[CML 042667] 岩城法務大臣による死刑執行に抗議する NPO法人監獄人権センター

Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2016年 3月 25日 (金) 15:28:30 JST


前田 朗です。

3月25日

転送です。

岩城法務大臣による死刑執行に抗議する

2016年3月25日

NPO法人監獄人権センター

岩城光英法務大臣は,本日(3月25日)鎌田安利氏(大阪拘置所)および吉田純 
子氏(福岡拘置所)に対し,死刑を執行した。今回の執行は,昨年 10月に就 
任した岩城法務大臣による,昨年12月に続く二度目の執行である。

鎌田氏は,75歳 と高齢であり,人権団体が昨年実施したアンケートに対し「ボ 
ケがすすんでむつかしい事が分りません」と回答している。鎌田氏に対する執行 
は,「高齢者の執行に関し,より人道的なアプローチをとることを考慮すべきで 
ある」とした国連自由権規約委員会による勧告(2008年) に照らしても, 
問題があると言わざるを得ない。

吉田氏は,死刑判決確定後,再審請求を行っていたものの,昨年棄却されていた 
と伝えられている。再審請求棄却 後,更なる再審請求が行われるまでの期間を 
狙った死刑執行である可能性が高い。2014年における国連自由権規約委員会 
の勧告をはじめ, 死刑確定者およびその家族に対し,事前に予定されている死 
刑の執行日時を伝えるべきことは,繰り返し国連諸機関から求められてきたが, 
日 本政府は一顧だにしない状況が続いている。

2020年,日本は国連の第14回犯罪防止刑事司法会議(コングレス)の開催 
国となる。日本政府が,死刑制度 とその運用に対する国際社会からの勧告をこ 
とごとく無視し,死刑の執行に固執し続けることは,わが国の汚点を世界に晒す 
ことにほかならな い。今こそ日本政府は,死刑制度をめぐる上記を含めた数々 
の問題点を直視し,制度の廃止を視野にいれ,直ちに死刑制度自体の見直しを行 
う べきである。

監獄人権センターは,今回の死刑執行に強く抗議するとともに,死刑執行の停 
止,そして死刑制度廃止の政策的実 現に向け,今後も取り組んでいく決意である。

以上

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