[CML 043581] 「浜岡停止を」47% 牧之原市市民調査、初の過半数割れ

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2016年 5月 28日 (土) 06:13:10 JST


檜原転石です。

中島みゆきじゃありませんが、「この国は危ない。何度でも同じあやまちを繰り
返すだろう・・・」とため息をつきたくなる現実──。

原発マフィアのメディア(ミーディア)に洗脳されて、「福島の原発震災さえた
いしたことはない」と騙されて・・・

東海地震が起これば、止めていても危ないのに、目先の強欲に目もくらみ・・・

▼時評「この国は危ない」と歌う中島みゆきを聞きながら
「支援連ニュース」1998年10月号掲載
太田昌国 
http://www.jca.apc.org/gendai/20-21/1998/nakaji.html

・・・
あの国の人たちの正しさを ここにいる私は測り知れない
 あの国の戦いの正しさを ここにいる私は測り知れない
 しかし見知らぬ日本人の無事を喜ぶ心のある人たちが何故
  救け出してくれた見知らぬ人には心を払うことがないのだろう
 この国は危ない
 何度でも同じあやまちを繰り返すだろう 
        平和を望むと言いながらも
 日本と名の付いていないものにならば 
        いくらだって冷たくなれるのだろう
 慌てた時に 人は正体を顕わすね
 あの国の中で事件は終わり
 私の中ではこの国への怖れが 黒い炎を噴きあげはじめた
 4.2.3.…… 4.2.3.……
 日本人の人質は全員が無事
  4.2.3.…… 4.2.3.……
                    「作詞:中島みゆき


▼牧之原市
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A7%E4%B9%8B%E5%8E%9F%E5%B8%82
・・・
ほぼ全域が浜岡原子力発電所の半径20km以内(南端・旧地頭方村の一部は3km圏
内)にあり、周辺地域振興対策交付金を受けているが、原子力事故リスクや市内
の主力企業であるスズキの動向を鑑み、2011年9月26日に市議会は「浜岡原発の
永久停止を求める決議」を可決した[3]。


▼浜岡原発永久停止、周辺自治体理解示す 牧之原市が決議 
2011年9月27日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110927/CK2011092702000143.html


「拙速だ」批判も
中部電力浜岡原発の地元市の一つ、牧之原市の市議会が県内で初めて「浜岡原発
の永久停止を求める決議」を可決した26日、周辺自治体には地元地域の足並み
の乱れを懸念する声がある一方で、牧之原市の姿勢を支持し追随する動きもあ
る。中電は再稼働を目指して大規模な津波対策に着手したが、地元の「脱原発」
表明で再稼働は極めて難しい状況となってきた。
  決議では「浜岡原発の確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限
り、永久停止すべき」と、再稼働に含みを持たせた。西原茂樹市長はさらに踏み
込み「どんなに地震や津波対応をしようと100パーセント確実に事故が起きな
いというものではない」として「再稼働は認められない」と言い切った。
  議会後の会見で西原市長は「福島を見て残余のリスクがあると分かった以
上、永久停止すべきと感じて当たり前の判断をしただけ。一般市民、企業の思い
も一緒」と述べた。
  同市には、年100万台を超える四輪エンジンを生産するスズキ相良工場が
ある。この「四輪の心臓部」のリスクを回避するため、スズキは相良工場の一部
生産ラインの移転を検討している。

■十分な議論を
 牧之原市議会の「永久停止」決議を受け、御前崎市の石原茂雄市長は「再稼働
に高いハードルができた」と話す。「市民の生命や財産を守るのは、われわれの
使命で共通の認識」と強調した上で、決議の是非には触れず「周辺自治体の姿勢
に影響が出る」と複雑な表情だ。
  石原市長は「決議を前に4市対協でしっかり議論したかった」と述べ、掛川
市の松井三郎市長も「再稼働の問題は今後、4市対協で議論され、意見集約され
る」と原発10キロ圏内の4市でつくる浜岡原発安全等対策協議会での議論を重
視する姿勢を示した。
  「現段階では拙速」(桜井勝郎・島田市長)との批判も。桜井市長は「中電
が原発の安全対策を考える中、早々と永久停止を表明するのはいかがか」と疑問
を呈し、「牧之原市の考えは尊重するが、周辺市町と十分協議の上で表明すべき
だ」と強調した。
  一方、再稼働は必然性がないと明言してきた袋井市の原田英之市長は「議会
の皆さんと話し、個人的な見解から(進んで)認識を共有したい」と牧之原市へ
の賛意を表明。藤枝市の北村正平市長は「もっともな判断だと思う」、焼津市の
清水泰市長は「再開は難しい。人間がコントロールできる段階ではない」とそれ
ぞれ述べた。
  菊川市議会では「市民が安心できる安全対策がなければ、再稼働は認めな
い」との意見書を国や中電に出すことを開会中の9月定例会で審議する。「問題
意識はどこの議会も同じ」と小笠原宏昌議長。ただ決議には「もう少し時間をか
け、結論に至るまでの過程を説明してほしかった」と述べ、太田順一市長は「是
非について意見を言うのは避けたい」と談話を出した。

■県も同じ立場
  牧之原市議会や西原市長の強い意思表明について、川勝平太知事は26日の
定例会見で「安全が確保されない限り、再稼働はないと言ってきた県と立場が同
じ」と評価。さらに「不安は当然で、私も共有している」と決議に共感を示した
上で「中電や国が安全と言っても、真に安全かチェックできる能力がなければな
らない」と語り、県として安全性を独自に評価することの重要性を強調した。
  牧之原市議会の決議を受け、中電は同日、「津波対策を着実に実施し、安全
性をいっそう向上させるとともに、丁寧に説明することで地元をはじめ社会の安
心につながるよう全力で取り組む」(広報)とコメントした。中電は、海抜18
メートルの防波壁を柱とする津波対策が完了する再来年以降の運転再開を目指す
方針を崩していない。運転再開には少なくとも、静岡県と地元4市の同意が不可
欠。再開へのハードルはさらに高まった。

市議会決議文骨子
▽福島第一原発事故で原発の安全神話は崩壊
▽福島原発周辺では多くの住民が避難し、コミュニティーも崩壊
▽放射性物質汚染は全国で深刻な影響を及ぼしている
▽浜岡原発は東海地震の震源域真上に立地
▽浜岡原発の確実な安全・安心が将来も担保されない限り、永久停止にすべき

牧之原市長の「浜岡原子力発電所の今後」要旨
  福島第一原発の事故原因の特定もされず、原発への国民の不安や不信は最大
で、原発への拒否反応が国民に浸透している。国は再稼働に向けストレスチェッ
クを始めているが、浜岡原発の隣接市として、このような拙速な動きを心配する。
  多くの避難者が福島を離れ除染完了のめども立っておらず、浜岡原発の再稼
働はあり得ない。どんなに地震や津波への対応をしようが「100パーセント確
実に事故が起きない」というものではない。
  市民や議会は再稼働は認めず、使用済み燃料の後処理を含め、放射能被害の
まったく心配のない地域にすることを願う。課題はたくさんあり、今後、周辺市
町や県と話し合う機会があるが、市民の安全と安心のために永久停止は譲れない。

▼「浜岡停止を」47% 牧之原市市民調査、初の過半数割れ

(2016/5/27 07:45)


 牧之原市が26日に公表した2016年度市民意識調査結果(速報値)による
と、政府の要請で全炉停止中の中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の今後につい
て「停止しておいた方がいい」との回答が調査開始以来初めて、過半数を割り込
んだ。
  一方で「どちらとも言えない」との回答は年々増加傾向にあり、市は「判断
に迷っている人が増えているのでは」と推測している。
  調査は毎年行い、16年度は4月下旬〜5月中旬に実施した。無作為で抽出
した16歳以上の市民1400人に調査票を郵送し、811人から回答を得た
(有効回収率58%)。東日本大震災を受け、11年度からは「浜岡原発の今後
についてどう思うか」とも尋ねている。
  その結果、16年度は浜岡原発を「停止しておいた方がいい」は47・4%
(前年比5・1ポイント減)、「安全が確認できれば稼働」が23・4%(同
3・2ポイント増)だった。11〜15年度は「停止」がいずれも50%を超え
ていた。他方で「どちらとも言えない」は11年度に10・7%だったが、16
年度は18・3%を占めた。
  市は、東京電力福島第1原発事故から5年が経過したことによる風化や中電
がテレビCMを流していることに触れ「市民の意識が変わってきているのかもし
れない」とした。
  牧之原市議会は11年に浜岡原発の「永久停止を求める決議」を可決。西原
茂樹市長も永久停止を求めている。


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