[CML 043341] 今日の言葉 ――アメリカでは若い層ほどアメリカ政治で長年汚れた言葉とされてきた社会主義を肯定的に捉える人が多い。やがて、サンダースの「革命」をミレニアル世代の活動家たちが担うことになる。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2016年 5月 10日 (火) 20:39:07 JST


      Blog「みずき」:サンダースの戦いは続く。この後も今日10日にウェストバージニア州で、17日にケンタッキー、オ
      レゴン両州で予備選がある。

【社会主義は21世紀において何を意味するのか】
ミレニアル世代が率いる運動は、政治家に対するアンビバレンスを払拭し始めているように見える。では、彼らは何ができ
るのか。深い欠陥をかかえたアメリカの民主制において、そもそも何が可能なのか。オキュパイ運動に参加し、サンダース
を支援する「People for Bernie」(ピープル・フォー・バーニー)を共同で立ち上げたウィニー・ウォンに言わせると、できることa
はたくさんある。(略)ウォンは、自らボランティアとして密接に関わっているサンダースの選挙運動について、アメリカの左
派に対して国家権力について真剣に考える新しい余地を切り開いたとみている。「私たちが選挙運動を始めた当初に急進
左派から受けたシニシズムは消えた」と、ウォンは言う。「それどころか、急進左派が彼から多くを学んでいる」重要なのは、
オキュパイ運動などの力によって駆り立てられたサンダースの選挙運動が、候補者たちだけでなく大衆的な規模で新しい
考え方に対する余地を生み出したことだと、ウォンは言う。

「彼とさまざまな運動のすべてが、社会主義はひどいものだという考え方を押し返した」と、ウォンは言う。「そんなことが起
こりうると誰が思っていただろうか。1960年代以降の左派の失敗は、そこに理由があった。つまり、これを効果的に成し遂
げる方法を考えつけなかったということだ」民主社会主義者という言葉が新たに受け入れられはしても、サンダースが大
統領選に勝つことはないかもしれない。そして現実として、サンダースの社会主義はユージン・V・デブスよりもニューディ
ールの「ウォーレン派」民主党員と重なる部分が大きいかもしれない。

しかし、最近の世論調査が示しているように、アメリカでは若い層ほど、アメリカ政治で長年汚れた言葉とされてきた社会
主義を肯定的に捉える人が多い。社会主義が21世紀において何を意味するのか、それを明確にして大衆化すること──ク
ライメート・ジャスティス(気候変動に関する公正)であれ、補償、ベーシック・インカム、あるいはそのすべてであれ──を、
サンダースより50歳ほど年下の世代の活動家たちが担うことになる。新しい社会主義が本当にアメリカで台頭してきたの
だとしたら、それは世界のどこにあるものとも違って見えることになるだろう。反緊縮政策を掲げて躍進したスペインの新
興政党「ポデモス」、あるいはイギリス労働党の反主流派の党首ジェレミー・コービンを取り巻く草の根勢力のように、きわ
めて地域色の強い文脈の産物となるだろう。若く、分散型で、有色人種の人々が中心に位置するオープンソースの政党
が地平線上に見えている。冒頭のニューヨーク市議のウィリアムズが言うように、サンダースが「革命のムーンショット」で
あるとするなら、現在の運動は──あらゆる困難にあらがって──火星に行く宇宙船をつくり上げようとしている。
                                         (ケイト・アロノフ ローリングストーン 2016/05/07 )


以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1919.html


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



CML メーリングリストの案内