[CML 042643] 今日の言葉 ――立憲主義すらも破壊、ぶち壊し、そして共産党に対する根も葉もないデマゴギーによって国民を誘導しようとする安倍内閣はもはやナチス政権と同様・同質のデマゴギー弾圧内閣というほかない。
higashimoto takashi
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2016年 3月 24日 (木) 11:24:54 JST
Blog「みずき」:安倍内閣の共産党を標的にしたデマゴギー答弁書決定を厳しく糾すことと共産党の「右傾化」批判とは
また別様の問題です。しかし、どちらも重要な問題です。区別しながらどちらも糾していく必要があるでしょう。
【共産党を「暴力革命」の政党とする政府答弁書はあまりに異様だ】
安倍内閣は、何と驚いたことに、「共産党は暴力革命の方針に変更はない」などというものを政府答弁として決定したというので
す。(略)一体、今の共産党の方針のどこに暴力革命路線があるというのですか。(略)一国の政府が何の根拠もなく、このよう
な「暴力革命」の方針に変更はないなどというのは、暴言のレベルを超えています。確かに、敗戦後の一時期、共産党が合法の
存在となって以降、一部が武装闘争なるものを展開したことはありましたが、それと今の共産党が一体、どのような関係にある
というのでしょうか。(略)
公安調査庁は、日本共産党を監視団体の筆頭格扱いをしていますが、これは東西冷戦下において、反体制活動を弾圧するこ
とを目的としていました。1952年に破壊活動防止法とともに公安調査庁設置法を制定し、共産党を権力の監視下に置いたわけ
です。(略)このような公安調査庁による長年の日本共産党に対する監視ですが、(略)全くもって「成果」がなかったということは、
現時点で共産党の暴力革命の証拠が得られていないことをもってしても明らかです。政府自身も国会でそのように答弁もしてい
ます。(略)安倍内閣は、この公安調査庁が日本共産党を監視対象にしていることをもって「暴力革命」の政党だなどというので
すから、その主張はあまりに異様、異常です。暴言のレベルを超えているのです。(略)
戦争前夜、ドイツでは、1933年、国会議事堂放火事件をでっち上げられ、ドイツ共産党がナチス政権によって弾圧されました。日
本でも1928年の3・15事件、1929年の4・16事件により国内の共産党勢力が弾圧されました。日本もドイツも共産党の弾圧によっ
て戦時国家体制が作られました。戦争国家に反対する勢力をまず弾圧する、これは歴史が示しています。安倍自民党のやろう
としていることは、この過去の歴史と全く同じではないですか。民共合作などと言ってみたり、当初は、民主(進)党内の保守派に
揺さぶりを掛ける戦術という見方もありましたが、それだけではないということがはっきりしました。今回の政府答弁は、国民をタ
ーゲットとしているからです。
このような不公正、好戦的な内閣は未だかつて存在していません。自民党は、野党に転落した間、谷垣総裁(当時)のもとで、王
政復古的な憲法改正草案が作られましたが、野党でいる間にすっかりと退廃し、政権復帰後は、安倍氏によって劣化に歯止め
がきかなくなりました。立憲主義すらも破壊し、一切の建前もぶち壊した、そして共産党に対する根も葉もないデマゴギーによって
国民を誘導しようとする強権姿勢は、もはや統治能力すらもないということです。安倍自民党政権の妄動に欺されてはなりません。
(弁護士 猪野 亨のブログ 2016/03/22)
以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1839.html#more
東本高志@大分
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