[CML 042669] 今日の言葉(2)――ホンモノの革命とは、現体制を「根源的」に変更する体制自体を転覆させる事象です。ここまで私たちに社会主義の展望を喪失せしめた日本共産党を激しく糾弾する。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2016年 3月 25日 (金) 21:45:34 JST


      Blog「みずき」:「日本共産党は、革命党ではもはやない」とは私も同様の認識です。しかし、同党を除外して「責任を
      もって権力化し、かつ大衆化する」革命政党を構想しがたいというのももう一面の事実というべきでしょう。「本来の
      革命」政党をどうやって構築、あるいは再建しうるか。私たちの生まれ、育った「日本」という社会の根源的な変革を
      展望する者はいまその課題を負わされている、というのが私の認識でもあります。

【日本共産党は、革命党ではもはやないのです】
ホンモノの革命とは、現体制を「根源的」に変更する体制自体を転覆させる事象です。体制内で、政党が変わる自民党政権か
ら社会党とか、民主党とかとは、まるで違います。(略)革命というのは(略)根源的=ラディカルな変更です。今で言えば、1%
が富を独占し、多くの99%の民衆が貧困に陥れられ、支配されるとう資本主義という体制自体を転覆しよう、というのが革命、
ということになります。

古来、ロマンであり、希望だと思います。もちろん、このような「革命」は、現体制からは最も嫌われる事象です。犯罪とされ、さ
らには倫理的にも悪しき行為とプロパガンダされ、たとえば「アカ」とか「過激派」とかレッテルを貼られ、攻撃をされます。当然
といえば当然。「暴力革命」というレッテルも同じです。現体制だって暴力で支配をしているくせに・・・警察、刑務所、軍隊、など
いずれも拘束・監禁などを銃器等を用いて、それを「合法」と位置付けることにより暴力支配をするのが現体制です。その暴力
支配を転覆というか、奪還するわけですから、奪われる現体制からすれば「革命」は常に「暴力革命」とレッテルを貼らざるをえ
ません。「暴力」の取り合いですからね。

しかし、実際、ロシア革命の歴史から見ても、いわば軍隊が武器の向きを逆さまに変えた、ということにすぎなくて、そもそも武
装解除(=武器を持つことが非合法化されること)された民衆・労働者の階級がむき出しの流血的・暴動的な蜂起をすることは
現代の革命では考えられていないでしょう。それでも、「暴力革命」なのです、現体制からすればね。

日本共産党は、革命党ではもはやないのです。その意味では現体制から見ても「安全」だと思います。それでも、実際には、「革
命」思想は、大衆の中から消えることはありません。まして、これほど酷い時代とならば。世界中で、革命の萌芽が現れています。
もちろん、資本主義のマスメディアは取り上げません。革命とは、成就するまで「犯罪」であり、「勝てば官軍」とはまさに革命のこ
とです。永遠の反体制ではなく、責任をもって権力化し、かつ大衆化することが本来の革命です。レッテル貼りを鵜呑みにするこ
となく、よく見極めましょうね。(森川文人のブログ 2016-03-24)


以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1842.html


東本高志@大分
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