から「科学目的」のロケットが発射されたの
だが、その軌道がロシアの想定するアメリカの大陸間弾道ミサイルと同じで、ロ
シア軍が反撃しても不思議ではない状況だったとされている。

  核戦争の寸前まで行ったケースはほかにもあり、例えば、1979年には
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のコンピューターは戦争シミュレーションと
実戦を間違えて核戦争を始めかねない事態になり、その1年後にも米軍のコン
ピューターはソ連が大規模なミサイル攻撃を始めたと判断、1985年にはソ連の早
期警戒衛星が太陽の光をアメリカの大陸間弾道ミサイル発射と誤認して危うく核
戦争になるところだった。

  本ブログでは前に指摘したが、1983年にアメリカ軍はソ連に対する軍事的な
挑発を行い、その年の8月31日から9月1日にかけて大韓航空007便がNORADの緩衝
空域や飛行禁止空域を通過してソ連軍の重要な軍事基地の上空を飛行、サハリン
で撃墜されている。この時も核戦争が勃発しかねなかった。この領空侵犯は意図
的だった可能性が高いと筆者は考えている。1985年にソ連軍が動かなかったのは
人類にとって好運だったが、アメリカの好戦派はこれによってソ連をなめた可能
性がある。

  ソ連消滅後、アメリカ/NATOはミサイル防衛システムをロシアとの国境近く
に配備、ロシアから攻撃的なものだとして抗議されてきた。最近、ルーマニアで
も新たにミサイル基地を建設、ポーランドでも予定している。アメリカ側はイラ
ンなどからの攻撃に対処するためだとしているが、説得力は全くない。

  防衛的なシステムであったとしても、先制攻撃に対する報復攻撃に対処する
ためだと考えられるが、5月27日にギリシャを訪問したウラジミル・プーチン露
大統領はこのミサイルに関し、今は射程500キロメートルでもすぐに1000キロ
メートルへ伸ばすことができ、2400キロメートルの攻撃的なミサイルへ切り替え
ることができるとし、ミサイルを配備した場所はロシア軍の攻撃目標になると警
告した。

  「儲かる兵器」の開発に熱心なアメリカと違い、ロシアは着実に兵器の性能
をアップさせてきた。弾道ミサイルのイスカンダルは射程距離は280から400キロ
メートルだが、飛行速度はマッハ6から7。西側の防空システムは対応できないと
考えられている。

  シリアでの戦闘ではカスピ海から発射された巡航ミサイルがシリアのター
ゲットへ正確に命中、潜行中の潜水艦から発射されたミサイルによる攻撃も見せ
た。実戦配備が近いとされているS-500は弾道ミサイルが大気圏へ再突入する前
に撃ち落とすことが可能だとも言われている。

  アメリカ国防総省系のシンクタンクRANDによると、NATO軍とロシア軍が戦争
を始めた場合、60時間でNATOは制圧されるという。それでもアメリカの好戦派は
ロシアを軍事的に威圧すれば屈服させられると考えているのか、NATO軍の一部で
ある欧州連合軍の副最高司令官だったイギリス陸軍のリチャード・シレフ大将は
ロシアの周辺国で軍事力を増強してロシアを威圧するべきだと主張、イギリスの
マイケル・ファロン国防相は軍事的緊張の高まりをロシアに責任を押しつけてい
る。アメリカがロシアと戦争を始めたなら、核戦争にならざるをえない。

  西側でもロシア政府はアメリカ支配層を信頼する危険性が指摘されてきた
が、ギリシャでのプーチン発言を聞くと、アメリカの好戦派は話し合いのできな
い相手だと彼も腹をくくったような気がする。アメリカの支配層は「戦争は罪な
き市民に、途方もない苦しみと喪失をもたらす」と言いながら、破壊と殺戮を
やってのける人たちだ。オバマの広島訪問に浮かれている場合ではない。


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